四半期報告書-第46期第3四半期(平成28年12月1日-平成29年2月28日)

【提出】
2017/04/14 15:08
【資料】
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【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、中国及びその他新興国の経済が減速する中、国内の個人消費や輸出の一部に持ち直しの兆しが見られ、製造業の生産活動は活発化しつつあり、一方、英国のEU離脱、米国新政権の政策、韓国大統領の罷免等の政情不安が顕在化するなど、総じて予断を許さない状況であります。
このような状況の下、当社グループは「お客様視点のものづくり」を基本原点に、新製品開発の促進、提案営業の展開、保守サービスの充実、付加価値の改善等に積極的に取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,663百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は363百万円(前年同期比17.2%減)、経常利益は372百万円(前年同期比15.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は232百万円(前年同期比16.4%減)となりました。
品目別売上高につきましては、形鋼加工機は2,414百万円(前年同期比2.4%増)、丸鋸切断機(注)は403百万円(前年同期比20.7%減)、金型は298百万円(前年同期比6.2%増)、受託事業・その他は123百万円(前年同期比1.5%増)、部品は363百万円(前年同期比8.5%増)、サービスは60百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
なお、当社グループの事業は工作機械関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(注) 第1四半期連結会計期間より、品目別名称を「丸鋸盤」から「丸鋸切断機」に変更しております。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は5,986百万円となり、前連結会計年度末に比べ236百万円増加となりました。
これは、主に受取手形及び売掛金が338百万円、固定資産が129百万円増加したこと、また現金及び預金が203百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は3,392百万円となり、前連結会計年度末に比べ17百万円増加となりました。
これは、主に支払手形及び買掛金が75百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が350百万円増加したこと、また短期借入金が190百万円、未払法人税等が191百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は2,594百万円となり、前連結会計年度末に比べ218百万円増加となりました。
これは、主に利益剰余金が186百万円、その他有価証券評価差額金が16百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費はありません。