有価証券報告書-第88期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(資産)
当連結会計年度末の流動資産の残高は、前連結会計年度に比べ148百万円減少し、1,835百万円となりました。これは主に、現金及び預金が105百万円、営業投資有価証券が34百万円増加した一方で、短期貸付金が313百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末の固定資産の残高は、前連結会計年度に比べ126百万円増加し、843百万円となりました。これは主に、長期貸付金が120百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の流動負債の残高は、前連結会計年度に比べ3百万円減少し、97百万円となりました。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末の固定負債の残高はありません。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ18百万円減少し、2,581百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が34百万円増加した一方で、利益剰余金が52百万円減少したことによるものであります。
この結果、1株当たり純資産は58,919円57銭、自己資本比率は96.4%となりました。
b. 経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響で度重なる緊急事態宣言の発令やまん延防止等の重点措置が実施され、社会経済活動の回復の勢いは厳しい状況で推移しました。また、ロシアによるウクライナ軍事侵攻により高まる不安定な国際情勢に端を発する世界的なインフレへの懸念や米国の金融引き締めによる金利上昇など、世界的にも国内的にも依然として先行き不透明感は続いております。
このような環境の下、当社は投資リターンの向上を図るべく、投資先の支援の強化に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、当連結会計年度は売上高4百万円(前年同期比94.0%減)、営業損失96百万円(前年同期は営業損失117百万円)、経常損失47百万円(前年同期は経常損失84百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失52百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失86百万円)となりました。
なお、当社グループは、投資事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ105百万円増加し、128百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失51百万円や関係会社株式売却益83百万円の計上等の減少要因により、103百万円の資金減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、短期貸付けによる支出244百万円があったものの、短期貸付金の回収による収入454百万円により、212百万円の資金増加となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済による支出800千円により、800千円の資金減少となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は投資事業の単一セグメントであり、また、受注生産形態をとっていないため、セグメントごとの生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。そのため、投資事業の状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に関連付けて示しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響につきましては「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりリスクは存在しておりますが、現時点においても投資先企業は継続して事業を行っており、会社の業績に影響を与えていないことから、会計上の見積り等に重要な影響はありません。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
a. 経営成績等の分析
当社グループは投資リターンの向上を図るべく、投資先の支援の強化に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、当連結会計年度は売上高4百万円(前年同期比94.0%減)、営業損失96百万円(前年同期は営業損失117百万円)、経常損失47百万円(前年同期は経常損失84百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失52百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失86百万円)となりました。
b. 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金使途のうち主なものは、運転資金及び有価証券等への投資資金であります。