四半期報告書-第87期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/08 15:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
35項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
取得による企業結合
(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 FAITAL S.p.A.
事業の内容 音響機器の製造販売
②企業結合を行った主な理由
当社は、車載音響機器事業において、アルパインブランド及び自動車メーカー向けOEMビジネスの両輪でプレミアムな独自領域を開拓してきました。クルマの中での過ごし方が変わっていく今後の車載機器事業において、「音」の世界は変わらず存在し続けるものと考えます。今後ますますその付加価値を強化していく必要があることから、スピーカー製品の開発力、品質、コスト競争力のより一層の強化を早期に行い、当社の強みでもある小型、高効率化によるプレミアム領域を開拓し、魅力ある製品提案を行っていく為に、高級スピーカー専門メーカーであるFAITAL S.p.A.を子会社化することとしました。
③企業結合日
2019年6月27日(株式取得日)
2019年6月30日(みなし取得日)
④企業結合の法的形式
現金を対価とした株式の取得
⑤結合後企業の名称
結合後の企業の名称に変更はありません。
⑥取得した議決権比率
取得直前に所有していた議決権比率 19.9%
企業結合日に追加取得した議決権比率 60.1%
取得後の議決権比率 80.0%
⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
(2)四半期連結累計期間に係る四半期累計損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
みなし取得日を当第1四半期連結会計期間末日としているため、当第1四半期連結累計期間においては貸借対照表のみを連結しており、四半期連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれていません。
(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
追加取得直前に保有していた株式の企業結合日における時価 8.1百万ユーロ(1,006百万円)
追加取得に伴い支出した現金及び預金 26.6百万ユーロ(3,259百万円)
取得原価 34.8百万ユーロ(4,265百万円)
(4)被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差損 38百万円
(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却用法及び償却期間
①発生したのれんの金額
1,955百万円
なお、当第1四半期連結会計期間末においては、のれんの金額は取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額です。
②発生原因
今後の事業展開によって期待される超過収益力です。
③償却方法及び償却期間
投資効果の発現する期間において均等償却する予定です。なお、償却期間については算定中です。