そのような中、当中間連結会計期間の売上収益は、コネクティビティモジュールや表面波フィルタがスマートフォン向けで減少しましたが、コンデンサがコンピュータやモビリティ向けで増加したほか、高周波モジュールや樹脂多層基板がスマートフォン向けで増加しました。その結果、為替変動(前年同期比11円62銭の円安)の影響もあり、前年同期比9.0%増の883,481百万円となりました。
利益につきましては、製品価格の値下がりや固定費の増加といった減益要因はありましたが、操業度の回復や円安効果などの増益要因により、営業利益は前年同期比13.9%増の158,172百万円、税引前中間利益は同1.7%増の164,029百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益は同4.1%増の130,320百万円となりました。
事業別セグメントについては、コンポーネントは売上収益が524,094百万円(前年同期比14.4%増)で営業利益が150,509百万円(同29.2%増)、デバイス・モジュールは売上収益が358,599百万円(同2.1%増)で営業利益が9,596百万円(同63.4%減)、その他は売上収益が31,892百万円(同1.1%減)で営業損失1,933百万円(前中間連結会計期間は営業損失3,734百万円)となりました。
2024/11/13 15:04