有価証券報告書-第56期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 13:08
【資料】
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【項目】
101項目

対処すべき課題

当社グループは、経営環境の急激な変化やお客様の多様なニーズ等に対応するため、以下の5つの項目を平成28年度の重要課題として取り組み、成長路線を継続していくことで企業価値の向上を図ってまいります。
①高付加価値製品の開発
外食・中食業界の機械化・省力化のニーズを先取りした当社独自の高付加価値な製品開発に引き続き取り組んでまいります。また、圧倒的なシェアを持つ小型ロボットの分野のみならず、食品工場向けの大型機械の開発強化も図ってまいります。
②海外展開の加速とマーケティングの強化
海外市場においては、すでに当社子会社が進出している北米(Suzumo International Corporation)およびアセアン(Suzumo Singapore Corporation)のみならず、当社を通じてその他アジアおよび欧州地域の営業も強化し、現地のニーズに対応した製品・サービスの提供に努めてまいります。
③販売およびサービス体制の強化と積極的な提案営業の推進
全国の販売・サービス拠点を強化・拡大して、常にお客様のニーズを踏まえた提案営業活動と更にきめ細かいタイムリーなサービスの提供を推進してまいります。
④生産能力の増強と効率的な生産体制の構築
生産設備の増設・改善と組織的・継続的な人材育成により生産性の向上を図るとともに、製造・販売・管理の各部門間の連携を強化することにより、お客様のニーズに応える製品の提供をしてまいります。
⑤人材育成による企業体質の強化
当社グループの持続的な成長を実現させるための人材は重要な資産であり、人材の育成は重要な経営課題であります。自ら変化を先取りし、果敢に挑戦できる次期リーダーの育成に注力してまいります。また、中長期的な視点から、新卒採用および中途採用を積極的に推進し、人材基盤の強化を図ってまいります。