有価証券報告書-第161期(2025/04/01-2026/03/31)
④指標及び目標
当社グループは、サステナビリティ重要課題の一つとして「気候変動への対応」を掲げており、地球温暖化の原因であるGHG排出を削減することは、持続的成長と持続可能な環境・社会の実現に不可欠であり、重要な社会的責務と考えています。そのため、2050年GHG排出量(Scope1+2)実質ゼロを掲げ、「Nittoグループカーボンニュートラル2050」宣言を行っています。
リスクの最小化や機会の最大化を図るべく、対応策を確実に実行するとともに、2030年指標・目標を設定し、その進捗状況を定期的に把握・管理しています。「GHG排出量(Scope1+2)」については、目標400kton※達成に向けて活動の実効性を高めるべく、「GHG排出量(Scope1)」330kton、「GHG排出量(Scope2)」70ktonを個別目標として設定しました。
また、これまで「廃プラスチックリサイクル率」を掲げ、廃棄物の約半分を占めるプラスチックのリサイクルに取り組んできましたが、プラスチックに限らずさまざまな資源についての積極的な循環利用を目指し、「資源活用率」を新たに設定しました。
※2024年8月、科学的根拠に基づき1.5℃に沿ったGHG排出量(Scope1+2)及び(Scope3)削減目標を設定し、SBT(Science Based Targets)認定を取得しました。
GHG排出量(Scope1及び2)に関する取組みと実績
2025年度CO2排出量(Scope1+2)の実績は、361ktonとなりました。順調にCO2排出量の削減が進み、2025年目標470ktonを達成しました。
これまで当社グループは、CO2排出量の削減に向けて使用エネルギー量の低減に取り組んできました。例えば、製品の無溶剤化や排熱の有効活用、高効率機器の導入など多角的な省エネルギー化に向けた取組みを進めています。また、Power Purchase Agreement(PPA)を活用した中長期での調達を継続的に行い、再生可能エネルギーへ転換を進めています。その結果、2025年度の目標を達成するに至りました。
今後は、2030年目標「GHG排出量(Scope1)」330kton、「GHG排出量(Scope2)」70ktonの達成に向け、サプライチェーン全体でのGHG排出量削減やコーポレートPPAの計画的な調達を進めていきます。
GHG排出量(Scope3)に関する取組みと実績
2025年度CO2排出量(Scope3)の実績は、1,391kton※となりました。
これまで、事業ポートフォリオの変革、歩留まり向上、サステナブル材料への転換による削減効果の試算を行い、削減策への組み込みを図っています。原材料や輸送についてはサプライヤー様の協力も不可欠であり、サプライヤーエンゲージメント活動を推進し、2025年度には原材料の1次データをサプライヤー様から取得するなど算定精緻化を進めました。
今後も、Scope3の中でも排出量の多いカテゴリーを中心に、継続的に各事業執行部署とともにGlobal Green Committeeで討議し、早期の対応を行います。
※対象カテゴリーは、1.原材料の調達、3.燃料・電力の製造、4.輸送(調達・出荷物流)、5.廃棄物処理、12.製品廃棄
廃プラスチックリサイクル率及び資源活用率に関する取組みと実績
2025年度廃プラスチックリサイクル率の実績は、54%となり2025年目標50%を達成しました。
これまで、プラスチックリサイクル技術の開発を進めてきました。2025年度には、約1億円を投じて豊橋事業所に実証実験設備を導入し、更なる技術課題への対応を進めています。また、2025年度新たに設定した資源活用率の実績は、72%となり2030年目標の69%を達成しました。これを踏まえ、2030年目標及び、算出方法の見直しを2026年度中に実施する予定です。
今後は資源活用率の向上を目指し、歩留まり向上による資源の効率的利用や廃棄物のリサイクルを一層推進していきます。
サステナブル材料使用率に関する取組みと実績
2025年度サステナブル材料使用率の実績は、24%となり2025年目標20%を達成しました。
2025年度は、集計範囲をグローバルに拡大することで、パルプなどのバイオマス由来原材料の調達比率が高い欧州エリアの実績を反映させました。また、原材料のサステナブル材料への転換として、ポリスルホンや酢酸エチルについてマスバランス方式の認証を受けた原材料調達を開始し、欧州エリアの一部拠点における酢酸エチルについては100%バイオマス原材料由来へ切り替えました。
今後も引き続き、原材料戦略の高度化とサプライヤー様との協働を通じて、サステナブル材料への転換を推進します。
Flags売上収益比率に関する取組みと実績
2025年度PlanetFlagsTM/HumanFlagsTMカテゴリ売上収益比率の実績は、46%となりました。
昨今、気候変動問題への関心が高まる中、環境課題を解決するPlanetFlagsTMの創出が重要かつ急務であり、そのためには社内外の連携が必要不可欠です。技術変革を図ることで脱炭素、資源循環などの取組みを推進するGlobal Green Committeeの場を通じ、事業部とエリア、そして機能部署の3つの軸が有機的に連携し、新たなPlanetFlagsTMを創出していきます。さらに、お客様やサプライヤー様との協力を強化し、スタートアップやベンチャー企業への出資も含め、多様な手段で事業化のスピードアップを図ります。
当社グループは、サステナビリティ重要課題の一つとして「気候変動への対応」を掲げており、地球温暖化の原因であるGHG排出を削減することは、持続的成長と持続可能な環境・社会の実現に不可欠であり、重要な社会的責務と考えています。そのため、2050年GHG排出量(Scope1+2)実質ゼロを掲げ、「Nittoグループカーボンニュートラル2050」宣言を行っています。
リスクの最小化や機会の最大化を図るべく、対応策を確実に実行するとともに、2030年指標・目標を設定し、その進捗状況を定期的に把握・管理しています。「GHG排出量(Scope1+2)」については、目標400kton※達成に向けて活動の実効性を高めるべく、「GHG排出量(Scope1)」330kton、「GHG排出量(Scope2)」70ktonを個別目標として設定しました。
また、これまで「廃プラスチックリサイクル率」を掲げ、廃棄物の約半分を占めるプラスチックのリサイクルに取り組んできましたが、プラスチックに限らずさまざまな資源についての積極的な循環利用を目指し、「資源活用率」を新たに設定しました。
※2024年8月、科学的根拠に基づき1.5℃に沿ったGHG排出量(Scope1+2)及び(Scope3)削減目標を設定し、SBT(Science Based Targets)認定を取得しました。
GHG排出量(Scope1及び2)に関する取組みと実績
2025年度CO2排出量(Scope1+2)の実績は、361ktonとなりました。順調にCO2排出量の削減が進み、2025年目標470ktonを達成しました。
これまで当社グループは、CO2排出量の削減に向けて使用エネルギー量の低減に取り組んできました。例えば、製品の無溶剤化や排熱の有効活用、高効率機器の導入など多角的な省エネルギー化に向けた取組みを進めています。また、Power Purchase Agreement(PPA)を活用した中長期での調達を継続的に行い、再生可能エネルギーへ転換を進めています。その結果、2025年度の目標を達成するに至りました。
今後は、2030年目標「GHG排出量(Scope1)」330kton、「GHG排出量(Scope2)」70ktonの達成に向け、サプライチェーン全体でのGHG排出量削減やコーポレートPPAの計画的な調達を進めていきます。
GHG排出量(Scope3)に関する取組みと実績
2025年度CO2排出量(Scope3)の実績は、1,391kton※となりました。
これまで、事業ポートフォリオの変革、歩留まり向上、サステナブル材料への転換による削減効果の試算を行い、削減策への組み込みを図っています。原材料や輸送についてはサプライヤー様の協力も不可欠であり、サプライヤーエンゲージメント活動を推進し、2025年度には原材料の1次データをサプライヤー様から取得するなど算定精緻化を進めました。
今後も、Scope3の中でも排出量の多いカテゴリーを中心に、継続的に各事業執行部署とともにGlobal Green Committeeで討議し、早期の対応を行います。
※対象カテゴリーは、1.原材料の調達、3.燃料・電力の製造、4.輸送(調達・出荷物流)、5.廃棄物処理、12.製品廃棄
廃プラスチックリサイクル率及び資源活用率に関する取組みと実績
2025年度廃プラスチックリサイクル率の実績は、54%となり2025年目標50%を達成しました。
これまで、プラスチックリサイクル技術の開発を進めてきました。2025年度には、約1億円を投じて豊橋事業所に実証実験設備を導入し、更なる技術課題への対応を進めています。また、2025年度新たに設定した資源活用率の実績は、72%となり2030年目標の69%を達成しました。これを踏まえ、2030年目標及び、算出方法の見直しを2026年度中に実施する予定です。
今後は資源活用率の向上を目指し、歩留まり向上による資源の効率的利用や廃棄物のリサイクルを一層推進していきます。
サステナブル材料使用率に関する取組みと実績
2025年度サステナブル材料使用率の実績は、24%となり2025年目標20%を達成しました。
2025年度は、集計範囲をグローバルに拡大することで、パルプなどのバイオマス由来原材料の調達比率が高い欧州エリアの実績を反映させました。また、原材料のサステナブル材料への転換として、ポリスルホンや酢酸エチルについてマスバランス方式の認証を受けた原材料調達を開始し、欧州エリアの一部拠点における酢酸エチルについては100%バイオマス原材料由来へ切り替えました。
今後も引き続き、原材料戦略の高度化とサプライヤー様との協働を通じて、サステナブル材料への転換を推進します。
Flags売上収益比率に関する取組みと実績
2025年度PlanetFlagsTM/HumanFlagsTMカテゴリ売上収益比率の実績は、46%となりました。
昨今、気候変動問題への関心が高まる中、環境課題を解決するPlanetFlagsTMの創出が重要かつ急務であり、そのためには社内外の連携が必要不可欠です。技術変革を図ることで脱炭素、資源循環などの取組みを推進するGlobal Green Committeeの場を通じ、事業部とエリア、そして機能部署の3つの軸が有機的に連携し、新たなPlanetFlagsTMを創出していきます。さらに、お客様やサプライヤー様との協力を強化し、スタートアップやベンチャー企業への出資も含め、多様な手段で事業化のスピードアップを図ります。