当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、自動車市場においては、中国でのロックダウンや地政学的リスクの高まりにより部材調達におけるサプライチェーン上の制約が継続し、生産台数が前年同四半期連結累計期間を下回る水準となりましたが、EV(電気自動車)等部品搭載点数の多い車種が増加することにより部品需要は堅調に推移しました。ICT(情報通信技術)市場ではコロナ禍で好調を維持してきたノートパソコンやタブレット端末の需要が減少に転じ、スマートフォンの生産台数も低調だった前年同四半期連結累計期間の水準を若干下回りました。中国のロックダウンによる景気悪化の影響を受け、需要も低迷しました。HDD(ハードディスクドライブ)の生産は、データセンター向けの需要が堅調に推移しましたが、パソコン向けの需要が大きく減少したことにより、全体では前年同四半期連結累計期間の水準を下回りました。
このような経営環境の中、当社の連結業績は、売上高510,504百万円(前年同四半期連結累計期間420,058百万円、前年同四半期連結累計期間比21.5%増)、営業利益44,603百万円(同31,317百万円、同比42.4%増)、税引前利益43,872百万円(同32,434百万円、同比35.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益31,413百万円(同26,953百万円、同比16.5%増)、基本的1株当たり四半期利益82円87銭(同71円12銭)となりました。なお、当社は、2021年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前第1四半期連結累計期間の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期利益を算定しております。
当第1四半期連結累計期間における対米ドル及びユーロの期中平均為替レートは、129円36銭及び137円95銭と前年同四半期連結累計期間に比べ対米ドルで18.1%、対ユーロで4.6%の円安となりました。これらを含め全体の為替変動により、約637億円の増収、営業利益で約126億円の増益となりました。
2022/08/09 10:23