有価証券報告書-第71期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、景気は緩やかな回復基調でありましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により、景気が急速に悪化する等、経済活動は大きく制限され、世界経済全体へ波及しております。一部で経済に持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見通せず、依然として極めて厳しい状況に推移し、先行きに対する不透明感が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、取引先に対し受注獲得の取り組みを強化し、開発力の向上と高付加価値製品の供給に努めるとともに、全社で生産効率の向上、製造原価の低減、一層のコスト削減に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度における財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億40百万円減少し、179億64百万円となりました。
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ57百万円減少し、27億24百万円となりました。
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7億83百万円減少し、152億39百万円となりました。
ロ.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高82億76百万円(前期比15.3%減)となりました。利益面につきましては、生産効率の向上、固定費の低減等のコスト削減に努めましたが、売上高の減少等により、営業利益72百万円(同30.7%減)、経常利益64百万円(同65.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりゴルフ市場が低迷する中、企画開発力を高め品質の向上を図るとともに、新たに営業体制を強化し営業力を高め、受注獲得に努めました。
また、更なる生産効率の向上や製造コストの低減が進んだこと等により、売上高37億60百万円(前期比10.5%増)、営業利益4億50百万円(前期は3億3百万円の営業損失)となりました。
(メタルスリーブ事業)
メタルスリーブ事業につきましては、高機能製品の開発・提案や新分野・新規販路の開拓に努めるとともに、生産性の向上・合理化、製造原価の低減を進める中、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少し、取引先の在庫調整等から受注数が減少したこと等により、売上高7億66百万円(前期比31.3%減)、営業損失53百万円(前期は1億90百万円の営業利益)となりました。
(鍛造事業)
鍛造事業につきましては、前年からのタイ国自動車産業の伸び悩みに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、取引先の一時的な操業停止等から生産数が大幅に減少しました。一部で徐々に回復の兆しもみられる中、主要取引先との関係の強化に努め、積極的な営業活動と新規販路の開拓に取り組むとともに、生産性の向上、生産体制の効率化等のコストの削減に努めましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、売上高37億49百万円(前期比28.6%減)、営業利益1億13百万円(前期比82.1%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億99百万円の収入となりました。この主な要因は、減価償却費9億円及び仕入債務の増加1億56百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、8億28百万円の支出となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出6億38百万円及び投資有価証券の取得による支出2億69百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2億59百万円の支出となりました。この主な要因は、配当金の支払額1億32百万円及び長期借入金の返済による支出1億円等によるものであります。
この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は60億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億42百万円減少いたしました。
③生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ハ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
イ.資産の部
当連結会計年度末における資産合計は、179億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億40百万円減少いたしました。
流動資産は102億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億51百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。
固定資産は76億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億88百万円減少いたしました。建物及び構築物、機械装置及び運搬具が減少したこと等によるものであります。
ロ.負債の部
当連結会計年度末における負債合計は、27億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少いたしました。
流動負債は14億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ45百万円増加いたしました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が増加したこと等によるものであります。
固定負債は12億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億3百万円減少いたしました。この主な要因は、長期借入金が減少したこと等によるものであります。
ハ.純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、152億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億83百万円減少いたしました。この主な要因は、為替換算調整勘定が減少したこと等によるものであります。
2)経営成績
当連結会計年度の業績は、一部で徐々に受注が回復しつつありますが、新型コロナウイルス感染症の影響による受注の大幅な減少等により、売上高は82億76百万円(前期比15.3%減)となりました。利益面につきましては、生産効率の向上、固定費の低減等のコスト削減に努めましたが、売上高の減少等により、営業利益72百万円(同30.7%減)、経常利益64百万円(同65.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
イ.売上高
ゴルフ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりゴルフ市場が低迷する中、企画開発力を高め品質の向上を図るとともに、新たに営業体制を強化し営業力を高め、受注獲得に努めることで、売上高は37億60百万円(前期比10.5%増)となりました。
メタルスリーブ事業につきましては、高機能製品の開発・提案や新分野・新規販路の開拓に努める中、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少し、取引先の在庫調整等から受注数が減少したこと等により、売上高は7億66百万円(前期比31.3%減)となりました。
鍛造事業につきましては、前年からのタイ国自動車産業の伸び悩みに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、取引先の一時的な操業停止等から生産数が大幅に減少しました。一部で徐々に回復の兆しもみられる中、主要取引先との関係の強化に努め、積極的な営業活動と新規販路の開拓に取り組みましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、売上高は37億49百万円(前期比28.6%減)となりました。
ロ.営業利益
ゴルフ事業につきましては、更なる生産効率の向上や製造コストの低減が進んだこと等により、営業利益は4億50百万円(前年同期は3億3百万円の営業損失)となりました。
メタルスリーブ事業につきましては、生産性の向上・合理化、製造原価の低減を進めましたが、売上高が減少したこと等により、営業損失53百万円(前年同期は1億90百万円の営業利益)となりました。
鍛造事業につきましては、生産性の向上、生産体制の効率化等のコストの削減に努めましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、営業利益は1億13百万円(前期比82.1%減)となりました。
ハ.営業外損益、経常利益
営業外損益、経常利益につきましては、営業利益が上記のとおり推移したこと等により、経常利益は64百万円(同65.2%減)となりました。
ニ.親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、売上高が減少し、営業利益、経常利益が上記のとおり推移したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
イ.資金需要
当社グループの資金需要は、主に生産活動のための原材料費、労務費、販売費及び一般管理費に係る運転資金、事業拡大及び生産性の向上のための設備投資資金等であります。
ロ.財務政策
当社グループの事業活動拡大のため、安定的な資金調達手段の確保及び運転資金の効率的な調達を行うことを目的として、単独の金融機関との間で15億円のコミットメントラインを更新しております。
また、資金の効率的な運用及び金融費用の削減を図るため、当社のグループ会社間での資金調達を一部行っております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、当連結会計年度の収入・費用等の報告数値に影響を与える見積り等は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。しかしながら、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による会計上の見積りへの影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営基盤の強化を図り、安定的な収益の確保と効率化を目指した経営を行うことで、企業価値の向上を努めてまいります。
なお、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、連結営業利益率10%以上の継続的な実現を目指しており、当連結会計年度における連結営業利益率は0.9%(前期比0.2ポイント低下)であり、引き続き連結営業利益率の向上に取り組んでまいります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、景気は緩やかな回復基調でありましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により、景気が急速に悪化する等、経済活動は大きく制限され、世界経済全体へ波及しております。一部で経済に持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見通せず、依然として極めて厳しい状況に推移し、先行きに対する不透明感が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、取引先に対し受注獲得の取り組みを強化し、開発力の向上と高付加価値製品の供給に努めるとともに、全社で生産効率の向上、製造原価の低減、一層のコスト削減に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度における財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億40百万円減少し、179億64百万円となりました。
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ57百万円減少し、27億24百万円となりました。
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7億83百万円減少し、152億39百万円となりました。
ロ.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高82億76百万円(前期比15.3%減)となりました。利益面につきましては、生産効率の向上、固定費の低減等のコスト削減に努めましたが、売上高の減少等により、営業利益72百万円(同30.7%減)、経常利益64百万円(同65.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりゴルフ市場が低迷する中、企画開発力を高め品質の向上を図るとともに、新たに営業体制を強化し営業力を高め、受注獲得に努めました。
また、更なる生産効率の向上や製造コストの低減が進んだこと等により、売上高37億60百万円(前期比10.5%増)、営業利益4億50百万円(前期は3億3百万円の営業損失)となりました。
(メタルスリーブ事業)
メタルスリーブ事業につきましては、高機能製品の開発・提案や新分野・新規販路の開拓に努めるとともに、生産性の向上・合理化、製造原価の低減を進める中、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少し、取引先の在庫調整等から受注数が減少したこと等により、売上高7億66百万円(前期比31.3%減)、営業損失53百万円(前期は1億90百万円の営業利益)となりました。
(鍛造事業)
鍛造事業につきましては、前年からのタイ国自動車産業の伸び悩みに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、取引先の一時的な操業停止等から生産数が大幅に減少しました。一部で徐々に回復の兆しもみられる中、主要取引先との関係の強化に努め、積極的な営業活動と新規販路の開拓に取り組むとともに、生産性の向上、生産体制の効率化等のコストの削減に努めましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、売上高37億49百万円(前期比28.6%減)、営業利益1億13百万円(前期比82.1%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億99百万円の収入となりました。この主な要因は、減価償却費9億円及び仕入債務の増加1億56百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、8億28百万円の支出となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出6億38百万円及び投資有価証券の取得による支出2億69百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2億59百万円の支出となりました。この主な要因は、配当金の支払額1億32百万円及び長期借入金の返済による支出1億円等によるものであります。
この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は60億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億42百万円減少いたしました。
③生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 前年同期比(%) | |
| ゴルフ事業(千円) | 3,832,864 | 119.8 | |
| メタルスリーブ事業(千円) | 710,406 | 60.8 | |
| 鍛造事業(千円) | 3,722,861 | 71.1 | |
| 合計(千円) | 8,266,132 | 86.1 | |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||||
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) | ||
| ゴルフ事業 | 4,304,184 | 128.1 | 1,124,867 | 193.4 | |
| メタルスリーブ事業 | 733,748 | 70.4 | 111,554 | 158.2 | |
| 鍛造事業 | 3,750,355 | 72.0 | 454,414 | 111.6 | |
| 合計 | 8,788,288 | 91.4 | 1,690,835 | 159.6 | |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ハ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 前年同期比(%) | |
| ゴルフ事業(千円) | 3,760,864 | 110.5 | |
| メタルスリーブ事業(千円) | 766,295 | 68.7 | |
| 鍛造事業(千円) | 3,749,240 | 71.4 | |
| 合計(千円) | 8,276,401 | 84.7 | |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 住友ゴム工業㈱ | 815,170 | 8.3 | 1,283,555 | 15.5 |
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
イ.資産の部
当連結会計年度末における資産合計は、179億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億40百万円減少いたしました。
流動資産は102億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億51百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。
固定資産は76億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億88百万円減少いたしました。建物及び構築物、機械装置及び運搬具が減少したこと等によるものであります。
ロ.負債の部
当連結会計年度末における負債合計は、27億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少いたしました。
流動負債は14億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ45百万円増加いたしました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が増加したこと等によるものであります。
固定負債は12億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億3百万円減少いたしました。この主な要因は、長期借入金が減少したこと等によるものであります。
ハ.純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、152億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億83百万円減少いたしました。この主な要因は、為替換算調整勘定が減少したこと等によるものであります。
2)経営成績
当連結会計年度の業績は、一部で徐々に受注が回復しつつありますが、新型コロナウイルス感染症の影響による受注の大幅な減少等により、売上高は82億76百万円(前期比15.3%減)となりました。利益面につきましては、生産効率の向上、固定費の低減等のコスト削減に努めましたが、売上高の減少等により、営業利益72百万円(同30.7%減)、経常利益64百万円(同65.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
イ.売上高
ゴルフ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりゴルフ市場が低迷する中、企画開発力を高め品質の向上を図るとともに、新たに営業体制を強化し営業力を高め、受注獲得に努めることで、売上高は37億60百万円(前期比10.5%増)となりました。
メタルスリーブ事業につきましては、高機能製品の開発・提案や新分野・新規販路の開拓に努める中、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少し、取引先の在庫調整等から受注数が減少したこと等により、売上高は7億66百万円(前期比31.3%減)となりました。
鍛造事業につきましては、前年からのタイ国自動車産業の伸び悩みに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、取引先の一時的な操業停止等から生産数が大幅に減少しました。一部で徐々に回復の兆しもみられる中、主要取引先との関係の強化に努め、積極的な営業活動と新規販路の開拓に取り組みましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、売上高は37億49百万円(前期比28.6%減)となりました。
ロ.営業利益
ゴルフ事業につきましては、更なる生産効率の向上や製造コストの低減が進んだこと等により、営業利益は4億50百万円(前年同期は3億3百万円の営業損失)となりました。
メタルスリーブ事業につきましては、生産性の向上・合理化、製造原価の低減を進めましたが、売上高が減少したこと等により、営業損失53百万円(前年同期は1億90百万円の営業利益)となりました。
鍛造事業につきましては、生産性の向上、生産体制の効率化等のコストの削減に努めましたが、受注数が大幅に減少したこと等により、営業利益は1億13百万円(前期比82.1%減)となりました。
ハ.営業外損益、経常利益
営業外損益、経常利益につきましては、営業利益が上記のとおり推移したこと等により、経常利益は64百万円(同65.2%減)となりました。
ニ.親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、売上高が減少し、営業利益、経常利益が上記のとおり推移したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失88百万円(前期は2億65百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
イ.資金需要
当社グループの資金需要は、主に生産活動のための原材料費、労務費、販売費及び一般管理費に係る運転資金、事業拡大及び生産性の向上のための設備投資資金等であります。
ロ.財務政策
当社グループの事業活動拡大のため、安定的な資金調達手段の確保及び運転資金の効率的な調達を行うことを目的として、単独の金融機関との間で15億円のコミットメントラインを更新しております。
また、資金の効率的な運用及び金融費用の削減を図るため、当社のグループ会社間での資金調達を一部行っております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、当連結会計年度の収入・費用等の報告数値に影響を与える見積り等は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。しかしながら、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による会計上の見積りへの影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営基盤の強化を図り、安定的な収益の確保と効率化を目指した経営を行うことで、企業価値の向上を努めてまいります。
なお、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、連結営業利益率10%以上の継続的な実現を目指しており、当連結会計年度における連結営業利益率は0.9%(前期比0.2ポイント低下)であり、引き続き連結営業利益率の向上に取り組んでまいります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。