当社グループの研究開発活動につきましては、主力製品である電力用バルブ及び発電所等の既存設備の保守・点検に関する客先ニーズに対応すべく、新技術及びメンテナンス装置の研究開発などに重点的に取り組んでまいりました。また、従来製品の更なる機能性向上、低コスト化、火力及び原子力発電の次世代プラント用バルブの研究開発等に積極的に取り組んでおります。
以上の結果、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費用は81百万円であります。
各セグメントにおける研究開発活動の内容は、次のとおりであります。
(1) バルブ事業
1)次世代発電技術に関する研究開発
A-USC(先進超々臨界圧火力発電技術)をはじめとした、更なる高温高圧化に耐えうるバルブならびに周辺技術の研究開発を行っております。
2)既存技術基盤の向上に関する研究開発
当社の保有する既存技術ならびに基盤技術の維持・向上を図り、事業競争力を強化するための活動(研究開発含む)を進めております。
3)原子力発電設備のシビアアクシデント対策に関する研究開発
原子力発電設備のさらなる安全性向上を目指した、重大事故対策に係る研究開発を行っております。
上記を含め、当事業に係る研究開発費は81百万円であります。
(2) メンテナンス事業
1)弁診断技術の発展・普及に関する取組み
当社独自のノウハウを凝縮した、電動弁診断技術の発展ならびに普及を促進するための取組み(研究開発含む)を進めております。
なお、当事業に係る研究開発費は発生しておりません。