テレビ用大型液晶パネルやスマートフォン向け中小型液晶パネル、液晶テレビの販売が減少した。利益面では、売上減少による工場の稼働率低迷などの影響があったが、前期末に行った構造改革の効果や経費削減の取り組みなどにより収益性は改善し、損失額は縮小した。この結果、売上高は357,510百万円(前年同四半期比 64.0%)、セグメント損失は14,652百万円(前年同四半期は41,514百万円のセグメント損失)となった。
当第2四半期連結会計期間末の財政状態については、資産合計が、前連結会計年度末に比べ99,180百万円増加の1,669,852百万円となった。これは、受取手形及び売掛金は減少したものの、現金及び預金が増加したことなどによるものである。なお、固定資産は、投資その他の資産の減少などにより34,194百万円減少の570,461百万円となった。負債合計は、長期借入金が増加する一方、短期借入金などが減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ197,020百万円減少の1,404,863百万円となった。また、純資産合計は、為替換算調整勘定は減少したものの、第三者割当増資の完了により、前連結会計年度末に比べ296,200百万円増加の264,989百万円となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
2016/11/14 15:00