四半期報告書-第61期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/07 9:03
【資料】
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【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。また、当社グループは、単一の報告セグメントであり、当事業内容に関して記載しております。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済・金融政策などを背景に、円安による輸出企業の好調な業績や株高傾向が続くなど穏やかな景気回復で推移してきました。一方で、海外における諸情勢の影響の行方など、依然として先行きに不安が残る状況となっています。
当シャッター業界におきましては、民間設備投資は底堅く推移しつつも非住宅着工床面積の若干の落ち込みの影響もあり、建設業界での受注競争は激しく、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況下、当社グループは、新中期経営計画『POWER UP3』の初年度として、また、シャッター・ドア・金物の専業メーカーとして、積極的な営業活動の展開による受注確保に取り組むとともに、原価低減等を継続して実施してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における受注高は前年同四半期比0.1%増の4,581,827千円となり、売上高は前年同四半期比8.8%増の4,315,788千円、営業利益は161,047千円(前年同四半期比3,382千円増加)、経常利益は148,182千円(前年同四半期比13,958千円増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は87,638千円(前年同四半期比3,031千円増加)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて465,940千円減少し16,314,529千円となりました。
流動資産では前連結会計年度末比396,220千円減少の8,027,117千円となり、固定資産では前連結会計年度末比69,720千円減少の8,287,412千円となりました。
流動負債では前連結会計年度末比311,595千円減少の8,873,001千円となり、固定負債では前連結会計年度末比38,790千円減少の855,698千円となりました。
純資産では前連結会計年度末比115,554千円減少の6,585,828千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ30,972千円減少の1,083,035千円となりました。その主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ138,798千円増加し、327,754千円となりました。
これは主に売上債権の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ65,091千円減少し、9,933千円となりました。
これは主に固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ171,844千円増加し、348,793千円となりました。
これは主に配当金の支払いによるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、54,807千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。