有価証券報告書-第64期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
沿革
当社(形式上の存続会社)は、昭和48年6月に化学機械器具の技術サービスならびに販売を目的として、キザイサービス株式会社の商号で設立されました。
当社は、平成12年7月以降、営業活動を休止しておりましたが、平成13年1月に株式会社ジャフコが運営するジャフコ・バイアウト一号投資事業有限責任組合が当社の発行済株式総数の100%を所有し、商号をジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社に変更いたしました。
また、平成13年1月下旬から3月初旬に、当社は、実質上の存続会社であるトーカロ株式会社(旧トーカロ株式会社)の株式の公開買付を行い、その発行済株式総数の97.9%を取得いたしました。
その後、平成13年8月に当社は子会社である旧トーカロ株式会社を吸収合併すると共に、商号をトーカロ株式会社に変更いたしました。
この公開買付や合併は、旧トーカロ株式会社の経営陣が、海外重機械メーカーからの同社買収を阻止するため、同社の当時の親会社でありました日鐵商事株式会社から同社株式を買い取って独立することを目的とした、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われたものであります。
なお、合併前の当社は休眠に近い状態にあり、合併後は被合併会社である旧トーカロ株式会社の営業活動を全面的に承継いたしました。このため、合併前の状態につきましては、特段の記載がない限り実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社について記載しております。また、事業年度の記載につきましては、実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社の期数を承継しております。
(旧トーカロ株式会社の沿革)
当社は、平成12年7月以降、営業活動を休止しておりましたが、平成13年1月に株式会社ジャフコが運営するジャフコ・バイアウト一号投資事業有限責任組合が当社の発行済株式総数の100%を所有し、商号をジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社に変更いたしました。
また、平成13年1月下旬から3月初旬に、当社は、実質上の存続会社であるトーカロ株式会社(旧トーカロ株式会社)の株式の公開買付を行い、その発行済株式総数の97.9%を取得いたしました。
その後、平成13年8月に当社は子会社である旧トーカロ株式会社を吸収合併すると共に、商号をトーカロ株式会社に変更いたしました。
この公開買付や合併は、旧トーカロ株式会社の経営陣が、海外重機械メーカーからの同社買収を阻止するため、同社の当時の親会社でありました日鐵商事株式会社から同社株式を買い取って独立することを目的とした、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われたものであります。
なお、合併前の当社は休眠に近い状態にあり、合併後は被合併会社である旧トーカロ株式会社の営業活動を全面的に承継いたしました。このため、合併前の状態につきましては、特段の記載がない限り実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社について記載しております。また、事業年度の記載につきましては、実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社の期数を承継しております。
年月 | 事項 |
昭和48年6月 | 横浜市港南区において商号キザイサービス株式会社、資本金1,000万円として設立。 化学工業薬品及び化学機械器具の技術サービス並びに販売等を行う。 |
昭和58年2月 | 神奈川県横浜市磯子区へ本店を移転。 |
平成12年7月 | 営業を中止し、休眠会社となる。 |
平成12年8月 | 東京都北区へ本店を移転。 |
平成13年1月 | 株式会社ジャフコが運営するジャフコ・バイアウト一号投資事業有限責任組合の100%出資となり、商号を「ジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社」に変更、本店所在地を東京都千代田区へ移転。 |
実質上の存続会社であるトーカロ株式会社(店頭上場企業)の経営陣による同社のマネジメント・バイアウトの一環として、同社株式に対して公開買付を開始。 |
年月 | 事項 |
平成13年3月 | トーカロ株式会社の公開買付を終了。トーカロ株式会社の発行済株式総数の97.9%を保有する親会社となる。本店所在地を神戸市東灘区へ移転。 |
平成13年8月 | トーカロ株式会社を吸収合併。 商号を「トーカロ株式会社」に変更。 |
平成14年3月 | 本社および溶射技術開発研究所で「ISO 14001」の認証を取得。 |
平成15年2月 | 溶射設備増強のため明石第四工場を設置。 |
平成15年5月 | 神戸工場で「ISO 9001:2000」の認証を取得。 |
平成15年12月 | 当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。 |
平成16年9月 | 日本コーティングセンター株式会社(現、連結子会社)の全株式を取得し、子会社とする。 |
平成16年10月 | 溶射技術開発研究所を明石工場隣接地へ移転。 |
平成17年3月 | 当社株式を東京証券取引所市場第一部に上場。 |
平成17年4月 | 中華人民共和国広東省広州市に出資比率70%の現地法人、東華隆(広州)表面改質技術有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
平成17年10月 | 北九州工場で「ISO 14001」の認証を取得。 |
平成18年5月 | 日本コーティングセンター株式会社の本社および本社工場を神奈川県大和市から神奈川県座間市へ移転。 |
平成18年9月 | 名古屋工場、神戸工場、明石第三工場で「ISO 14001」の認証を取得。 |
平成18年10月 | 東華隆(広州)表面改質技術有限公司が中国当局からの営業許可を取得、操業を開始。 |
平成19年9月 | 東京工場、水島工場で「ISO 14001」の認証を取得。 |
平成20年11月 | 名古屋工場で「JIS Q 9100」の認証を取得。 |
平成21年9月 | 明石工場で「ISO 14001」の認証を取得。 |
平成22年9月 | 明石第三工場を明石工場に移転、統合。 |
平成23年5月 | 中華人民共和国江蘇省昆山市に出資比率90%の現地法人、東賀隆(昆山)電子有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
平成23年6月 | 中華民国(台湾)台南市に出資比率50%の現地法人、漢泰国際電子股份有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
平成23年7月 | 宮城県黒川郡大郷町に宮城技術サービスセンターを設置。 |
平成26年3月 | 名古屋工場で「Nadcap」の認証を取得。 |
平成26年8月 | 神戸工場を神戸市東灘区から神戸市西区へ移転。 |
(旧トーカロ株式会社の沿革)
年月 | 事項 |
昭和26年7月 | 神戸市東灘区に、資本金1百万円をもって、東洋カロライジング工業株式会社を設立、カロライズ加工・販売を開始し、同時に神戸工場を設置。 |
昭和33年3月 | 金属溶射分野の研究開始。 |
昭和34年11月 | 千葉県船橋市に東京工場を設置。 |
昭和35年10月 | 金属溶射部門の本格的営業を開始。 |
昭和44年11月 | 北九州市小倉区(現、小倉南区)に小倉工場を設置。 |
昭和48年8月 | 岡山県倉敷市に水島工場を設置。 |
昭和49年8月 | 神戸工場に溶射、機械設備を増設。 |
昭和50年11月 | 神戸工場にTDプロセス工場を新設。 |
昭和51年3月 | 東京工場にTDプロセス工場を新設。 |
昭和55年4月 | 名古屋市緑区に名古屋工場を設置。 |
昭和55年7月 | 神戸工場にZACコーティング法の技術をアメリカのカマンサイエンシズコーポレーションより導入。 |
昭和55年9月 | 大阪府豊中市に豊中工場を設置。 |
昭和56年9月 | 「トーカロ株式会社」に商号変更。 |
昭和57年7月 | 兵庫県明石市に明石工場を設置。 |
昭和58年10月 | 豊中工場を閉鎖し、神戸工場に集約。 |
平成元年4月 | 兵庫県明石市に明石工場の機械加工専用工場として、製造部機械課分工場(明石第二工場)を設置。 |
平成3年3月 | 兵庫県明石市に明石工場のPTA処理加工専用工場として、明石第三工場を設置。 |
平成4年1月 | 神戸工場のPTA設備を明石第三工場へ移転。 |
平成5年10月 | 明石工場に隣接する土地・建物を賃借し、新溶射技術の開発を開始。 |
平成8年2月 | 本社社屋を新築完成。 |
平成8年10月 | 当社株式を店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録。 |
平成9年7月 | 福岡県京都郡苅田町に小倉第二工場を設置。(現、北九州工場) |
平成10年6月 | 明石工場事務所棟を新設。 |
平成10年7月 | 小倉第二工場で「ISO 9002」認証を取得。(現、北九州工場) |
平成10年9月 | 東京工場パウダー溶射棟の改築。 |
平成11年5月 | 東京工場で「ISO 9002」認証を取得。 |
平成11年10月 | 明石工場で「ISO 9002」認証を取得。 |
平成12年9月 | 小倉第二工場に溶射工場棟を増設。(現、北九州工場) |
平成13年8月 | ジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社に吸収合併。店頭登録廃止。 |