有価証券報告書-第56期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)
A.売上高の拡大について
当社の主力製品であるPCBドリルは約50年の歴史を経て大きな転換点にきています。主な仕向先がデジタル・モ
バイル関連から車載、高速通信関連に変わろうとしているのです。これらの業界は、耐久性・信頼性をこれまで以上
に求める業界で、加えて厳しいコスト対応力も求められます。
PCBドリルでの浸透を足がかりに超硬エンドミルでも、これらの業界が有望であると見ています。当社の得意と
する品質・技術での差別化に敏感で、良いモノを良いモノとして評価していただける業界だと思っています。このよ
うな動きに遅れることなく、製品展開を図り業績の向上を果たしていきたいと思います。なお、製品ごとの課題は以
下の通りであります。
A-1.PCBドリルの拡販について
お客様はコスト低減を望んでおり、当社の開発テーマもコーティングや形状開発による長寿命化になりつつ
あります。競合他社に先がけてこれらの新製品を市場投入した当社の製品群は、先行メリットを生かしつつ、 刈取り時期に入ってきましたので、積極的な提案営業を展開したいと思っております。
重点市場は、引続き日本、台湾、中国になります。既にこれらの地区に工場を配置し情報収集の拠点として
おりますが、近年、日本製の高付加価値品需要が増えてきています。最先端開発拠点を日本とする考え方に変
更はありませんが、海外工場での生産品目、産出量および在庫融通などの新たな課題に取組みつつあるところ
です。グループ全体を通した組織づくりや情報共有システムの構築などを進め対処していく所存です。
A-2.超硬エンドミルの拡販について
この製品については実績づくりを重視すべき時期と考えております。PCBドリルよりもチャンスが多く、 成長性も高い分野でありますが、最先端技術を必要とする日本の需要にしっかり取組んでいくかたちでノウハ
ウを積上げていきたいと考えております。試用機会や露出機会を増やすため、展示会出展、迅速な試作品・特
殊品対応が必要で、それを可能にする能力増強、品揃えの拡充などを図ってまいります。
超硬エンドミル需要は世界各地に広がっています。全世界展開には未だ課題が多く、早急に解決できるもの
ではありませんが、PCBドリルでのビジネスモデル(品質・技術による差別化)をそのままに妥協せず対応
していくつもりです。なお、この分野では、外部者の協力なども積極的に取込んでいきたいと考えておりま
す。
B.利益率の改善について
利益率の改善についても成果をあげていきたいと考えております。PCBドリルのみならず、超硬エンドミルの成
長も図りつつ、さらに初の個人様向け製品の展開も本格化させていく計画を進めておりますが、経営資源の再配分や
規模の拡大が必要な時期になってまいりました。当社の利益の源泉は人であり、内製の機械にあると思っています。
56期は、久々に従業員を多く増やしました。活気のある社風の維持のため育成制度なども改善させていきたいと考え
ています。その他、内製機械の充実を果たすべく大型の設備投資や機械設備の早期立上げなどを進めていく所存で
す。当面、準備段階にある製品群が多く、利益率の改善に早期の成果が出しにくい時期にあると覚悟しております
が、中期的な目標である「売上高営業利益率20%台定着」に近づけるよう各種対策を講じてまいる所存であります。
当社の主力製品であるPCBドリルは約50年の歴史を経て大きな転換点にきています。主な仕向先がデジタル・モ
バイル関連から車載、高速通信関連に変わろうとしているのです。これらの業界は、耐久性・信頼性をこれまで以上
に求める業界で、加えて厳しいコスト対応力も求められます。
PCBドリルでの浸透を足がかりに超硬エンドミルでも、これらの業界が有望であると見ています。当社の得意と
する品質・技術での差別化に敏感で、良いモノを良いモノとして評価していただける業界だと思っています。このよ
うな動きに遅れることなく、製品展開を図り業績の向上を果たしていきたいと思います。なお、製品ごとの課題は以
下の通りであります。
A-1.PCBドリルの拡販について
お客様はコスト低減を望んでおり、当社の開発テーマもコーティングや形状開発による長寿命化になりつつ
あります。競合他社に先がけてこれらの新製品を市場投入した当社の製品群は、先行メリットを生かしつつ、 刈取り時期に入ってきましたので、積極的な提案営業を展開したいと思っております。
重点市場は、引続き日本、台湾、中国になります。既にこれらの地区に工場を配置し情報収集の拠点として
おりますが、近年、日本製の高付加価値品需要が増えてきています。最先端開発拠点を日本とする考え方に変
更はありませんが、海外工場での生産品目、産出量および在庫融通などの新たな課題に取組みつつあるところ
です。グループ全体を通した組織づくりや情報共有システムの構築などを進め対処していく所存です。
A-2.超硬エンドミルの拡販について
この製品については実績づくりを重視すべき時期と考えております。PCBドリルよりもチャンスが多く、 成長性も高い分野でありますが、最先端技術を必要とする日本の需要にしっかり取組んでいくかたちでノウハ
ウを積上げていきたいと考えております。試用機会や露出機会を増やすため、展示会出展、迅速な試作品・特
殊品対応が必要で、それを可能にする能力増強、品揃えの拡充などを図ってまいります。
超硬エンドミル需要は世界各地に広がっています。全世界展開には未だ課題が多く、早急に解決できるもの
ではありませんが、PCBドリルでのビジネスモデル(品質・技術による差別化)をそのままに妥協せず対応
していくつもりです。なお、この分野では、外部者の協力なども積極的に取込んでいきたいと考えておりま
す。
B.利益率の改善について
利益率の改善についても成果をあげていきたいと考えております。PCBドリルのみならず、超硬エンドミルの成
長も図りつつ、さらに初の個人様向け製品の展開も本格化させていく計画を進めておりますが、経営資源の再配分や
規模の拡大が必要な時期になってまいりました。当社の利益の源泉は人であり、内製の機械にあると思っています。
56期は、久々に従業員を多く増やしました。活気のある社風の維持のため育成制度なども改善させていきたいと考え
ています。その他、内製機械の充実を果たすべく大型の設備投資や機械設備の早期立上げなどを進めていく所存で
す。当面、準備段階にある製品群が多く、利益率の改善に早期の成果が出しにくい時期にあると覚悟しております
が、中期的な目標である「売上高営業利益率20%台定着」に近づけるよう各種対策を講じてまいる所存であります。