訂正有価証券報告書-第98期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/29 16:00
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121項目

有報資料

当社グループは、創造的な知恵と技術で多種多様な流体制御と自動化の技術を活かし、豊かな社会づくりに貢献できる商品の開発をしております。また、市場のタイミングを逃がさないスピードでお客様に満足いただける商品とサービスが提供できるように、開発・生産・販売の各部門が組織的な活動を進めております。
商品開発の基本指針としましては、「グローバル化を推進するための海外商品開発の活動」「環境対応ビジネスを促進するエコ商品の開発活動」「5年10年後を見据えた先端技術開発活動」に取組んでまいりました。
当連結会計年度における各事業部門の研究開発項目は次のとおりであります。なお、当連結会計年度の研究開発費は、4,330百万円であり、各セグメントに配分できない基礎的研究費用543百万円が含まれております。
(1) 自動機械部門
薬品包装部門では、お客様の後発医薬品 (ジェネリック医薬品) の積極的な設備導入に落ち着きが見え始めたものの、FBPシリーズを多数お使いいただいており、既存のお客様の生産性向上に貢献できるⅠoTを活用したサービスやメンテナンスパックを開発、提案し、グループ会社のCKDフィールドエンジニアリング(株)を活用することにより、お客様にご満足いただけるサポートビジネスを展開してまいります。今後も安定的に売上を伸ばすためには、事業の軸を海外にもシフトしていくことが必要であり、中国の薬品包装市場で拡販するためのグローバルモデルの開発を、スピードを上げて取組んでまいります。
電池部門では、国内外市場のPHV、EV自動車向けのリチウムイオン電池用高速巻回機の開発で培った技術を基に、今後は新型電池の生産設備を開発してまいります。
はんだ印刷検査部門では、回復兆しのある中国市場や成長市場である車載関係に向け、VPシリーズをよりグローバルに拡大できるようラインアップを増やし、マウンタメーカーとの連携強化で、欧州を攻略しシェアを伸ばしてまいります。
新市場に参入していく活動といたしましては、食品包装機CFFシリーズを、タイや中国のアジア市場に拡販するためのローコストモデル機を開発してまいります。また、コンビニエンス市場を狙ったレンジアップ対応包装品や高齢者や子供でも容易に開封することが出来る簡易開封機能付き包装品や、飲料系包装に対応した専用包装機を開発してまいります。また、専用包装機と使用する包材をセットで市場に投入する新たなビジネスを展開してまいります。
研究開発費の金額は、822百万円であります。
(2) 機器部門
海外生産拠点における商品の拡大と海外市場でも戦える海外ニーズを視野に入れた「適正品質商品」の開発と、電気製品、自動車、医療機器、食品製造工程から産業機器に至るまであらゆる分野で欠かすことのできない半導体産業や、省エネルギー、省スペースなど環境に配慮した環境商品の開発など今後も利用分野が拡大し成長する市場や、ヒューマンアシストなど市場キーワードに対応した「業種対応商品」の開発及び商品力の強化に向けた「基幹商品」の開発に継続的に取組んでまいります。
適正品質商品では、中国市場向けにパイロット式5ポート電磁弁4RD/Eシリーズを発売いたしました。海外メーカーを含めた競合とのコスト競争が激化している中国市場において、適正な品質とコスト対応力を兼ね備えた空圧バルブを展開し、中国市場のシェア奪取を進めております。また、リニアスライドシリンダは国内外ともに売上が拡大しております。海外市場に向けて商品競争力を高めたリニアスライドシリンダLCVを中国にて発売しており、更なる売上拡大を図ります。また、ISO15552規格準拠シリンダSCWシリーズの競争力を高めたSCW※2シリーズも中国にて発売いたしました。グローバルでの売上拡大を図ります。
業種対応商品では、半導体産業に向けて薬液用エアオペレイトバルブ『AMD-Part3 Rシリーズ』に新バリエーションを追加発売いたしました。AMD-Part3 RシリーズAMD0*3Rで口径は1/4inch、3/8inch、6㎜、8㎜、10㎜で2方弁、3方弁、マニホールドタイプをご用意いたしました。平成26年に発売したAMD-Part3 Rシリーズは、お陰様でお客様へ広く浸透しCKDのシェア拡大に繋がっております。更なる要望にお応えするためバリエーション補完の開発を実施いたしました。
食品製造工程向けには好評の抗菌・除菌フィルタSFCシリーズに大形抗菌フィルタのシリーズを追加発売いたしました。抗菌コンビネーションSFC806、抗菌プレフィルタSFC810、抗菌高性能フィルタSFC820の3シリーズで接続口径は20、25を用意いたしました。更にはSFCシリーズの使用流体に窒素ガス(N2)と炭酸ガス(CO2)も追加いたしました。ガス置換包装など新たな用途に使用することができます。
また、窒素ガス精製ユニットNSシリーズを発売いたしました。圧縮空気から窒素ガスが手軽に精製できるユニットであり、電源不要、省工数、省配管、省スペースとなっております。前述の抗菌・除菌フィルタSFCシリーズとの組合せ食品用の包装として窒素ガスを充填するロングライフ食品のMAP(ガス充填)包装などにご使用いただけます。
基幹商品といたしましては、流量センサ2機種をリニューアル発売いたしました。1つはカルマン渦式水用流量センサWFK2シリーズであり、設備・装置のIoT化の流れの中、CKD初のIO-Linkを搭載した製品であります。以前より市場からの要望が多かった測温機能を標準搭載し、競合に勝る広い測定範囲と各種設定が可能な多機能を備えた使いやすい製品としてWFKシリーズをリニューアルいたしました。もう1つは気体用小形流量センサFSM3シリーズであります。平成19年の発売以来、ご好評をいただいております流量センサFSM2をよりグローバル対応力のある強い商品とするため、機能の向上、バリエーションアップにより、使いやすくリニューアルいたしました。
研究開発費の金額は、2,965百万円であります。
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

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