四半期報告書-第107期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/11 9:18
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日)の連結業績は、機械・プラント事業が堅調に推移した一方で、物流システム事業における大型案件が減少したことにより、売上高は103億94百万円(前年同四半期比0.1%減)、営業利益は主に物流システム事業における売上減少に伴う収益性の低下により7億99百万円(同9.9%減)となりました。経常利益は前年同四半期に計上した為替差益が為替差損に転じたことなどにより9億50百万円(同21.8%減)、四半期純利益は5億33百万円(同31.6%減)となりました。
セグメントの業績は次の通りであります。
① 機械・プラント事業
既受注の海外の大型LNGタンク新設工事や国内補修工事案件が順調に進捗した結果、当事業の売上高は63億45百万円(前年同四半期比22.5%増)となりました。また、海外工事案件における採算性の向上により、営業利益は9億76百万円(同54.4%増)となりました。
② 物流システム事業
流通業向けの新センター庫内搬送設備等を中心として売上計上されましたが、前期の受注低迷の影響や大型案件の売上計上が第2四半期以降に集中しているため、当事業の売上高は23億67百万円(前年同四半期比39.2%減)となりました。利益面では、小規模案件における収益性が改善されたものの売上減少により、営業損失2億円(前年同四半期は営業利益1億90百万円)となりました。
③ その他
上記に属さないその他の事業は、それぞれの事業特性に応じ業績の向上に注力した結果、売上高は16億81百万円(前年同四半期比26.1%増)、営業利益は1億50百万円(同25.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて24億46百万円減少し、520億68百万円となりました。これは、主に自己株式の取得や配当金の支払い等で当社の現金及び預金が減少したことによるものです。負債は、前連結会計年度末に比べて16億96百万円減少し、190億28百万円となりました。これは、主に当社の前受金が減少したことによるものです。純資産は、自己株式を取得したこと等により前連結会計年度末に比べ7億50百万円減少し、330億39百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、49百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。