有価証券報告書-第118期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 15:54
【資料】
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【項目】
147項目
※4 減損損失
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、以下の資産について減損損失を計上しております。
用途場所種類金額
(百万円)
その他アメリカ合衆国ノースカロライナ州のれん12,964
事業用顧客関連資産10,589
23,554

(経緯)
フィルタ・クリーン機器等の製造及び販売を行う連結子会社であるフランダース ホールディングス エルエルシーにおいて、出資金を取得した際に超過収益力を前提にしたのれん及び顧客関連資産を計上しておりました。しかし、同社が手掛ける事業は、買収当初策定した事業計画を下回って推移している状況であるため、生産体制及び営業体制の強化を図り、中期的な事業計画を保守的に見直した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識しております。
(グルーピングの方法)
事業の種類を単位としてグルーピングを行っております。また、将来の使用が見込まれていない遊休資産については、個々の物件単位でグルーピングを行っております。
(回収可能価額の算定方法等)
回収可能価額については、使用価値により算定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込めない資産については、回収可能価額を零とし、それ以外については将来キャッシュ・フローを8.8%で割り引いて評価しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
当社グループは、以下の資産について減損損失を計上しております。
用途場所種類金額
(百万円)
事業用ドイツ連邦共和国フランクフルト市機械装置及び運搬具225

(経緯)
上記の事業用資産については、欧州域のFガス規制等による環境変化に伴い生産停止が予定されているため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識しております。
(グルーピングの方法)
事業の種類を単位としてグルーピングを行っております。また、生産停止予定資産については、個々の物件単位でグルーピングを行っております。
(回収可能価額の算定方法等)
回収可能価額については、使用価値により算定しておりますが、割引率については使用見込期間が短いため考慮しておりません。