業績予想修正の理由

スマートフォン需要の減少やメモリー価格の下落、米中貿易戦争の深刻化により、顧客の投資計画が軒並み見送られ、当社を取り巻く環境は日に日に悪化しております。想定を超えた落ち込みは底が見えない状況で、第３四半期に続き、第４四半期以降も顧客の需要回復は期待出来ず、売上高が大きく減少する見込みです。厳しい市場環境を受け、グループ一丸となりさらなるコストダウンの実施と販売管理費の削減を行いますが、売上高の減少に加え、ハイエンドデバイス向け製品の売上台数が大きく下振れし、製品ミックスが悪化すること、また、先行的に手配していたプラットフォーム（顧客毎のカスタマイズ仕様に影響しない標準部分）等が、顧客の投資計画変更にともない社内の規定期間を超過した滞留在庫となり、会計上の評価損が発生することから、利益についても当初予想を大幅に下回る見込みです。
以上の結果、当社は上記のとおり通期の業績予想を修正することといたしました。
なお、当期末の配当予想につきましては、平成30年５月10日に公表いたしました内容（１株につき16円）から修正はございません。※本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。