有価証券報告書-第123期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 13:05
【資料】
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【項目】
146項目

研究開発活動

当社グループは、当社グループの主力製品である舶用内燃機関の性能向上、製品ラインナップの拡充を通じて、競争力を強化し、他社との差別化を実現してきております。また、中長期の将来を見据えた取り組みとして、持続可能な社会を実現するべく、舶用内燃機関の燃料を、従来の重油から、カーボンフリー燃料へと代替することで、温室効果ガスを削減し、脱炭素社会を実現するための取り組みなどを進めております。これらの具体的な内容は、以下の通りで、当連結会計年度の研究開発費の総額は、466,781千円です。
① 短期レンジ
1)環境規制(TierⅢ)対応ビジネス展開
・EGR/SCRシステムシリーズ化
2)競争力強化、ラインナップ拡充
・LSJ機関(MGO専焼機関)、LSH機関
② 中長期レンジ
1)将来的代替燃料
・脱炭素・カーボンフリー燃料への置換
2)次世代対応型新エンジン
・高Pme低燃費エンジンの開発
・自律化・自動運転技術の開発
・IoT、AIの活用、船舶ビックデータの活用
・デジタルツイン構築への取り組み
・状態監視の高度化、CBM(Condition Based Maintenance)実現