訂正有価証券報告書-第78期(2023/01/01-2023/12/31)
④指標及び目標
サステナビリティ活動の推進に向けたKPIに関しては、各マテリアリティに紐付いたKPIを設定し、活動を強化することで、実効性を高めています。
(2)環境への取組
(TCFDへの対応)
気候変動が社会に与える影響は大きく、当社グループとしても取り組むべき重要な社会課題だと捉えています。
脱炭素社会の実現に向け、当社は2030年の中間目標として事業活動からのCO2排出量(スコープ1&2)の50%削減(2014年実績比)を目指します。2050年のカーボンニュートラルに向けて環境負荷低減を実現する製品・サービスの提供、環境技術の開発を推進しています。2022年2月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しており、気候変動にかかるリスク及び収益機会が当社グループの事業活動や収益等に与える影響等については、統合報告書のP58をご覧ください。
統合報告書:https://www.hoshizaki.co.jp/ir/library/pdf/integrated_report2023_a3.pdf
①ガバナンス体制
気候変動対応を含む社会・環境全般に関わる課題対処を推進する機関として「(1)サステナビリティ ①ガバナンス」に記載のサステナビリティ委員会を設置しています。気候変動に関するサステナビリティ活動は、マテリアリティ「気候変動への対応」ワーキンググループにおいて、担当執行役員の責任の下、目標達成に向けた活動推進を行っております。気候変動に関する事業リスクはコンプライアンス・リスク管理委員会と共有しており、適宜必要に応じて取締役会に上申されます。
②戦略(シナリオ分析)
当社では、将来における気温上昇のシナリオとして、2℃と4℃の温度帯を想定し、2030年および2050年におけるシナリオ分析を実施しています。
財務影響度はリスク・機会の期間収益への影響度と発生可能性によりそれぞれ3段階で評価しています。
なお、具体的な取り組みについては「(2)環境への取組(気候変動への対応)、(環境性能を高めた製品開発への取組)、(廃棄物の発生抑制や水資源保護への取組)」をご覧ください。
気候変動リスク・機会が財務に及ぼす影響と対応策
③リスク管理
気候変動に関する企画・立案、管理については、マテリアリティ「気候変動への対応」ワーキンググループを中心として、サステナビリティ委員会がこれを行い、全社的な気候変動への対応を推進しています。
サステナビリティ委員会は、気候変動に関する自社への影響を評価・識別し、管理しています。また、特定した気候変動への影響については、必要に応じてコンプライアンス・リスク管理委員会と情報共有することで、気候変動の影響を全社リスクに統合する役割を担っています。
④指標と目標
当社グループは、2050年に事業活動からのCO2排出量(スコープ1&2)を実質ゼロとすることを目指し、徹底した省エネ活動や再生エネルギーの積極的な利活用を推進していきます。気候変動への対応については統合報告書のP57をご覧ください。
統合報告書:https://www.hoshizaki.co.jp/ir/library/pdf/integrated_report2023_a3.pdf
サステナビリティ活動の推進に向けたKPIに関しては、各マテリアリティに紐付いたKPIを設定し、活動を強化することで、実効性を高めています。
| マテリアリティ | ありたい姿との関連性 | 目標 | |
| 気候変動への対応 | 世界的な気候変動問題に対し、快適 な食環境の提供(ビジネス)を通じて、環境課題解決に貢献 | KPI | 脱炭素社会の実現に向け、事業活動からの二酸化炭素排出量削減 |
| 目標値 | CO2排出量(スコープ1&2) 2014年度比50%削減(2030年) ※当社本社工場及び島根工場 | ||
| 持続可能なサプライチェーンマネジメント | 環境や人権に配慮したサプライチェーンにより、廃棄物を最小限に抑え、健康で安全な労働条件を促進 | KPI | ・環境保全(廃棄物等)、人権・労働(安全)等を含むサステナビリティに関する調達先調査 ・取組成果向上のための調達先との持続的なコミュニケーション |
| 目標値 | ・調査質問票を策定(2023年)重要取引先様回答回収率95%以上(2026年)(当社) ・工場方針説明会への重要取引先様出席率95%以上(2026年)(当社) | ||
| 新たな顧客価値の創造 | お客様を取り巻く環境変化を迅速に キャッチし、変化へ柔軟に対応したモノづくり、サービスビジネスを創造 | KPI | 今後拡大を目指す、多様な飲食外市場のお客様への貢献 |
| 目標値 | 飲食外売上高1,000億円(2026年)(国内) | ||
| 安心・安全な食環境づくりへの新たな提案 | 多様化する食環境の変化に対して、安全、安心な製品やサービスを提供し、人々の豊かな暮らしに貢献 | KPI | 全国を網羅する拠点数の強みを生かした製品保守、サービスコール対応を通じたお客様への安心、安全の提供 |
| 目標値 | サービス売上高522億円(2026年)(国内) | ||
| 社員の働きがいの向上 | すべての社員が多様な価値観を共有 し、互いに尊重しあい、誇りを持って働く、活力あふれる職場風土への進化 | KPI | 女性管理職の育成と次期女性管理職候補の育成確保 |
| 目標値 | 女性管理職(課長相当職以上)50名、女性役職者(係長相当職以上)300名(2025年)(国内) | ||
| 経営基盤の強化 | コーポレートガバナンスの強化及び徹底したコンプライアンス遵守により、社会から信頼される経営の実践 | KPI | ・コンプライアンス経営の基盤強化 ・社員への網羅的なコンプライアンス教育の継続 |
| 目標値 | ・重大なコンプライアンス違反なし(グロ ーバル) ・社員全員へのコンプライアンス教育実施(グローバル) | ||
(2)環境への取組
(TCFDへの対応)
気候変動が社会に与える影響は大きく、当社グループとしても取り組むべき重要な社会課題だと捉えています。
脱炭素社会の実現に向け、当社は2030年の中間目標として事業活動からのCO2排出量(スコープ1&2)の50%削減(2014年実績比)を目指します。2050年のカーボンニュートラルに向けて環境負荷低減を実現する製品・サービスの提供、環境技術の開発を推進しています。2022年2月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しており、気候変動にかかるリスク及び収益機会が当社グループの事業活動や収益等に与える影響等については、統合報告書のP58をご覧ください。
統合報告書:https://www.hoshizaki.co.jp/ir/library/pdf/integrated_report2023_a3.pdf
①ガバナンス体制
気候変動対応を含む社会・環境全般に関わる課題対処を推進する機関として「(1)サステナビリティ ①ガバナンス」に記載のサステナビリティ委員会を設置しています。気候変動に関するサステナビリティ活動は、マテリアリティ「気候変動への対応」ワーキンググループにおいて、担当執行役員の責任の下、目標達成に向けた活動推進を行っております。気候変動に関する事業リスクはコンプライアンス・リスク管理委員会と共有しており、適宜必要に応じて取締役会に上申されます。
②戦略(シナリオ分析)
当社では、将来における気温上昇のシナリオとして、2℃と4℃の温度帯を想定し、2030年および2050年におけるシナリオ分析を実施しています。
財務影響度はリスク・機会の期間収益への影響度と発生可能性によりそれぞれ3段階で評価しています。
なお、具体的な取り組みについては「(2)環境への取組(気候変動への対応)、(環境性能を高めた製品開発への取組)、(廃棄物の発生抑制や水資源保護への取組)」をご覧ください。
気候変動リスク・機会が財務に及ぼす影響と対応策
| 影響度 | 発生 可能性 | 対応策 | 実績 | |||
| 2 ℃シナリオ | リスク | 原材料調達コストの上昇 | 大 | 中 | ・ VA (Value Analysis)コストダウン活動(部品点数の削減、部材・部品の見直し) ・調達先分散化、戦略的製品価格改定 | ・継続的コストダウン活動による部材価格高騰影響の低減 ・戦略的価格改定 ・電力削減に向けた設備投資計画の策定(24年本社工場および島根工場にソーラーパネル設置予定、計画的設備更新による省電力化) ・国内市場に自然冷媒冷蔵庫リリース |
| 冷媒規制の強化対応、製品の脱炭素向上のための研究開発費・設備投資額負担の増加 | 中 | 中 | ・自然冷媒製品のラインナップ拡充(冷蔵庫、製氷機などの主要機種をはじめ、冷媒使用製品の自然冷媒化を推進) ・開発リードタイム短縮活動 ・自然冷媒製品の研究開発への計画的な投資と製品設計 | |||
| 再生エネルギー・代替燃料調達コストの上昇 | 小 | 中 | ・工場の電力使用量削減活動(ソーラーパネルなど自家発電設備への計画的投資) ・外部電力の再生可能エネルギーの使用比率向上 | |||
| 機会 | 自然冷媒、脱炭素製品への入れ替え需要拡大 | 大 | 中 | ・自然冷媒製品の開発およびラインナップ拡充 ・製品の脱GHG・脱炭素化(原料調達、製造過程、使用過程含む) | ・国内市場に自然冷媒冷蔵庫リリース ・海外での自然冷媒化製品比率向上 ・ブレマ買収による製氷機市場拡大 | |
| 気温上昇による食品冷蔵、食用や業務用の氷の需要増加 | 大 | 低 | ・気温上昇による影響度が高いエリアへのコールドチェーン製品拡充および進出 |
| 影響度 | 発生 可能性 | 対応策 | 実績 | |||
| 2 ℃シナリオ | 機会 | 省エネ製品の需要増加 | 中 | 髙 | ・モデルチェンジなどでの製品の電力使用量削減(製氷機、冷蔵庫など) ・使用水量削減(製氷機、食器洗浄機など) | |
| 可燃性自然冷媒を使用しているため、客先における可燃性ガスの漏えいモニタリング、点検サービスの需要増加 | 小 | 中 | ・可燃性ガス取扱資格者の増 員 ・修理用器具設備手配、サービス開発 | |||
| 4 ℃シナリオ | リスク | 猛暑、感染症拡大による外食市場の縮小 | 中 | 中 | ・顧客チャネル拡大(飲食外市場、特に流通販売業、加工販売業、基幹産業、病院・老健に注力) | ・飲食外市場のカバレッジ拡大施策の推進(他社協業、製品開発、国内販売会社の組織変更など) ・部材調達リスク発生時の代替品採用における設計・調達体制の確立 ・部材調達リスクに対応した製造・販売の連携体制確立 ・部材の適正在庫量の見直し、確保 |
| サプライチェーン寸断による原材料調達コストの上昇 | 中 | 低 | ・部材調達先の分散化・リスク軽減(複数購買、予備調達先、代替品対応など) ・製造拠点間のKD部品ノックダウン率適正化による調達リスク減 ・調達リスクに備えた部品在庫量の適正化 | |||
| 事業継続計画(BCP)対策費用の増加 | 小 | 低 | ・グローバル拠点(製造、販売)におけるBCPの明確化 ・部材調達面でのBCPとしての調達先分散化 | |||
| 機会 | 気温上昇による食品冷蔵、食用や業務用の氷の需要増加 | 大 | 中 | ・未進出国などへのコールドチェーン製品販売の拡大 ・販売エリア拡大に伴うサービス網の充実 | ・海外展開(M&A含む)の拡充 ・HACCP資格者数の拡充 ・ホシザキコネクトWi-Fiのサービス開始(24年) ・コネクテッドロボティクスとの協業 ・サービス人員の拡充と生産性向上施策 | |
| 衛生製品の需要増加 | 中 | 中 | ・衛生製品ラインナップおよびサービスの充実 ・HACCP対応の強化 | |||
| 猛暑による厨房環境悪化、人手不足による厨房自動化、リモート操作・サポート需要の増 | 中 | 中 | ・自動化、ロボティクス、リモート操作製品、サービスの開発、省力化製品の拡大 | |||
| 災害などによる製品メンテナンス需要増加 | 中 | 中 | ・サービス事業の生産性向上 ・ITを活用したリモート機器診断などの新たなサービスオプション開発 |
③リスク管理
気候変動に関する企画・立案、管理については、マテリアリティ「気候変動への対応」ワーキンググループを中心として、サステナビリティ委員会がこれを行い、全社的な気候変動への対応を推進しています。
サステナビリティ委員会は、気候変動に関する自社への影響を評価・識別し、管理しています。また、特定した気候変動への影響については、必要に応じてコンプライアンス・リスク管理委員会と情報共有することで、気候変動の影響を全社リスクに統合する役割を担っています。
④指標と目標
当社グループは、2050年に事業活動からのCO2排出量(スコープ1&2)を実質ゼロとすることを目指し、徹底した省エネ活動や再生エネルギーの積極的な利活用を推進していきます。気候変動への対応については統合報告書のP57をご覧ください。
統合報告書:https://www.hoshizaki.co.jp/ir/library/pdf/integrated_report2023_a3.pdf