有価証券報告書-第84期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/31 9:51
【資料】
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【項目】
150項目
(3)サステナビリティ課題等に関する当社グループのリスク管理
[サステナビリティ課題に関連するリスク・機会を識別・評価・管理するプロセスとリスク管理全体への統合]
サステナビリティ委員会は、当社のリスク管理全体のプロセスにおいて、気候変動、人的資本、人権、サイバーセキュリティなどサステナビリティ課題のリスクと機会ならびにサステナビリティ課題以外のリスクと機会を対象として、識別、評価、管理を行います。すなわち、当社においては、気候関連リスク・機会を含むサステナビリティ課題に関連するリスク・機会の識別、評価、管理は、リスクおよび機会の全般を識別等するためのプロセスで統合的に実施されることとしています。以下、当期における本プロセスの流れを時系列で説明します。
≪前期第3四半期・第4四半期≫
■ 当期サステナビリティ課題等の識別・評価
サステナビリティ推進室は各種専門委員会および関係部署(「各種専門委員会等」)と連携し、サステナビリティ課題関連のリスク・機会を巡る社会情勢等を踏まえ、当社グループの存在意義およびマテリアリティならびに中期経営計画および業績目標等を考慮して、サステナビリティ課題関連のリスク・機会およびこれら以外の事業等のリスクも網羅的包括的に対象として、当期における重要なサステナビリティ課題等の候補を識別、評価。
・リスクと機会の識別は、社会的に関心の高いサステナビリティ課題を含む100個超の例示リスクを列挙する所定のリスク評価シートを使って実施しました。なお、これらの例示リスクは毎年の更新に努めます。
・リスクと機会の評価は、4段階の財務的人的な影響度×4段階の発生頻度のマトリックス表を使用し、リスクと機会が財務的または人的に及ぼす影響度とその発生頻度の2軸で相対的かつ定量的または定性的に判断しました。
≪当期第1四半期・第2四半期≫
■ 当期サステナビリティ課題等の識別・評価の決定および前期の活動成果の報告
・当期第1四半期に開催された第1回サステナビリティ委員会において、サステナビリティ推進室から上程されたサステナビリティ課題等(候補)について、サステナビリティ課題関連のリスク・機会を巡る社会情勢等を踏まえ、当社グループの存在意義、マテリアリティならびに中期経営計画等を考慮して、当期に取り組むべきものとして、10個のサステナビリティ課題等を決定しました。
・また、当期第1四半期に開催された第1回サステナビリティ委員会では前期の活動成果もあわせて報告しました。
■ 当期サステナビリティ課題等の対策策定
各種専門委員会等は、第1回サステナビリティ委員会が決定した当期に取り組むべきサステナビリティ課題等について、当該課題等の経営の及ぼす重要性、実効的な対策遂行の現実的可能性、政府による公共政策の有無・程度、投下する経営資源(人材、時間、費用)などを考慮し、これらを実効的に管理するための対策と具体的行動案を策定。
≪当期第2四半期~第4四半期≫
■ 当期の活動成果の進捗報告
・各種専門委員会等は、当期のサステナビリティ課題等に関する具体的行動計画について、その進捗状況を第2回、第3回および第4回のサステナビリティ委員会に報告します。
・サステナビリティ委員会は、第3四半期、サステナビリティ課題等の進捗を取締役会に対し報告しました。
こうしたプロセスを経て当期に選定したサステナビリティ課題等について、本有価証券報告書提出日におけるリスク評価と成果の概要を表3に記載します。
表3≪当期選定したサステナビリティ課題等の期末リスク評価と成果≫
マテリアリティサステナビリティ課題等影響度
(1~4)
発生頻度
(1~4)
リスク量
(HH⦆ HM ⦆MM)
成果(抜粋)
① イノベーションを通じた顧客の課題解決◆ 気候変動による低・脱炭素社会への移行に対する事業対応インダストリアル事業42HH・液化水素ステーション(後記注15)
・水素・アンモニア分野(後記注16)
航空宇宙事業32MM・eVTOLの部品分野
(後記注18)
メディカル事業11MM・血液透析関連製品製造の国内基幹工場の消費電力全量の実質再生可能エネルギー100%化へ(後記注10)
② 環境負荷低減の取り組み◆ グループ全体のGHGの計画的、継続的な削減22MM・移行計画(後記)
・温室効果ガス排出量削減に関する指標及び目標(後記)
③ 安全・安心な製品づくり◆ 設計品質(製品設計/工程設計)の向上33MM
④ サプライチェーンマネジメントの強化◆ 血液透析消耗品のサプライチェーン確保22MM
◆ 民間航空機部品のサプライチェーン分断のリスク回避33MM
⑤ 人材活躍の最大化◆ 「人的資本」施策の計画的な遂行34HH・人的資本(後記)
⑥ リスクマネジメントの強化◆ 災害時の本社中枢機能確保(BCP体制)43HH
◆ サイバーセキュリティ経営への対応33MM・その他の重要なサステナビリティ課題
(後記)
◆ ビジネスと人権33MM
⑦ 財務体質の強化◆ 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応34HH

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