訂正有価証券報告書-第110期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2019/04/09 14:11
【資料】
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【項目】
102項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、永年培ってきた電気・電子の技術を主軸とし、機械・化学等の要素技術を複合した新しい分野を切り拓き、豊かな産業社会の実現、地球環境の保全に貢献することを経営の理念として位置付けております。
当社グループは、「親切を送れ」の社是の下に、お客様の生産性・製品品質の向上に寄与することを使命として、技術力に裏付けされた提案を積極的に行いながら、お客様に常に満足していただける商品・サービスを提供することにより業績の維持向上に努める一方、株主、代理店、協力工場、仕入先、地域社会などの皆様方との共栄を図ることを経営方針といたしております。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
安定的な収益力を表すものとして「営業利益」を重視するとともに、「自己資本当期純利益率(ROE)」の向上を目指して、常に収益の改善に努め、コストの削減意識をもって企業経営に取り組んでまいります。
(3)経営戦略等
当社グループは、お客様が真に必要とする製品・サービスを高レベルの品質で、安全に、スピーディーに提供することを企業運営の根幹として、企業体質構築に取り組んでおります。
今後も一層厳しさを増す企業間競争を勝ち抜き、継続的な成長を実現していくために、以下の課題について、強力に推進していく所存であります。
① 受注競争力の強化
収益の安定と拡大を図るため、技術革新を先取りし、高い技術力と豊富なノウハウを結集させて価値ある製品を提供し続けてまいります。
② 製品開発力の強化
永年培ってきた基礎技術、要素技術をもとに開発体制の計画的強化を図るとともに、公的研究機関や他企業との技術交流、産学官連携での技術開発等にも積極的に参加するほか、開発・設計段階における業務プロセスの改革を通じた開発スピードの向上に注力してまいります。
③ コスト競争力の更なる強化と利益確保に向けた体制強化
当社グループを取り巻く経営環境としては、いずれの業界でも先ずコストの優劣が今後益々勝敗を分ける決め手となるものと思われます。従って、製品コストの一層の低減に加えて、間接コストの削減等、全社的な管理可能費用の大幅な削減に努め、損益分岐点の引下げ、収益力の底上げを図ってまいります。
④ 人材の採用及び育成強化
経営方針に沿った人員計画の下に、大学卒の定期採用に加えて、専門校・高校卒の定期採用も並行して実施していくほか、補完的に中途採用の活用も行いながら人材の確保に努めるとともに、入社後についても、それぞれの段階に沿った最適な教育・研修カリキュラムに基づく教育を実施し、優秀な人材の早期育成に努めてまいります。
⑤ 内部管理体制の強化
社内各部門の業務手順の適合性や部門間の連携を再点検し、適正・適法かつ効率的な内部牽制機能を発揮して、強固なコンプライアンス重視の内部管理体制を構築してまいります。
(4)経営環境
今後のわが国経済の見通しについては、企業収益や雇用・所得環境等の改善が続く中、政府による経済対策の効果等により景気は緩やかな回復に向かうことが予想されます。一方、海外においては英国のEU離脱問題や地政学的リスクの懸念が払拭できない等、先行きの不透明感が続くものと思われます。
(5)会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境に対応するために、技術力や営業力及び開発力の強化に向け若手や中堅社員への教育に取り組みつつ、これまで以上に提案力を高めてまいります。更には、新たな“しくみ”をつくり、付加価値の高いモノづくりを行い収益性の改善に向け、以下の基本方針を実践してまいります。
・粗利益目標の達成
・クレームの撲滅
・コストダウンの実践
・次世代リーダーの育成
・安全作業の徹底
また、平成29年3月に実施いたしました取締役会の実効性に関する各取締役の評価結果では、取締役会の実効性は概ね確保されていると結論付けました。併せて、更なる取締役会の実効性の向上に向け、「経営戦略・経営計画」の大きな方向性を示す議論、社内取締役の教育、付議基準の見直し等の課題が明確になりました。
つきましては、こうした諸課題の解決に着実に取り組みつつ、社会からより信頼・評価される企業価値の極大化及びコーポレート・ガバナンスの一層の充実に向け、引き続き取り組みを強化してまいります。

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