四半期報告書-第74期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

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2020/02/13 9:22
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有報資料

当第3四半期連結会計期間における、経営上の重要な契約等の決定又は締結等は以下のとおりで
あります。
(エイブリック株式会社の株式取得に係る株式譲渡契約の締結について)
当社は、2019年12月17日付の取締役会決議により、以下のとおり、エイブリック株式会社(以下、「エイブリック」)の株式を取得し(以下、「本株式取得」)、子会社化することについて決定し、2019年12月17日付で株式会社日本政策投資銀行及びセイコーインスツル株式会社と本株式取得に係る株式譲渡契約(以下、「本株式譲渡契約」)を締結いたしました。
1. 株式の取得の理由
当社は、超精密加工技術や大量生産技術等の当社の強みを発揮でき、且つ簡単に無くならない製品をコア事業「8本槍」として位置付けると共に、これらを相合(そうごう=相い合わせる)することにより新たな価値をお客様に提供していくことを基本戦略としております。アナログ半導体はこの8本槍の一つであり、当社がフォーカスする事業エリアであるIoTの出入口の重要部品でもあることから、製品ポートフォリオの充実と新たなアプリケーション市場への参入を通してさらなる事業拡大を志向しております。
エイブリックは、時計関連技術をベースに民生用のボルテージレギュレータ/ボルテージディテクタ・リチウムイオン電池保護IC、車載用のEEPROM*1、医療機器用の超音波イメージング用IC等、アナログICを中心に低消費電流、低電圧動作、超小型パッケージ技術を活かした特徴のある製品群を多数有する半導体メーカーです。また、車載機器、医療機器、IoT・ウェアラブル機器*2等の今後も成長が見込まれる市場において継続的なデザインウィン*3を実現しております。
エイブリックと当社は、足りない分野を相互に補完しあえる製品ポートフォリオを有しており、本株式取得により多様なシナジー効果の発揮が可能となります。研究開発の面では、両社の高い技術の融合によりさらなる高性能・高品質製品の開発・製造が可能となるとともに、ものづくりの面では、両社の前工程・後工程工場での相互生産と生産技術・ノウハウの横展開により品質・生産性の向上とBCP*4対応力の強化が図れます。さらには、当社グループとエイブリックの販路の相互活用、エイブリックによる当社他事業部が所有する知見の新製品開発への応用等、半導体分野に限定されないシナジー効果の創出も期待できます。
当社は、本株式取得を通じて、産業・住設機器市場向けに加えて医療機器向けの高付加価値製品の拡販、カーインフォテインメント*5市場でのシェア拡大への取り組みを一層強化し、当社の半導体事業の規模拡大とアナログ半導体市場での地位向上により、日本の半導体産業の再成長に寄与してまいります。
*1. EEPROMとは、電源を断っても記録内容が消えない不揮発メモリの一種で、電気的に内容の書き換えができるもののこと
*2. ウェアラブル機器とは、身に着けて用いるデバイスのこと
*3. デザインウィンとは、顧客の新製品への採用決定のこと
*4. BCPとは、Business Continuity Plan(事業継続計画)の略であり、災害等の際に事業活動を中断させないための又は万一中断しても早期に復旧させるための計画のこと
*5. カーインフォテインメントとは、車載の情報と娯楽システムのこと
2. 異動する子会社の概要
(1)名称 エイブリック株式会社
(2)所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目8番地
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長兼CEO 石合 信正
(4)事業内容 アナログ半導体製品の開発・設計・製造・販売
(5)資本金 92億5,000万円
(6)設立年月日 2015年9月28日
(7)大株主及び持株比率 株式会社日本政策投資銀行 70%
セイコーインスツル株式会社 30%
3. 株式取得の相手先の概要
(1)名称 株式会社日本政策投資銀行
(2)所在地 東京都千代田区大手町一丁目9番6号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 渡辺 一
(4)事業内容 事業資金の投融資事業
(5)資本金 1兆4億24百万円
(6)設立年月日 2008年10月1日
(7)純資産 3兆2,430億円(2019年3月期)
(8)総資産 16兆8,273億円(2019年3月期)
(9)大株主及び持株比率 財務大臣(2019年3月31日現在) 100%
(1)名称 セイコーインスツル株式会社
(2)所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目8番地
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 小林 哲
(4)事業内容 ウォッチ(完成品、ムーブメント)、電子デバイス、精密デバイス、プリンティングデバイス製品の開発・製造・販売
(5)資本金 9,756百万円(セイコーホールディングス株式会社 全額出資)
(6)設立年月 1937年9月7日
(7)純資産 26,636百万円(2019年3月期)
(8)総資産 76,394百万円(2019年3月期)
(9)大株主及び持株比率 セイコーホールディングス株式会社 100%
4. 取得株式数、取得価格及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個)
(議決権所有割合:0.0%)
(2)取得株式数 1,850,000株(議決権の数:1,850,000個)
(3)取得価格 エイブリック株式会社の普通株式(※) 34,393百万円
(4)異動後の所有株式数 1,850,000株(議決権の数:1,850,000個)
(議決権所有割合:100.0%)
(※)本株式譲渡契約において、エイブリックの普通株式の対価に関して、株式譲渡実行時の同社の財務数値により調整を行うこと、及び、一定期間における同社グループの業績に応じて、当社が最大15億円の追加支払いを行うことを合意しております。なお、アドバイザリー費用などの手数料は、必要各国の競争法手続きに係る費用などが未確定のため記載しておりません。
5. 株式取得の日程
(1)取締役会決議日 2019年12月17日
(2)本株式譲渡契約締結日 2019年12月17日
(3)本株式取得の実行日 2020年7月頃を想定
(注)本株式取得は、各競争規制当局から必要な許可を得ることを前提として、実行いたします。

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