有価証券報告書-第44期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
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連結財務諸表注記事項(IFRS)
1.報告企業
コナミホールディングス株式会社(以下、当社)は日本に所在する企業であります。
当社の連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、当社グループ)並びに関連会社に対する持分により構成されております。
当社グループは、主としてデジタルエンタテインメント事業、健康サービス事業、ゲーミング&システム事業及び遊技機事業等の事業を行っております。
各事業の内容については、「注記4.セグメント情報」に記載しております。
なお、当社は2015年10月1日付でコナミ株式会社からコナミホールディングス株式会社へ商号変更しております。
2.作成の基礎
(1) 連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載
当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。当社グループは、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たしているため、同第93条の規定を適用しております。
(2) 測定の基礎
連結財務諸表は、「注記3.重要な会計方針」に記載している通り、公正価値で測定している金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成されております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループ各社の財務諸表に含まれる項目は、当社グループ各社がそれぞれ営業活動を行う主たる経済環境の通貨(以下、機能通貨)を用いて測定しております。連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
(4) 見積り及び判断の利用
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、見積り及び判断を利用しております。経営者による判断並びに将来に関する仮定及び見積りの不確実性は、連結財務諸表の報告日の資産、負債の金額及び偶発資産、偶発負債の開示、並びに収益及び費用として報告した金額に影響を与えます。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は以下のとおりであります。
・収益認識(注記3.重要な会計方針(14)収益)
・繰延税金資産の認識(注記18.法人所得税)
・有形固定資産、のれん及び無形資産の減損(注記3.重要な会計方針(9)減損②非金融資産、注記8.有形固定資産及び注記9.のれん及び無形資産)
(5)表示方法の変更
前連結会計年度において、「引当金」は、連結財政状態計算書上の「その他の非流動負債」に含めて表示しておりましたが、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財政状態計算書において、「その他の非流動負債」から「引当金」に3,610百万円を組み替えて表示しております。
(6)新基準の早期適用
早期適用した基準書等はありません。
(7)未適用の公表済み基準書及び解釈指針
連結財務諸表の承認日までに新設または改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、2016年3月31日現在において当社グループが適用していない主なものは、以下のとおりであります。適用による当社グループへの影響は検討中であり、現時点で見積ることはできません。
| 基準書 | 基準名 | 強制適用時期 (以降開始年度) | 当社グループ 適用年度 | 新設・改訂の概要 |
| IFRS第15号 | 顧客との契約から生じる収益 | 2018年1月1日 | 2019年3月期 | 収益認識の会計処理に使用する単一のフレームワークの提示 |
| IFRS第9号 | 金融商品 | 2018年1月1日 | 2019年3月期 | 金融商品の分類、測定及び認識に係る改訂 |
| IFRS第16号 | リース | 2019年1月1日 | 2020年3月期 | リース会計に関する改訂 |
3.重要な会計方針
(1) 連結の基礎
①子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、企業に対するパワーによりそのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合、当社グループはその企業を支配しております。
子会社の財務諸表は、支配を獲得した日から支配を喪失する日までの間、当社グループの連結財務諸表に含まれております。なお、子会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて調整しております。
当社グループの子会社に対する所有持分が変動した場合で、かつ、当社グループの当該子会社に対する支配が継続する場合は、資本取引として非支配持分の修正額と支払対価または受取対価の公正価値との差額を資本に直接認識し、親会社の所有者に帰属させております。支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得または損失は純損益で認識しております。
当社グループ企業間の債権債務残高及び取引、並びにグループ内取引によって発生した未実現損益は消去しております。
②関連会社
関連会社とは、当社グループがその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配はしていない企業をいいます。重要な影響力とは、投資先の財務及び営業の方針決定に参加するパワーであるが、当該方針に対する支配または共同支配ではないものをいいます。
関連会社への投資は、持分法を用いて会計処理しており、取得時に取得原価で認識しております。当社グループの投資には、取得時に認識したのれんが含まれております。
連結財務諸表には、重要な影響力を有した日から喪失する日までの持分法適用会社の収益、費用及びその他の包括利益の当社持分が含まれております。持分法適用会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて調整しております。
持分法適用会社との取引から発生した未実現利益は、被投資企業に対する当社グループ持分を上限として投資から控除しております。
(2) 企業結合
企業結合は取得法を用いて会計処理しております。
のれんは、取得日時点で移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額、及び段階取得の場合には取得日以前に保有していた被取得企業の資本持分の取得日公正価値の合計額から、取得日における識別可能な取得資産及び引受負債の純認識額(通常、公正価値)を控除した額として測定しております。この差額が負の金額である場合には、即時に純損益で認識しております。
現在の所有持分であり、清算時に企業の純資産に対する比例的な持分を保有者に与える非支配持分は、企業結合取引ごとに公正価値もしくは被取得企業の識別可能純資産の認識金額に対する非支配持分の比例的な取り分で当初測定しております。
企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した会計年度末までに完了していない場合には、完了していない項目を暫定的な金額で報告し、取得日から1年以内の測定期間において、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しております。
取得関連費用は発生した期間に費用として処理しております。
共通支配下における企業結合取引、すなわち、全ての結合企業または結合事業が最終的に企業結合の前後で同じ当事者によって支配され、その支配が一時的なものではない企業結合取引については、帳簿価額に基づき会計処理しております。
(3) 外貨換算
①外貨建取引
外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループの各機能通貨に換算しております。期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に再換算しております。
再換算及び決済により発生した換算差額は、その期間の純損益で認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定される金融資産から生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しております。
②在外営業活動体
在外営業活動体の資産及び負債は、取得により発生したのれん及び公正価値の調整額を含め、期末日の為替レートで換算しております。また、在外営業活動体の収益及び費用は、為替レートが著しく変動している場合を除き、期中の平均レートで換算しております。
在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる換算差額は、その他の包括利益で認識しており、「在外営業活動体の換算差額」として「その他の資本の構成要素」に含めております。
在外営業活動体の一部または全てを処分し、かつ支配、重要な影響力または共同支配を喪失する場合には、この在外営業活動体に関連する換算差額の累積額は、処分に係る利得または損失の一部として純損益に振り替えております。
(4) 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。
(5) 棚卸資産
棚卸資産は、商品、製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品から構成されております。
棚卸資産については、取得原価と正味実現可能価額のうちいずれか低い額で測定しております。原価の算定は、平均法を適用しております。
正味実現可能価額は、通常の営業過程における予想販売価額から完成までに要する見積原価及び見積販売費用を控除した額であります。
(6) 有形固定資産
①認識及び測定
有形固定資産については、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しております。
取得原価には資産の取得に直接関連する費用、資産の解体及び除去費用、原状回復費用の当初見積額、並びに資産計上の要件を満たす借入コストが含まれております。有形固定資産の構成要素の耐用年数が構成要素ごとに異なる場合は、それぞれ別個の有形固定資産項目として計上しております。
②取得後の支出
有形固定資産の取得後に発生した支出のうち、通常の修繕及び維持については発生時に費用として処理し、主要な取替及び改良に係る支出については、その支出により将来当社グループに経済的便益がもたらされることが見込まれる場合に限り資産計上しております。
③減価償却
減価償却費は、償却可能価額をもとに算定しております。償却可能価額は、資産の取得原価から残存価額を差し引いて算出しております。
減価償却については、有形固定資産の各構成要素の見積耐用年数にわたり、主に定額法に基づいております。定額法を採用している理由は、これが資産によって生み出される将来の経済的便益の消費の想定パターンに最も近似していると考えられるためであります。
リース資産は、リース契約の終了時までに当社グループが所有権を獲得することが合理的に確実な場合を除き、リース期間または見積耐用年数のいずれか短い期間で償却しております。なお、土地は償却しておりません。
主な有形固定資産の見積耐用年数は、建物及び構築物が10年から50年、工具器具備品が2年から20年であります。
減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、期末日に見直しを行い、必要に応じて改定しております。
(7) のれん及び無形資産
①のれん
(ⅰ) 当初認識
子会社の取得により生じたのれんは、「のれん及び無形資産」に計上しております。当初認識時におけるのれんの測定については、「(2)企業結合」に記載しております。
(ⅱ) 当初認識後の測定
のれんは、取得価額から減損損失累計額を控除して測定しております。のれんは償却を行わず、毎年同時期及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを行っております。
②企業結合により取得した無形資産
企業結合により取得し、のれんとは区分して認識したトレードマーク、メンバーシップ、パテント及び商品化契約等の無形資産は取得日の公正価値で計上しております。
その後は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を差し引いて測定しております。
③開発資産
新しい科学的または技術的知識の獲得のために行われる研究活動に対する支出は、発生時に費用計上しております。開発活動に対する支出は、当該資産を完成させることが技術的に実行可能であり、将来の経済的便益を得られる可能性が高く、信頼性をもって測定可能であり、完成後に使用または売却する意図、能力及び資源を有する場合にのみ、資産計上しております。
開発資産の当初認識額は、資産計上の要件をすべて満たした日から、開発完了までに発生した支出の合計額で測定しております。当初認識後、開発資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を差し引いて測定しております。
④その他の無形資産
当社グループが取得した無形資産で耐用年数を確定できるものについては、取得価額から償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。
⑤償却
償却費は、資産の取得原価から残存価額を差し引いた額に基づいております。
耐用年数を確定できる無形資産は、見積耐用年数にわたって定額法により償却しており、減損の兆候がある場合には減損テストを行っております。定額法を採用している理由は、これが資産によって生み出される将来の経済的便益の消費の想定パターンに最も近似していると考えられるためであります。主な耐用年数を確定できる無形資産は、以下のとおりであります。
| ・開発資産等 | 5年未満 |
| ・パテント及び商品化契約 | 3-20年 |
償却方法、耐用年数及び残存価額は、期末日に見直しを行い、必要に応じて改定しております。
トレードマーク及びメンバーシップ等耐用年数を確定できない無形資産または未だ使用可能ではない無形資産は償却を行わず、毎年同時期及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを行っております。
(8) リース
当社グループは、リース契約開始時に、その契約がリースであるか否か、またはその契約にリースが含まれているか否かを判断しております。契約の実質は、契約の履行が特定の資産または資産グループの使用に依存しているか、及びその契約により当該資産を使用する権利が与えられるかに基づき判断しております。
①ファイナンス・リース
契約により、当社グループが実質的に全てのリスク及び経済的便益を享受するリースは、ファイナンス・リースとして分類しております。リース資産は公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか小さい額で当初測定しております。当初測定後は、その資産に適用される会計方針に基づいて会計処理しております。
ファイナンス・リースにおける最低支払リース料総額は、金融費用と債務残高の減少に配分しております。金融費用は、債務残高に対して一定の利率となるように、リース期間にわたって各期間に配分しております。
また、変動リース料は発生した期間において費用として認識しております。
②オペレーティング・リース
ファイナンス・リース以外のリースはオペレーティング・リースとなり、当該リース資産は、当社グループの連結財政状態計算書に計上されておりません。
オペレーティング・リースにおける支払額は、リース期間にわたって定額法により純損益で認識しております。
また、変動リース料は発生した期間において費用として認識しております。
(9) 減損
①非デリバティブ金融資産
「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類されない金融資産については、報告期間の末日ごとに減損している客観的証拠の有無を検討しております。金融資産については、客観的な証拠によって損失事象が当該資産の当初認識後に発生したことが示され、かつ当該損失事象によってその金融資産の見積将来キャッシュ・フローにマイナスの影響が及ぼされることが信頼性をもって見積れる場合に減損していると判定しております。
金融資産が減損していることを示す客観的な証拠には、債務者による支払不履行または滞納、当社グループが債務者に対して、そのような状況でなければ実施しなかったであろう条件で行った債権の回収期限の延長、債務者または発行企業が破産する兆候、活発な市場の消滅等が含まれております。
売却可能金融資産については、その公正価値が著しく下落している、または長期にわたり取得原価を下回っていることも、減損の客観的証拠に含まれます。
(ⅰ) 償却原価で測定する金融資産
当社グループは、金融資産の減損の客観的な証拠を、個別に重要な金融資産については個々に、個別に重要でない金融資産については集団的に検討しております。
償却原価で測定される金融資産の減損損失は、その帳簿価額と当該資産の当初の実効金利で割り引いた将来キャッシュ・フローの見積りの現在価値との差額として測定し、貸倒引当金勘定を通じて、純損益で認識しております。その後、当該資産の回収不能が確定した場合には、貸倒引当金を帳簿価額から直接減額しております。減損損失認識後に減損損失の額が減少したことを示す客観的な証拠が発生した場合には、減損損失を戻入れ、純損益として認識しております。
(ⅱ) 売却可能金融資産
売却可能金融資産の減損損失は、資本の構成要素である「売却可能金融資産の公正価値の純変動」に計上していた累積損失を純損益に振り替えて認識しております。その他の包括利益から純損益に振り替えられる累積損失額は、取得原価と現在の公正価値との差額から、過去に純損益として認識済みの減損損失を控除した額となります。負債性金融商品については、減損損失認識後に減損損失の額が減少したことを示す客観的な証拠が発生した場合には、減損損失を戻入れ、純損益として認識しております。
(ⅲ) 持分法適用会社に対する投資
関連会社の持分取得に伴い生じたのれんは、当該投資の帳簿価額に含められており、持分法で会計処理されている投資全体に関して減損テストを行っております。当社グループは、期末日において、関連会社に対する投資が減損しているということを示す客観的な証拠があるか否かを評価しております。投資が減損していることを示す客観的証拠がある場合、投資の回収可能価額(使用価値と処分費用控除後の公正価値のいずれか高い方)と帳簿価額を比較することにより、減損テストを行っております。過去の期間に認識された減損損失は、過去の減損損失計上後、投資の回収可能価額の決定に使用された見積りの変更があった場合にのみ、戻入れております。その場合、投資の帳簿価額は、減損損失の戻入れにより、回収可能価額まで増額しております。
②非金融資産
棚卸資産及び繰延税金資産を除く、当社グループの非金融資産の帳簿価額は、期末日ごとに減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候がある場合は、当該資産の回収可能価額に基づく減損テストを行っております。のれん及び耐用年数を確定できない無形資産については、回収可能価額を毎年同時期及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを行っております。
資産または資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と処分費用控除後の公正価値のうちいずれか大きい方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び将来キャッシュ・フローの見積りにおいて考慮されていない当該資産に固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いております。
減損テストにおいて、個別に回収可能価額の見積りが可能でない資産は、継続的な使用により他の資産または資産グループのキャッシュ・インフローから、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資金生成単位に統合しております。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーから便益を得ると見込まれる資金生成単位に配分しており、当該資金生成単位は内部報告目的で管理されている最小の単位で、事業セグメントの範囲内となっております。全社資産は独立したキャッシュ・インフローを生み出していないため、全社資産に減損の兆候がある場合は、当該全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額に基づき減損テストを行っております。
減損損失は、資産または資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合には純損益として認識しております。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に当該資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額に比例的に配分しております。
のれんに関連する減損損失は戻入れません。その他の資産については、過去に認識した減損損失が各期末日においてもはや存在しないか、または、減少している可能性を示す兆候の有無を評価しております。減損の戻入れの兆候があり、回収可能価額の決定に使用した見積りが変化した場合は、減損損失を戻入れております。減損損失の戻入れ後の帳簿価額は、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費または償却費を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限としております。
(10) 従業員給付
当社及び一部の子会社では、確定拠出型年金制度を採用しております。確定拠出型年金制度は、雇用主が一定額の掛金を他の独立した企業に拠出し、その拠出額以上の支払について法的または推定的債務を負わない退職後給付制度であります。確定拠出型年金制度の拠出は、従業員がサービスを提供した期間に費用として認識しております。
また、当社及び一部の子会社では確定給付制度である複数事業主による年金制度に加入しており、期中の拠出額を年金費用として純損益で認識し、未払拠出金を債務として認識しております。
給与、賞与及び年次有給休暇等の短期従業員給付については、勤務の対価として支払うと見込まれる金額を、従業員が勤務を提供した時に費用として認識しています。
(11) 引当金
引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが現在の法的または推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に、認識しております。
貨幣の時間的価値の影響が重要である場合、引当金は当該負債に固有のリスクを反映させた割引率を用いた現在価値により測定しております。
資産除去債務については、資産の解体及び除去費用、並びに原状回復費用に関して引当金を認識するとともに、当該資産の取得原価に加算しております。将来の見積費用及び適用された割引率は毎年見直され、修正が必要と判断された場合は、会計上の見積りの変更として処理しております。
(12) 金融商品
当社グループは、非デリバティブ金融資産を、貸付金及び債権と売却可能金融資産の各区分に分類しております。また、非デリバティブ金融負債を、償却原価で測定される金融負債の区分に分類しております。
①非デリバティブ金融資産及び非デリバティブ金融負債-認識及び認識の中止
当社グループは、貸付金及び債権を、これらの発生日に当初認識しております。その他の全ての金融資産及び金融負債は取引日に当初認識しております。
金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、または、当該金融資産の所有に係るリスク及び便益を実質的に全て移転する取引において、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を移転する場合に、当該金融資産の認識を中止しております。
金融負債は、契約上の義務が免責、取消、または失効となった場合に、認識を中止しております。
②非デリバティブ金融資産-測定
(ⅰ) 貸付金及び債権
支払額が固定または決定可能な非デリバティブ金融資産のうち、活発な市場での公表価格がない金融資産は、貸付金及び債権に分類しております。
貸付金及び債権は、当初認識時に公正価値に金融資産の取得に直接起因する取引コストを加味した金額で測定しております。当初認識後は、実効金利法による償却原価から減損損失を控除した金額で測定し、償却額は金融収益として純損益で認識しております。
(ⅱ) 売却可能金融資産
デリバティブ以外の金融資産のうち、当初認識時に売却可能に指定されたもの、または他のいずれにも分類されない金融資産は、売却可能金融資産に分類されております。
売却可能金融資産は、当初認識時に公正価値に金融資産の取得に直接起因する取引コストを加味した金額で測定しております。当初認識後は、期末日の公正価値で測定し、公正価値の変動額をその他の包括利益の「売却可能金融資産の公正価値の純変動」として認識しております。
売却可能金融資産の認識を中止した場合、その他の包括利益に計上されている累積損益は純損益に振り替えられます。
③非デリバティブ金融負債-測定
非デリバティブ金融負債は、当初認識時に公正価値から金融負債の発行に直接帰属する取引費用を控除した金額で測定しております。当初認識後は、これらの金融負債は実効金利法を用いて償却原価で測定し、償却額は金融費用として純損益で認識しております。
④複合金融商品
複合金融商品の負債部分は、当初認識時において、資本への転換オプションがない類似の負債の公正価値により測定しております。資本部分は、当初認識時において、当該金融商品全体の公正価値から負債部分の公正価値を控除した金額で測定しております。直接取引費用は負債部分と資本部分の当初の帳簿価額の比率に応じて配分しております。
当初認識後は、複合金融商品の負債部分は実効金利法を用いた償却原価により測定しております。複合金融商品の資本部分については、当初認識後は再測定を行っておりません。
負債部分に関する利息は、金融費用として純損益で認識しております。転換時には、負債部分は資本に振り替え、利得又は損失は認識しておりません。
⑤デリバティブ及びヘッジ活動
当社グループは、定期的に為替変動リスクを管理するため、先物為替予約のデリバティブを利用する場合があります。
デリバティブは公正価値で当初認識し、デリバティブの取得に直接起因する取引コストは発生時に純損益として認識しております。当初認識後は、デリバティブは公正価値で測定し、その変動は純損益に計上しております。
なお、当社グループは、ヘッジ会計は適用しておりません。
(13) 資本
①普通株式
当社グループが発行した資本性金融商品の発行に直接関連する費用は、税効果考慮後の金額を資本の控除項目として認識しております。
②自己株式
自己株式を取得した場合は、税効果考慮後の支払対価(株式の取得に直接起因する取引コストを含む)を、資本の控除項目として認識しております。自己株式の購入、売却、発行または消却時において、いかなる利得及び損失も純損益として認識しておりません。なお、帳簿価額と売却対価との差額は、資本剰余金として認識しております。
(14) 収益
当社グループは、受領した対価または提供した商品及びサービスに対する債権の公正価値から、売上関連の税金を控除した金額で収益を測定しております。
物品の販売からの収益は、以下の条件が全て満たされた時に認識しております。
・重要なリスク及び経済価値を企業が買手に移転したこと
・販売された物品に対して継続的な管理上の関与も実質的な支配も保持しないこと
・収益の額を信頼性をもって測定できること
・経済的便益が企業に流入する可能性が高いこと
・発生する原価を信頼性をもって測定できること
サービスの提供による収入は、取引の成果を信頼性を持って見積もることができる場合に、期末日現在の取引の進捗度に応じて収益を認識しております。取引の成果は、次のすべての条件が満たされる場合には、信頼性をもって見積ることができます。
・収益の額を信頼性をもって測定できること
・取引に関する経済的便益が企業に流入する可能性が高いこと
・取引の進捗度を期末日において信頼性をもって測定できること
・取引について発生した原価及び取引の完了に関する原価を信頼性をもって測定できること
当社グループの収益の主要な区分におけるそれぞれの収益認識基準、複数要素取引、収益の総額表示と純額表示に関する基準は以下のとおりであります。
①製品売上高
当社グループは、ゲームソフト及びその他の製品、アミューズメント機器及び関連装置、ゲーミング機器及びカジノマネジメントシステム、パチスロ機及びぱちんこ機等を含む製品の販売を行っており、これらの製品を顧客に引き渡した時点、あるいは顧客の検収時点で収益を認識しております。
当社グループは、通常、明らかに瑕疵が存在する時以外は、製品の交換または返品を認めておりませんが、ある限られた状況において返品を認めることがあります。また、返品や値引きを行う可能性が高く、その金額を合理的に見積ることが可能な場合は、当該見積額を収益の額から控除しております。
②サービス及びその他の収入
当社グループのサービス及びその他の収入には、モバイルゲームや“e-AMUSEMENT Participation”サービス等をはじめとするゲームコンテンツサービス収入のほか、スポーツクラブの会費収入等が含まれております。
モバイルゲームにおける当該ゲーム上で提供されるアイテムについては、アイテムを販売した時点では収益を繰り延べており、アイテムの性質に応じて、顧客のアイテムの利用時点または見積利用期間にわたり、サービスの提供が完了したと判断された場合に収益を認識しております。
スポーツクラブの収入は、主に会員からの毎月の会費からなっており、サービスを提供した期間に収益を認識しております。
③複数要素取引
当社グループは、製品及びサービスに関する様々な構成要素からなる契約を締結しております。これらの構成要素が以下の要件を満たす場合、当社グループは公正価値の割合に基づき取引対価を各構成要素に配分し、構成要素ごとに収益を認識しております。
・各構成要素がそれ単体で顧客にとって価値があること
・各構成要素の公正価値が信頼性をもって測定できること
上記の要件を満たさない場合には、未提供の製品またはサービスの全てが提供されるまで、全体を1つの会計単位として収益を繰り延べております。
デジタルエンタテインメント事業において、オンライン対戦機能をもったパッケージソフトウェアの販売を行っております。当該取引は複数要素取引として各構成要素が顧客に対し単独の価値があり、公正価値が信頼性をもって測定できない場合、収益全体を1つの会計単位として認識し、見積利用期間にわたり定額で収益を認識しております。
また、デジタルエンタテインメント事業において、アミューズメント機器の販売を行っており、同時に、多数のアミューズメント施設をネットワークで結ぶ“e-AMUSEMENT”サービスやユーザーのプレイ料金を顧客(アミューズメント施設運営者)とシェアする”e-AMUSEMENT Participation”サービスの販売を行っており、これらを複数要素取引として識別しております。これらの複数要素取引に含まれるそれぞれの構成要素は顧客に対して単独で価値があり、公正価値が信頼性をもって測定できるため、個別の会計単位として認識しており、顧客の検収時点またはサービスの提供完了時点で収益として認識しております。
④収益の総額表示と純額表示
収益を総額表示とするか純額表示とするかの判定に際しては、契約ごとに、以下の指標を考慮して、当社グループが取引の当事者であるか、代理人であるかを判断しております。
・顧客に対する財及びサービスの提供、または注文の履行について、第一義的な責任を有しているか
・顧客による発注の前後や輸送中、または返品の際に、在庫リスクを負っているか
・価格決定の自由を、直接または間接に有しているか
・顧客に対する債権について、顧客の信用リスクを負担しているか
当社グループが取引の当事者であると判断した場合には、当該取引に関する収益を総額で表示し、代理人であると判断した場合には、当該取引に関する収益を純額で計上しております。
(15) 金融収益及び金融費用
金融収益は、主として受取利息、受取配当金、為替差益及び売却可能金融資産の売却益等から構成されております。受取利息は、実効金利法により発生時に認識しております。受取配当金は、当社グループの受領権が確定した日に認識しております。
金融費用は、主として支払利息、為替差損及び売却可能金融資産の売却損等から構成されております。支払利息は、実効金利法により発生時に認識しております。
(16) 法人所得税
法人所得税費用は当期税金と繰延税金から構成されております。これらは、その他の包括利益または資本で直接認識する項目から生じる場合、及び企業結合から生じる場合を除き、純損益で認識しております。
当期税金は税務当局から還付もしくは税務当局に対する納付が予想される金額で測定され、税額の算定に使用する税率または税法は、期末日までに制定もしくは実質的に制定されているものであります。
繰延税金資産及び繰延税金負債は、資産及び負債の会計上の帳簿価額と税務基準額との差額である一時差異、税務上の繰越欠損金及び繰越税額控除について認識しており、期末日までに制定もしくは実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、資産が実現する期または負債が決済される期に適用されると予想される税率を用いて算定しております。以下の場合には、繰延税金資産及び繰延税金負債を認識しておりません。
・将来加算一時差異がのれんの当初認識から生じる場合
・企業結合ではなく、かつ取引日に会計上の利益にも課税所得(欠損金)にも影響しない取引における資産または負債の当初認識から生ずる場合
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、解消する時期をコントロールでき、かつ、予測可能な将来にその差異が解消されない可能性が高い場合
繰延税金資産及び繰延税金負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合に相殺しております。
繰延税金資産は、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金及び繰越税額控除のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しております。繰延税金資産の帳簿価額は期末日において再検討しており、繰延税金資産の便益を実現させるだけの十分な課税所得を稼得する可能性が高くなくなった範囲で繰延税金資産の帳簿価額を減額しております。
(17) 1株当たり利益
基本的1株当たり利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり利益は、希薄化効果を有する全ての潜在株式の影響を調整して計算しております。
4.セグメント情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎として決定しております。
事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位であります。
各事業セグメントは、異なる市場において異なる製品を提供する戦略的事業単位であるため、それぞれ個別に管理されております。
当社グループの活動は、主として以下の4つの事業セグメントにより、世界的に事業を展開しております。
| ①デジタルエンタテインメント事業 | モバイルゲーム、アーケードゲーム、カードゲーム、家庭用ゲーム等のデジタルコンテンツ及びそれに関わる製品の制作、製造及び販売 |
| ②健康サービス事業 | スポーツクラブ施設運営、健康関連商品の制作、製造及び販売 |
| ③ゲーミング&システム事業 | ゲーミング機器及びカジノマネジメントシステムの制作、製造、販売及びサービス |
| ④遊技機事業 | 遊技機の制作、製造及び販売 |
セグメント損益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を控除したものであり、各セグメント損益には、全社費用や金融収益及び金融費用、並びに有形固定資産やのれん及び無形資産の減損損失等、各セグメントに関連する特別な費用は含まれておりません。全社の項目は、特定のセグメントに直接関連しない本社費用等により構成されております。消去の項目は、主にセグメント間取引高消去等から構成されております。
各セグメントの資産は、連結財政状態計算書の資産合計と一致しており、持分法で会計処理されている投資、繰延税金資産等を含んでおります。また、各セグメントの資産は、それぞれのセグメントに直接関連するものであり、全社に含まれる金額を除き、各セグメントに直接関連しない資産については、最も合理的な基準に基づいて各セグメントに配賦しております。
セグメント間取引は、独立企業間価格で行っております。
なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、連結売上高の10%以上を占める重要な単一の顧客はありません。
(1) 事業セグメント
売上高及び営業収入
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業: | ||
| 外部顧客に対する売上高 | 96,673 | 132,578 |
| セグメント間の内部売上高 | 302 | 104 |
| 計 | 96,975 | 132,682 |
| 健康サービス事業: | ||
| 外部顧客に対する売上高 | 72,974 | 70,966 |
| セグメント間の内部売上高 | 366 | 320 |
| 計 | 73,340 | 71,286 |
| ゲーミング&システム事業: | ||
| 外部顧客に対する売上高 | 33,825 | 34,284 |
| セグメント間の内部売上高 | - | - |
| 計 | 33,825 | 34,284 |
| 遊技機事業: | ||
| 外部顧客に対する売上高 | 14,685 | 12,074 |
| セグメント間の内部売上高 | 6 | 9 |
| 計 | 14,691 | 12,083 |
| 消去 | △674 | △433 |
| 連結計 | 218,157 | 249,902 |
セグメント損益
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業 | 16,983 | 35,669 |
| 健康サービス事業 | 1,899 | 2,689 |
| ゲーミング&システム事業 | 6,343 | 5,572 |
| 遊技機事業 | 564 | △1,121 |
| 計 | 25,789 | 42,809 |
| 全社及び消去 | △4,542 | △4,649 |
| その他の収益及びその他の費用 | △5,942 | △13,481 |
| 金融収益及び金融費用 | 1,501 | △1,160 |
| 持分法による投資利益 | 154 | 249 |
| 税引前利益 | 16,960 | 23,768 |
全社の費用の主な内容は、人件費、広告宣伝費及び賃借料等の当社管理部門に係る費用等であります。
セグメント資産
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業 | 161,429 | 173,884 |
| 健康サービス事業 | 69,013 | 68,909 |
| ゲーミング&システム事業 | 32,331 | 34,325 |
| 遊技機事業 | 26,466 | 15,430 |
| 計 | 289,239 | 292,548 |
| 全社 | 22,353 | 35,639 |
| 連結計 | 311,592 | 328,187 |
(注)1.全社の資産の主な内容は、現金及び現金同等物、金融資産、有形固定資産等であります。
2.健康サービス事業に含まれる持分法で会計処理されている投資は、「注記11. 持分法で会計処理されている投資」に記載のとおりであります。
3.前連結会計年度及び当連結会計年度において、各セグメント資産に含まれる有形固定資産、のれん及び無形資産等の減損損失は、以下のとおりであります。なお、有形固定資産、のれん及び無形資産の減損損失については、「注記8.有形固定資産」及び「注記9.のれん及び無形資産」に記載しております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業 | 3,216 | 1,574 |
| 健康サービス事業 | 1,937 | 726 |
| 遊技機事業 | 208 | 6,762 |
| 合計 | 5,361 | 9,062 |
減価償却費及び償却費
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業 | 10,370 | 18,265 |
| 健康サービス事業 | 3,299 | 3,047 |
| ゲーミング&システム事業 | 1,704 | 2,038 |
| 遊技機事業 | 3,878 | 4,331 |
| 計 | 19,251 | 27,681 |
| 全社 | 1,380 | 1,406 |
| 連結計 | 20,631 | 29,087 |
非流動資産に対する投資
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| デジタルエンタテインメント事業 | 12,173 | 7,883 |
| 健康サービス事業 | 1,977 | 888 |
| ゲーミング&システム事業 | 6,078 | 3,098 |
| 遊技機事業 | 5,381 | 4,053 |
| 計 | 25,609 | 15,922 |
| 全社 | 688 | 1,546 |
| 連結計 | 26,297 | 17,468 |
非流動資産に対する投資は、各セグメントの営業活動で使用した有形固定資産及び無形資産の取得であります。
(2) 地域別情報
外部顧客に対する売上高及び営業収入
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 日本 | 161,976 | 167,858 |
| 米国 | 39,844 | 53,284 |
| 欧州 | 9,427 | 20,447 |
| アジア・オセアニア | 6,910 | 8,313 |
| 連結計 | 218,157 | 249,902 |
非流動資産
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 日本 | 124,735 | 107,027 |
| 米国 | 14,632 | 12,000 |
| 欧州 | 431 | 258 |
| アジア・オセアニア | 500 | 449 |
| 連結計 | 140,298 | 119,734 |
非流動資産は、有形固定資産及び無形資産(のれんを含む)から構成されております。
上記の地域別情報を表示するにあたり、当社グループは、外部顧客に対する売上高及び営業収入については当社グループが製品の販売もしくはサービスを行っている場所に基づき、資産については資産が実際に存在する場所に基づいて、それぞれの地域を決定しております。
(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
5.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 現金及び現金同等物 | ||
| 現金及び預金 | 58,906 | 112,487 |
| 定期預金(預入期間が3ヶ月以内) | 5,748 | 1,420 |
| 連結財政状態計算書における現金及び現金同等物 | 64,654 | 113,907 |
前連結会計年度及び当連結会計年度の連結財政状態計算書上における「現金及び現金同等物」の残高と連結キャッシュ・フロー計算書上における「現金及び現金同等物」の残高は、一致しております。
6.営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 受取手形 | 807 | 863 |
| 売掛金 | 30,235 | 22,389 |
| その他 | 54 | 249 |
| 控除:貸倒引当金 | △227 | △100 |
| 合計 | 30,869 | 23,401 |
前連結会計年度の売掛金には、販売した製品の利用に応じて回収されるものがあり、12ヶ月を超えて回収される予定のものを含んでおります。
7.棚卸資産
棚卸資産の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 商品及び製品 | 7,197 | 4,066 |
| 仕掛品 | 132 | 307 |
| 原材料及び貯蔵品 | 5,515 | 4,797 |
| 合計 | 12,844 | 9,170 |
前連結会計年度及び当連結会計年度において費用として認識した棚卸資産の金額は、それぞれ41,001百万円及び44,561百万円であります。
前連結会計年度及び当連結会計年度において費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、それぞれ629百万円及び1,057百万円であります。
8.有形固定資産
(1) 調整表
有形固定資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は、以下のとおりであります。
(取得原価)
| (単位:百万円) |
| 土地 | 建物及び構築物 | 工具器具備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |
| 前連結会計年度期首残高 | 33,711 | 102,743 | 38,563 | 945 | 175,962 |
| 取得 | - | 966 | 3,718 | 4,479 | 9,163 |
| 処分 | △34 | △580 | △2,596 | - | △3,210 |
| 振替 | - | 346 | △901 | △786 | △1,341 |
| 為替換算差額 | 67 | 573 | 1,388 | 464 | 2,492 |
| その他 | - | 14 | 28 | 61 | 103 |
| 前連結会計年度末残高 | 33,744 | 104,062 | 40,200 | 5,163 | 183,169 |
| 取得 | 971 | 562 | 2,639 | 1,959 | 6,131 |
| 処分 | - | △3,328 | △3,303 | - | △6,631 |
| 振替 | 185 | 4,626 | △2,010 | △6,446 | △3,645 |
| 為替換算差額 | △29 | △252 | △684 | △363 | △1,328 |
| その他 | - | 5,675 | △1,105 | 79 | 4,649 |
| 当連結会計年度末残高 | 34,871 | 111,345 | 35,737 | 392 | 182,345 |
(減価償却累計額及び減損損失累計額)
| (単位:百万円) |
| 土地 | 建物及び構築物 | 工具器具備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |
| 前連結会計年度期首残高 | △141 | △68,254 | △30,259 | - | △98,654 |
| 減価償却費 | - | △3,234 | △4,085 | - | △7,319 |
| 処分 | - | 416 | 2,522 | - | 2,938 |
| 減損損失 | - | △846 | △119 | - | △965 |
| 振替 | - | - | 1,377 | - | 1,377 |
| 為替換算差額 | - | △186 | △1,056 | - | △1,242 |
| その他 | - | 3 | △46 | - | △43 |
| 前連結会計年度末残高 | △141 | △72,101 | △31,666 | - | △103,908 |
| 減価償却費 | - | △3,115 | △4,339 | - | △7,454 |
| 処分 | - | 2,894 | 3,105 | - | 5,999 |
| 減損損失 | - | △745 | △866 | - | △1,611 |
| 振替 | - | △276 | 3,398 | - | 3,122 |
| 為替換算差額 | - | 88 | 542 | - | 630 |
| その他 | - | 169 | 972 | - | 1,141 |
| 当連結会計年度末残高 | △141 | △73,086 | △28,854 | - | △102,081 |
(帳簿価額)
| (単位:百万円) |
| 土地 | 建物及び構築物 | 工具器具備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |
| 前連結会計年度末残高 | 33,603 | 31,961 | 8,534 | 5,163 | 79,261 |
| 当連結会計年度末残高 | 34,730 | 38,259 | 6,883 | 392 | 80,264 |
有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めております。
(2) 減損損失
減損損失の資産種類別の内訳は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 種類 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
| デジタルエンタテインメント事業 | 建物及び構築物 | - | 46 |
| 工具器具備品 | - | 308 | |
| 健康サービス事業 | 建物及び構築物 | 846 | 699 |
| 工具器具備品 | 119 | 12 | |
| 遊技機事業 | 工具器具備品 | - | 546 |
| 合計 | 965 | 1,611 | |
減損損失は、連結損益計算書の「その他の収益及びその他の費用」に含めて表示しております。
有形固定資産は、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させる最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。ただし、遊休資産等については、個別にグルーピングを行っております。
前連結会計年度において認識した減損損失は、健康サービス事業における店舗の営業損益が継続してマイナス、または、資産の市場価値が帳簿価額より著しく下落している等、減損の兆候が認められる資金生成単位について減損テストを行い、回収可能価額が帳簿価額を下回った一部の店舗資産について減損損失を認識しております。資金生成単位の回収可能価額は、経営者によって承認された中期経営計画を基礎として将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いた使用価値に基づいております。割引率は、税引前加重平均資本コスト等を基礎に算定しており、前連結会計年度の割引率は、8.2%であります。
当連結会計年度において認識した減損損失は、デジタルエンタテインメント事業、健康サービス事業及び遊技機事業における遊休資産(主に建物及び構築物、工具器具備品)について、帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。なお、当該資産の回収可能価額は主に使用価値により算定しており、その価値を零としております。
(3) 借入コスト
前連結会計年度及び当連結会計年度において、適格資産の取得原価の構成要素として資産計上した借入コストは、それぞれ62百万円及び82百万円であります。なお、その際に適用した資産化率は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ0.55%及び0.55%であります。
9.のれん及び無形資産
(1) 調整表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は、以下のとおりであります。
(取得原価)
| (単位:百万円) |
| のれん | 開発資産 | トレード マーク | メンバー シップ | その他 | 合計 | |
| 前連結会計年度期首残高 | 21,978 | 61,312 | 50,561 | 6,640 | 8,438 | 148,929 |
| 取得 | - | 1,095 | - | - | 212 | 1,307 |
| 内部開発による増加 | - | 15,827 | - | - | - | 15,827 |
| 処分 | - | △2,722 | - | - | △192 | △2,914 |
| 為替換算差額 | 86 | 147 | - | - | 458 | 691 |
| その他 | - | 0 | - | - | △50 | △50 |
| 前連結会計年度末残高 | 22,064 | 75,659 | 50,561 | 6,640 | 8,866 | 163,790 |
| 取得 | - | 524 | - | - | 156 | 680 |
| 内部開発による増加 | - | 10,657 | - | - | - | 10,657 |
| 処分 | - | △29,232 | - | - | △149 | △29,381 |
| 為替換算差額 | △37 | △79 | - | - | △197 | △313 |
| その他 | - | 39 | - | - | △70 | △31 |
| 当連結会計年度末残高 | 22,027 | 57,568 | 50,561 | 6,640 | 8,606 | 145,402 |
(償却累計額及び減損損失累計額)
| (単位:百万円) |
| のれん | 開発資産 | トレード マーク | メンバー シップ | その他 | 合計 | |
| 前連結会計年度期首残高 | △3,979 | △37,177 | △40,934 | - | △4,901 | △86,991 |
| 償却費 | - | △12,760 | △4 | - | △548 | △13,312 |
| 処分 | - | 2,147 | - | - | 37 | 2,184 |
| 減損損失 | △148 | △3,425 | △752 | - | △2 | △4,327 |
| 為替換算差額 | - | △134 | - | - | △173 | △307 |
| その他 | - | - | - | - | - | - |
| 前連結会計年度末残高 | △4,127 | △51,349 | △41,690 | - | △5,587 | △102,753 |
| 償却費 | - | △21,115 | △11 | - | △507 | △21,633 |
| 処分 | - | 25,654 | - | - | 123 | 25,777 |
| 減損損失 | - | △3,174 | - | △4,277 | - | △7,451 |
| 為替換算差額 | - | 84 | - | - | 101 | 185 |
| その他 | - | △43 | - | - | △14 | △57 |
| 当連結会計年度末残高 | △4,127 | △49,943 | △41,701 | △4,277 | △5,884 | △105,932 |
(帳簿価額)
| (単位:百万円) |
| のれん | 開発資産 | トレード マーク | メンバー シップ | その他 | 合計 | |
| 前連結会計年度末残高 | 17,937 | 24,310 | 8,871 | 6,640 | 3,279 | 61,037 |
| 当連結会計年度末残高 | 17,900 | 7,625 | 8,860 | 2,363 | 2,722 | 39,470 |
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めております。
(2) 耐用年数を確定できない無形資産
上記無形資産のうち耐用年数を確定できない資産の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ15,673百万円及び11,376百万円であります。このうち、主なものは企業結合時に取得したトレードマーク及びメンバーシップ等であり、事業が継続する限り基本的に存続するため、当連結会計年度末においては耐用年数を確定できないものと判断しております。
(3) のれんを含む資金生成単位の減損
減損テストの際に、のれん及び耐用年数を確定できない無形資産を各資金生成単位に配分しております。各資金生成単位に配分されたのれん及び耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額の合計は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| のれん | デジタルエンタテインメント事業 | 15,371 | 15,334 |
| 健康サービス事業 | 2,441 | 2,441 | |
| ゲーミング&システム事業 | 125 | 125 | |
| 合計 | 17,937 | 17,900 | |
| 耐用年数を確定できない無形資産 | 健康サービス事業 | 8,702 | 8,702 |
| ゲーミング&システム事業 | 331 | 311 | |
| 遊技機事業 | 6,640 | 2,363 | |
| 合計 | 15,673 | 11,376 |
耐用年数を確定できない無形資産には、主に健康サービス事業のトレードマーク及び遊技機事業のメンバーシップ等が含まれております。
主要なのれん及び耐用年数を確定できない無形資産に対する減損テストは、以下のとおり行っております。
①デジタルエンタテインメント事業
回収可能価額は、経営者によって承認された中期経営計画を基礎とし、使用価値に基づいて測定しております。以降の期間は、過去の実績と外部からの情報をもとに資金生成単位が属する市場もしくは国の長期期待成長率を参考に見積っております。算定された使用価値は帳簿価額を十分上回っているため、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。
②健康サービス事業
健康サービス事業は、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させる最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。当該資金生成単位の回収可能価額は、経営者によって承認された中期経営計画を基礎とする使用価値に基づき、経営者の過去の経験と外部からの入手可能な情報に基づいた将来キャッシュ・フローの現在価値を反映しております。以降の期間は、過去の実績と外部からの情報をもとに資金生成単位が属する市場もしくは国の長期期待成長率を超えない成長率を用いて使用価値を算定しております。
前連結会計年度において、一部の店舗において当初の成長予測を達成できなくなったこと等に起因して、税引前の割引率8.2%を用いて測定された使用価値に基づく回収可能価額が、有形固定資産、のれん及び耐用年数を確定できない無形資産等の帳簿価額合計を下回っていたため、減損損失を認識し、連結損益計算書において「その他の収益及びその他の費用」として表示しております。前連結会計年度において、のれんに148百万円、耐用年数が確定できない無形資産に752百万円の減損損失を計上しております。当該減損損失は、減損を認識した各店舗にかかるのれん、耐用年数が確定できない無形資産、有形固定資産の帳簿価額に配分されております。
なお、減損損失を認識した資金生成単位の回収可能価額は6,532百万円であり、帳簿価額と一致しております。
③遊技機事業
回収可能価額は、経営者によって承認された中期経営計画を基礎とする使用価値に基づき、経営者の過去の経験と外部からの入手可能な情報に基づいた将来キャッシュ・フローの現在価値を反映しております。以降の期間は、過去の実績と外部からの情報をもとに資金生成単位が属する市場もしくは国の長期期待成長率を超えない成長率を用いて使用価値を算定しております。
当連結会計年度の第3四半期連結会計期間において、耐用年数を確定できない無形資産の税引前の割引率11.0%を用いて測定された使用価値に基づく回収可能価額が帳簿価額を下回っていたため、4,277百万円の減損損失を連結損益計算書の「その他の収益及びその他の費用」に含めて計上しました。これは、事業を取り巻く市場環境が急激に変化する中、ぱちんこビジネスの再構築に向けたタイトルのラインナップを整理したこと等に伴い、当初の成長予測を達成できなくなったこと等に起因しております。
なお、減損損失を認識した資金生成単位の回収可能価額は2,599百万円であります。
(4) 開発資産の減損
開発資産については、期末日ごとに各タイトルを単位として減損の兆候の有無を判断しております。各タイトルの損益見込がマイナス、または資産の市場価値が帳簿価額より著しく下落している等、減損の兆候が認められる開発資産について減損テストを行い、回収可能価額が帳簿価額を下回った一部の開発資産について減損損失を認識しております。開発資産の回収可能価額は、各タイトルの損益見込を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額による使用価値に基づいております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において減損損失として認識した金額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 報告セグメント | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
| デジタルエンタテインメント事業 | 3,216 | 1,220 |
| 健康サービス事業 | 1 | 15 |
| 遊技機事業 | 208 | 1,939 |
| 合計 | 3,425 | 3,174 |
(5) 研究開発費
資産計上基準を満たさない研究開発費は、発生時に費用として認識しております。前連結会計年度及び当連結会計年度において費用認識した研究開発費は、それぞれ2,764百万円及び3,369百万円であります。
10.リース
借手側
(1) ファイナンス・リース
当社グループは、一部の建物及び工具器具備品をファイナンス・リースにより賃借しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるファイナンス・リースにより賃借している資産の帳簿価額(減価償却累計額及び減損損失累計額控除後)は、以下のとおりであり、連結財政状態計算書の有形固定資産に含まれております。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 建物 | 10,308 | 9,250 |
| 工具器具備品 | 261 | 129 |
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるファイナンス・リースに基づく将来の最低支払リース料総額は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 1年以内 | 2,893 | 2,687 |
| 1年超5年以内 | 9,625 | 8,892 |
| 5年超 | 12,646 | 10,720 |
| 控除:将来財務費用 | △4,720 | △3,907 |
| 最低支払リース料の現在価値 | 20,444 | 18,392 |
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるファイナンス・リースに基づく将来の最低支払リース料総額の現在価値の内訳は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 1年以内 | 1,996 | 1,933 |
| 1年超5年以内 | 7,277 | 6,861 |
| 5年超 | 11,171 | 9,598 |
| 合計 | 20,444 | 18,392 |
いくつかのリース契約には、更新または購入選択権を含んでおります。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、費用として認識した変動リース料に重要性はありません。
(2) オペレーティング・リース
当社グループは、一部の事務所や機器等をオペレーティング・リースにより賃借しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度における解約不能オペレーティング・リースに基づく将来の最低支払リース料は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 1年以内 | 9,970 | 9,734 |
| 1年超5年以内 | 28,871 | 25,063 |
| 5年超 | 30,585 | 26,227 |
| 合計 | 69,426 | 61,024 |
いくつかのリース契約には、更新または購入選択権を含んでおります。
前連結会計年度及び当連結会計年度に費用として認識したオペレーティング・リース料は、それぞれ17,788百万円及び16,608百万円であります。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、費用として認識した変動リース料に重要性はありません。
11.持分法で会計処理されている投資
前連結会計年度及び当連結会計年度における当社グループの保有する関連会社株式は、以下のとおりであり、持分法を適用しております。
| 会社名 | 事業場所 | 事業内容 | 関係内容 | 取得日 | 出資比率 |
| リゾートソリューション株式会社 | 日本 | リゾート施設運営 | 健康サービス事業における出資提携 役員兼任 有 | 2006年3月 | 20.4% |
相場が公表されている持分法適用会社に対する投資の前連結会計年度末及び当連結会計年度末における帳簿価額及び公正価値は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 帳簿価額 | 2,370 | 2,585 |
| 公正価値 | 2,844 | 3,512 |
なお、要約財務情報については、重要性が乏しいため記載を省略しております。
12.その他の投資
その他の投資の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 株式 | 1,219 | 1,166 |
| その他 | 104 | 102 |
| 合計 | 1,323 | 1,268 |
13.その他の金融資産
その他の金融資産の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 貸付金 | 480 | 444 |
| 差入保証金 | 23,343 | 23,275 |
| その他 | 1,011 | 1,000 |
| 控除:貸倒引当金 | △223 | △160 |
| 合計 | 24,611 | 24,559 |
| 流動 | 354 | 436 |
| 非流動 | 24,257 | 24,123 |
なお、その他の金融資産(流動)は、連結財政状態計算書の「その他の流動資産」に含まれております。
14.社債及び借入金
前連結会計年度及び当連結会計年度における短期借入金の内容は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 無担保銀行借入金 | 6,009 | 9,014 |
| 合計 | 6,009 | 9,014 |
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における短期借入金の加重平均利率は、それぞれ年0.63%及び1.22%であります。上記の無担保短期銀行借入金には、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ50,000千米ドル(6,009百万円)及び80,000千米ドル(9,014百万円)の外貨建借入金が含まれております。
前連結会計年度及び当連結会計年度における社債の内容は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 無担保社債 (利率:年0.46%、2017年9月満期) | 4,984 | 4,991 |
| 無担保社債 (利率:年0.53%、2018年9月満期) | 4,980 | 4,986 |
| 無担保社債 (利率:年0.66%、2019年9月満期) | 4,979 | 4,983 |
| ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債 (利率:年-%、2022年12月満期) | - | 9,646 |
| 社債合計 | 14,943 | 24,606 |
| 控除:1年内返済予定額 | - | - |
| 社債-1年内返済予定額を除く | 14,943 | 24,606 |
当社は、2015年12月22日にユーロ円建転換社債型新株予約権付社債10,000百万円を発行いたしました。また、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、当社グループが借入債務のために担保として差し入れている資産はありません。
15.営業債務及びその他の債務
営業債務及びその他の債務の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 支払手形 | 1,559 | 170 |
| 買掛金 | 9,407 | 8,211 |
| 未払費用 | 13,344 | 14,789 |
| その他 | 3,407 | 1,587 |
| 合計 | 27,717 | 24,757 |
16.引当金
当連結会計年度における引当金の増減は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 資産除去債務 | その他 | 合計 | |
| 期首残高 | 3,590 | 776 | 4,366 |
| 繰入額 | 4,698 | 1,636 | 6,334 |
| 目的使用による減少額 | △254 | △1,147 | △1,401 |
| 戻入れによる減少額 | - | △20 | △20 |
| 割引計算による利息費用及び割引率の変更の影響額 | 1,247 | - | 1,247 |
| 為替換算差額 | △1 | △44 | △45 |
| 期末残高 | 9,280 | 1,201 | 10,481 |
| 流動 | 635 | 1,167 | 1,802 |
| 非流動 | 8,645 | 34 | 8,679 |
当社グループは、主として事務所及び健康サービス事業における施設に帰属するリース資産の処分に関連する資産除去活動について契約上の要請により、資産除去債務を認識しております。資産除去債務は、将来の資産除去に係る支出の最善の見積りを用いて測定しており、これらに対応する資産除去に関連する費用は資産化され、関連する非流動資産の帳簿価額の一部を構成し、当該非流動資産の見積耐用年数にわたって償却しております。これらの費用は、主に1年以上経過した後に支払われることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により今後変更される可能性があります。
当連結会計年度末において、健康サービス事業における施設に帰属するリース資産の処分に関連する資産除去債務について、施設の退去等の新たな情報の入手に伴い、施設の資産除去に関連する費用に関して見積りの変更を行っております。
その他には、返品調整引当金等が含まれております。
なお、引当金(流動)は、連結財政状態計算書の「その他の流動負債」に計上しております。
17.その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| リース債務 | 20,444 | 18,392 |
| その他 | 2,359 | 2,193 |
| 合計 | 22,803 | 20,585 |
| 流動 | 4,355 | 4,126 |
| 非流動 | 18,448 | 16,459 |
18.法人所得税
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2014年4月1日) | 純損益を通じて認識(注) | その他の包括利益において認識 | 直接資本において認識 | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | |
| 繰延税金資産: | |||||
| 未払費用 | 3,543 | △474 | - | - | 3,069 |
| 棚卸資産 | 2,812 | △2,260 | - | - | 552 |
| 税務上の繰越欠損金 | 5,322 | △223 | - | - | 5,099 |
| 有形固定資産簿価の差異 | 4,614 | 233 | - | - | 4,847 |
| 資産除去債務 | 845 | △26 | - | - | 819 |
| 無形資産 | 11,471 | △1,743 | - | - | 9,728 |
| 前受収益 | 1,144 | 638 | - | - | 1,782 |
| 関連会社への投資 | 1,334 | △162 | - | - | 1,172 |
| その他 | 3,016 | 298 | 12 | - | 3,326 |
| 繰延税金資産合計 | 34,101 | △3,719 | 12 | - | 30,394 |
| 繰延税金負債: | |||||
| 無形資産 | △6,534 | 486 | - | - | △6,048 |
| 子会社への投資 | △1,169 | 94 | - | - | △1,075 |
| その他 | △996 | 10 | 26 | - | △960 |
| 繰延税金負債合計 | △8,699 | 590 | 26 | - | △8,083 |
| 繰延税金資産純額 | 25,402 | △3,129 | 38 | - | 22,311 |
(注) 純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
| (単位:百万円) |
| 当連結会計年度 (2015年4月1日) | 純損益を通じて認識(注1) | その他の包括利益において認識 | 直接資本において認識(注2) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 繰延税金資産: | |||||
| 未払費用 | 3,069 | 963 | - | - | 4,032 |
| 棚卸資産 | 552 | 751 | - | - | 1,303 |
| 税務上の繰越欠損金 | 5,099 | △2,988 | - | - | 2,111 |
| 有形固定資産簿価の差異 | 4,847 | △1,750 | - | - | 3,097 |
| 資産除去債務 | 819 | 56 | - | - | 875 |
| 無形資産 | 9,728 | 2,069 | - | - | 11,797 |
| 前受収益 | 1,782 | △642 | - | - | 1,140 |
| 関連会社への投資 | 1,172 | △63 | - | - | 1,109 |
| その他 | 3,326 | 127 | △13 | - | 3,440 |
| 繰延税金資産合計 | 30,394 | △1,477 | △13 | - | 28,904 |
| 繰延税金負債: | |||||
| 無形資産 | △6,048 | 1,637 | - | - | △4,411 |
| 子会社への投資 | △1,075 | 48 | - | - | △1,027 |
| その他 | △960 | 17 | △18 | △134 | △1,095 |
| 繰延税金負債合計 | △8,083 | 1,702 | △18 | △134 | △6,533 |
| 繰延税金資産純額 | 22,311 | 225 | △31 | △134 | 22,371 |
(注)1.純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
2.直接資本において認識した金額は、複合金融商品の資本部分に係る繰延税金負債によるものであります。
連結財務諸表上の繰延税金資産及び繰延税金負債は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | 23,019 | 22,651 |
| 繰延税金負債 | 708 | 280 |
当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異または繰越欠損金の一部または全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しております。当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。当社グループは、認識された繰延税金資産については、過去における課税所得水準及び繰延税金資産が認識できる期間の課税所得の予測に基づき、税務便益が実現する可能性が高いと判断しております。ただし、実現する可能性が高いと判断する繰延税金資産の金額は、これらの税務便益が利用可能である期間における将来の課税所得が減少した場合には減少することになります。
なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の繰延税金資産のうち、その前連結会計年度またはその連結会計年度に損失が生じている納税主体に帰属しているものは、それぞれ3,261百万円、174百万円であります。これらの繰延税金資産については、納税主体の事業の特性に基づく将来課税所得発生の確実性及び所在地国における繰越欠損金の失効期限等を勘案して、回収可能性を判断した上で認識しております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 将来減算一時差異 | 1,774 | 23,340 |
| 繰越欠損金 | 30,751 | 44,039 |
| 合計 | 32,525 | 67,379 |
繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 1年目 | - | 4,661 |
| 2年目 | 4,661 | 6,326 |
| 3年目 | 6,326 | 9,600 |
| 4年目 | 4,211 | 1,457 |
| 5年目以降 | 15,553 | 21,995 |
| 合計 | 30,751 | 44,039 |
当社グループは不確実性のある税務ポジションについて、最善の見積りに基づき資産または負債を計上しております。未認識の税務ベネフィットのうち、認識された場合に実効税率を改善させる金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において重要ではありません。当連結会計年度末において、今後12ヶ月以内の未認識税務ベネフィットの重要な変動を合理的に予想することはできません。
当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 法人所得税: | ||
| 当期税金費用 | ||
| 当期 | 3,336 | 13,665 |
| 当期税金費用計 | 3,336 | 13,665 |
| 繰延税金費用 | ||
| 一時差異の発生と解消 | 2,930 | △5,730 |
| 税率の変更 | 110 | 782 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価 | 615 | 4,520 |
| 繰延税金費用計 | 3,655 | △428 |
| 合計 | 6,991 | 13,237 |
当期税金費用合計には、過年度において繰延税金資産を未認識であった税務上の欠損金及び将来減算一時差異等からのベネフィットが含まれており、これにより前連結会計年度及び当連結会計年度の当期税金費用が、それぞれ9百万円及び315百万円減少しました。
当社及び国内子会社は、所得に対する種々の税金を課せられており、海外子会社は事業を運営している国の法人税に従っております。
日本国内において2015年3月31日付で成立した「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第2号)に基づき、2015年4月1日以降に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。また、一部の国内子会社においては、当連結会計年度より外形標準課税制度が適用されないこととなったため、法人事業税率が変更となりました。これに伴い、当社の2015年4月1日に開始する連結会計年度の法定実効税率は33.1%に、2016年4月1日以降に開始する連結会計年度の法定実効税率は32.3%に変更となりました。
また、日本国内において2016年3月29日付で成立した「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)に基づき、2016年4月1日以降に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、当社グループの2016年4月1日に開始する連結会計年度及び2017年4月1日に開始する連結会計年度の法定実効税率は30.9%に、また、2018年4月1日以降に開始する連結会計年度の法定実効税率は30.6%に変更となります。
当社及び国内子会社は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度の税率に基づき、繰延税金資産及び繰延税金負債を算定しております。
法定税率と実効税率との差異は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 法定税率 | 35.6% | 33.1% |
| 税率の増減要因 | ||
| 損金に算入されない項目 | 0.7 | 0.4 |
| 益金に算入されない項目 | △0.1 | △0.0 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価 | 3.6 | 19.0 |
| 過年度法人税等 | △0.2 | △0.0 |
| 税額控除 | △3.2 | △2.9 |
| 税率変更による影響 | 1.4 | 3.3 |
| のれん減損損失 | 0.3 | - |
| 損金に算入されない地方税 | 1.6 | 1.1 |
| その他-純額 | 1.5 | 1.7 |
| 実効税率 | 41.2% | 55.7% |
19.従業員給付
(1) 複数事業主制度
当社及び国内子会社は、複数事業主制度である関東ITソフトウェア厚生年金基金(以下、基金)に加入しております。基金は日本の法令に基づき設立され、主としてソフトウェア・IT業界の複数の会社がその事業主となる総合設立型の厚生年金基金であります。基金が行う給付は、退職年金、退職一時金及び遺族一時金であります。複数事業主制度が解散した場合または複数事業主制度から脱退する場合、未積立額を解散時あるいは脱退時特別掛金として拠出することが求められる可能性があります。
複数事業主制度である基金に加入することによるリスクは、単独の事業主制度のものと比較して、当社及び国内子会社が基金に拠出した資産が他の事業主の従業員への給付に利用される可能性があること、当社及び国内子会社が積立不足の状態にある基金から脱退する場合に特定の債務を負う可能性があるといった点等で違いがあります。
直近の財政決算報告書による基金の財政状態は、以下のとおりであります。なお、2016年3月31日現在における財政決算報告書は入手できない状況にあります。
| (単位:百万円) |
| 2014年3月31日現在 | 2015年3月31日現在 | |
| 年金資産 | 252,294 | 299,861 |
| 年金財政計算上の給付債務 | 227,331 | 268,707 |
| 差引 | 24,963 | 31,154 |
| 年金資産の積立割合 | 111.0% | 111.6% |
当該制度に関しては、参加企業において発生した事象の影響が、他の参加企業の制度資産及び費用の分配額に影響を及ぼすため、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができません。従って、確定給付型年金制度の会計処理を行うための十分な情報を入手できないため、確定拠出型年金制度と同様に拠出額を退職給付として費用計上しております。
事業主は、各従業員の標準給与に一定の割合を乗じた掛金を基金に拠出しております。掛金は、年金や一時金支給のための標準掛金、過去勤務債務を償却するための特別掛金及び基金運営のための事務費掛金等から構成されております。事業主は基金へ掛金を納付する義務を負っております。
基金は法令及び規約に基づき、将来に渡って財政の均衡を保つことができるように、少なくとも5年ごとに掛金の額を再計算しております。また、基金は年金資産が計画どおり積み立てられているかの検証や、過去勤務期間の給付に見合う年金資産が積み立てられているかの検証を毎年行っております。検証の結果、積立不足が生じた場合には、特別掛金の拠出等により積立不足の解消に努めております。
当社及び国内子会社は、前連結会計年度及び当連結会計年度において836百万円及び835百万円を基金に拠出しており、基金への総拠出額に対する割合は5%を超えております。また、その費用は連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
当社及び国内子会社は、翌連結会計年度において、基金に189百万円の拠出を見込んでおります。
(2) 確定拠出型年金制度
当社及び国内子会社は、確定拠出型の退職給付制度を採用しております。
一部の国内子会社は、2012年3月31日に終了した連結会計年度より確定拠出型の退職給付制度を採用しており、当社及びその他の国内子会社は、2014年3月31日に終了した連結会計年度より確定拠出型の退職給付制度を新たに採用しております。確定給付型の退職給付制度から確定拠出型の退職給付制度へ移行した一部の国内子会社に関する資産移換額は1,759百万円であり、8年以内に移換する予定であります。前連結会計年度末及び当連結会計年度末における未移換額は、連結財政状態計算書の「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含まれており、金額は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| その他の流動負債 | 77 | 67 |
| その他の非流動負債 | 245 | 145 |
| 合計 | 322 | 212 |
前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社及び国内子会社は確定拠出型の退職給付制度へ520百万円及び480百万円を拠出しており、その費用は連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(3) 未払退職金
前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社は取締役と監査役に対する退職慰労金をそれぞれ1,056百万円及び1,056百万円計上しており、連結財政状態計算書の「その他の非流動負債」に含まれております。
20.資本及びその他の資本項目
(1) 資本金
当社の発行可能株式総数及び発行済株式総数は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| (株) | (株) | |
| 発行可能株式総数: | ||
| 普通株式 | 450,000,000 | 450,000,000 |
| 発行済株式数: | ||
| 期首残高 | 143,500,000 | 143,500,000 |
| 期中増減 | - | - |
| 期末残高 | 143,500,000 | 143,500,000 |
(注) 当社の発行する株式は、すべて権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であります。
(2) 自己株式
前連結会計年度及び当連結会計年度における自己株式取引の推移は、以下のとおりであります。
| 株式数(数) | 金額(百万円) | |
| 前連結会計年度期首残高 | 4,887,679 | 11,264 |
| 単元未満株式の買取請求による増加 | 3,585 | 8 |
| 単元未満株式の売渡請求による減少 | △313 | △1 |
| 前連結会計年度末残高 | 4,890,951 | 11,271 |
| 取締役会決議に基づく取得による増加 | 3,362,800 | 10,000 |
| 単元未満株式の買取請求による増加 | 5,008 | 13 |
| 単元未満株式の売渡請求による減少 | △142 | △0 |
| 当連結会計年度末残高 | 8,258,617 | 21,284 |
(3) 資本剰余金及び利益剰余金
①資本剰余金
日本における会社法(以下、会社法)では、株式の発行に対しての払込みまたは給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることとされております。また、会社法では、資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
②利益剰余金
会社法では、資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、会社の剰余金の配当による現金支出額の10分の1を、資本準備金または利益準備金として留保しなければならないものとしております。
会社法は分配可能額の算定にあたり一定の制限を設けております。会社法では、分配可能額は日本の会計基準に従って保持された、当社の会計帳簿に記録された利益剰余金に基づいております。
当社の剰余金の分配可能価額は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ122,372百万円及び120,740百万円であります。
21.配当金
(1) 配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2014年5月28日 取締役会 | 普通株式 | 2,356 | 17.00 | 2014年3月31日 | 2014年6月13日 |
| 2014年11月6日 取締役会 | 普通株式 | 1,179 | 8.50 | 2014年9月30日 | 2014年11月28日 |
| 2015年5月8日 取締役会 | 普通株式 | 1,733 | 12.50 | 2015年3月31日 | 2015年6月5日 |
| 2015年10月30日 取締役会 | 普通株式 | 1,455 | 10.50 | 2015年9月30日 | 2015年11月20日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| (決議) | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2016年5月10日 取締役会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 1,691 | 12.50 | 2016年3月31日 | 2016年6月3日 |
22.金融商品
(1) 金融商品の分類
①金融資産
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 現金及び現金同等物 | 64,654 | 113,907 |
| 貸付金及び債権 | ||
| 営業債権及びその他の債権 | 30,869 | 23,401 |
| その他の金融資産 | 24,611 | 24,559 |
| 売却可能金融資産 | ||
| その他の投資 | 1,323 | 1,268 |
| 合計 | 121,457 | 163,135 |
②金融負債
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 償却原価で測定される金融負債 | ||
| 社債及び借入金 | 20,952 | 33,620 |
| その他の金融負債 | 22,803 | 20,585 |
| 営業債務及びその他の債務 | 27,717 | 24,757 |
| 合計 | 71,472 | 78,962 |
(2) 資本管理
当社グループは、事業を継続的・安定的に成長・拡大し、企業価値ひいては株主利益を継続的かつ持続的に確保・向上するために、健全な財務体質を構築・維持することを資本管理の基本方針としております。当該基本方針により獲得した資金を基に、事業への投資及び配当による株主への還元を行っております。
当社グループが資本管理において用いる主な指標は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 現金及び現金同等物 | 64,654 | 113,907 |
| 有利子負債 | 41,396 | 52,012 |
| 自己資本額 | 217,789 | 212,750 |
| 自己資本比率 | 69.9 | 64.8 |
有利子負債:社債、借入金及びリース債務合計
自己資本額:親会社の所有者に帰属する持分合計
自己資本比率:自己資本額/負債及び資本合計
当社グループが適用を受ける重要な資本規制(会社法等の一般的な規定を除く)はありません。
(3) 財務上のリスク管理方針
当社グループは、世界で事業活動を行う過程において、信用リスク、流動性リスク、為替リスク及び金利リスクに晒されており、当該リスクを回避または軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。
(4) 信用リスク管理
営業債権である受取手形及び売掛金は顧客の信用リスクに、また、その他の金融資産に含まれる差入保証金は、差入先の信用リスクに晒されております。
当社グループは、与信管理規程等に従い、取引先ごとの期日管理や残高管理を行うとともに、主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先の財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握に努め、リスクの軽減を図っております。また、取引先の信用状態に応じて必要な担保・保証等の保全措置を講じております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行う方針であります。
連結財務諸表に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額は、担保の評価額を考慮に入れていない、当社グループの信用リスクの最大エクスポージャーであります。
当社グループは、取引先の信用力、債権の回収または滞留状況等に基づき、営業債権を一般債権と貸倒懸念債権等特定の債権に区分し、リスク管理しております。一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
貸倒引当金の増減は、以下のとおりであります。なお、貸倒引当金は主に顧客への営業債権を対象にしたものであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 期首残高 | 686 | 450 |
| 貸倒引当金繰入額 | 103 | 66 |
| 目的使用 | △189 | △139 |
| 戻入れ | △191 | △106 |
| 為替換算差額 | 41 | △11 |
| 期末残高 | 450 | 260 |
期日が経過しているが減損していない営業債権及びその他の債権の年齢分析は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 30日以内 | 757 | 655 |
| 30日超180日以内 | 464 | 301 |
| 180日超1年以内 | 96 | 31 |
| 1年超 | 36 | 56 |
| 合計 | 1,353 | 1,043 |
個別に減損が生じていると判断された営業債権及びその他の債権の残高は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末でそれぞれ283百万円及び96百万円であり、これに対して設定した貸倒引当金はそれぞれ214百万円及び78百万円であります。
(5) 流動性リスク管理
当社グループは、主な営業取引や設備投資等に必要な資金を、銀行借入や社債発行により調達しているため、資金調達環境の悪化等により支払義務を履行できなくなる流動性リスクに晒されております。
そのため、当社グループは、取引金融機関との間に特定融資枠契約(コミットメントライン契約)を締結しております。また、資金計画を月次で作成・更新する等の方法により管理しております。
保証債務以外の金融負債の期日別残高は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2015年3月31日)
| (単位:百万円) |
| 帳簿価額 | 契約上の キャッシュ・ フロー | 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
| 社債 | 14,943 | 15,300 | 83 | 83 | 5,071 | 5,046 | 5,017 | - |
| 借入金 | 6,009 | 6,009 | 6,009 | - | - | - | - | - |
| リース債務 | 20,444 | 25,164 | 2,893 | 2,673 | 2,467 | 2,338 | 2,147 | 12,646 |
| 営業債務及びその他の債務 | 27,717 | 27,717 | 27,717 | - | - | - | - | - |
| その他 | 2,359 | 2,359 | 2,359 | - | - | - | - | - |
| 合計 | 71,472 | 76,549 | 39,061 | 2,756 | 7,538 | 7,384 | 7,164 | 12,646 |
当連結会計年度(2016年3月31日)
| (単位:百万円) |
| 帳簿価額 | 契約上の キャッシュ・ フロー | 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
| 社債 | 24,606 | 25,217 | 83 | 5,071 | 5,046 | 5,017 | - | 10,000 |
| 借入金 | 9,014 | 9,059 | 9,059 | - | - | - | - | - |
| リース債務 | 18,392 | 22,299 | 2,687 | 2,473 | 2,345 | 2,149 | 1,925 | 10,720 |
| 営業債務及びその他の債務 | 24,757 | 24,757 | 24,757 | - | - | - | - | - |
| その他 | 2,193 | 2,193 | 2,193 | - | - | - | - | - |
| 合計 | 78,962 | 83,525 | 38,779 | 7,544 | 7,391 | 7,166 | 1,925 | 20,720 |
当社グループは、取引金融機関と25,000百万円のコミットメントライン契約を締結しておりますが、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、使用残高はありません。
(6) 市場リスク管理
①為替リスク
(ⅰ) 為替リスク管理
当社グループは、世界的に事業を展開しているため、主として外貨建ての営業債権債務等に係る為替の変動リスクに晒されております。当社グループは、外貨建ての営業債権債務等に係る為替の変動リスクの軽減を目的とした先物為替予約取引を行うことがあり、当社グループは、取引権限等を定めた財務規程等に従い、デリバティブ取引の管理を行っております。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における外貨建金融資産及び外貨建金融負債の残高(グループ会社間含む)は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |
| 外貨建金融資産 | 26,371 | 8,014 |
| 外貨建金融負債 | 8,126 | 2,516 |
(ⅱ) 為替感応度分析
前連結会計年度及び当連結会計年度において、米ドル、ユーロに対して日本円が1%円高となった場合の当社グループの税引前利益に与える影響は、以下のとおりであります。影響額は、通貨別の金融資産及び金融負債に、当該通貨別の為替変動幅を用いて算定しております。なお、計算にあたり使用した通貨以外の通貨の為替レートは変動しないものと仮定しております。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 米ドル | 150 | 10 |
| ユーロ | 9 | 14 |
②金利リスク
(ⅰ) 金利リスク管理
当社グループの有利子負債は、社債、借入金及びリース債務であり、原則として固定金利で調達しております。また、有利子負債を超過する現金及び現金同等物を保有しております。従って、当社グループにとって金利リスクは重要ではないと判断しており、金利リスクの感応度分析は行っておりません。
なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における変動金利有利子負債の残高はありません。
(7) 金融商品の公正価値
①公正価値の算定方法
金融資産及び金融負債の公正価値の算定方法は、以下のとおりであります。
(ⅰ) その他の金融資産の公正価値
短期で満期が到来するその他の金融資産については、帳簿価額及び公正価値はほぼ同額であります。短期で満期が到来しないその他の金融資産は、当社グループの見積りによる信用リスクを加味した割引率で、元利金の合計額を割り引いて算定しております。
(ⅱ) その他の投資の公正価値
その他の投資の公正価値は、株式市場相場における同一資産に関する相場価額を基にしております。非上場株式は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しております。
(ⅲ) 社債、借入金及びその他の金融負債の公正価値
短期で満期が到来する社債、借入金及びその他の金融負債については、帳簿価額及び公正価値はほぼ同額であります。短期で満期が到来しない社債、借入金及びその他の金融負債は、当社グループが新たに同一残存期間の借入を同様の条件で行う場合に適用される利率で、元利金の合計額を割り引いて算定しております。
②公正価値ヒエラルキー
公正価値のヒエラルキーは、以下のレベルとなっております。
| レベル1・・・ | 活発な市場における公表価格により測定された公正価値 |
| レベル2・・・ | レベル1以外の、観察可能なインプットを直接、または間接的に使用して算出された公正価値 |
| レベル3・・・ | 観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値 |
③金融商品の公正価値
金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当連結会計年度 (2016年3月31日) | |||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| 金融資産: | ||||
| その他の金融資産 | ||||
| 差入保証金 | 23,343 | 24,098 | 23,275 | 23,735 |
| その他 | 1,268 | 1,379 | 1,284 | 1,290 |
| その他の投資 | ||||
| 株式 | 1,219 | 1,219 | 1,166 | 1,166 |
| その他 | 104 | 104 | 102 | 102 |
| 金融負債: | ||||
| 社債及び借入金 | 20,952 | 20,752 | 33,620 | 33,258 |
| その他の金融負債 | ||||
| リース債務 | 20,444 | 21,371 | 18,392 | 20,709 |
| その他 | 2,359 | 2,359 | 2,193 | 2,193 |
その他の金融資産、社債及び借入金、及びその他の金融負債のレベルは、レベル2であります。
その他の投資の公正価値のレベルは、レベル1、レベル3であります。
④連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における経常的に公正価値で測定されている金融資産は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2015年3月31日)
(単位:百万円)
|
当連結会計年度(2016年3月31日)
| (単位:百万円) |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産: | ||||
| 株式 | 553 | - | 613 | 1,166 |
| その他の投資 | - | - | 102 | 102 |
| 合計 | 553 | - | 715 | 1,268 |
その他の投資には、市場性のある株式及び非上場株式が含まれております。市場性のある株式は、株式市場相場における同一資産に関する相場価額を基にしており、レベル1に分類しております。非上場株式は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。
レベル3に区分される株式については、当連結会計年度において重要な変動は生じておりません。
23.性質別内訳
売上原価及び、販売費及び一般管理費の主な性質別内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 従業員給付費用 | 59,140 | 57,939 |
| 減価償却費及び償却費 | 20,631 | 29,087 |
| 賃借料 | 18,977 | 17,633 |
| ロイヤリティ | 12,371 | 13,047 |
24.その他の収益及びその他の費用
その他の収益及びその他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| その他の収益 | ||
| 固定資産売却益 | - | 2 |
| 合計 | - | 2 |
| その他の費用 | ||
| 減損損失 | 5,361 | 9,062 |
| 固定資産除売却損 | 581 | 4,169 |
| その他 | - | 252 |
| 合計 | 5,942 | 13,483 |
減損損失については、「注記8.有形固定資産」及び「注記9.のれん及び無形資産」に記載しております。
25.金融収益及び金融費用
金融収益及び金融費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 金融収益 | ||
| 受取配当金 | ||
| 売却可能金融資産 | 45 | 33 |
| 受取利息 | ||
| 貸付金及び債権 | 217 | 184 |
| 為替差益 | 2,295 | - |
| その他 | 39 | 13 |
| 合計 | 2,596 | 230 |
| 金融費用 | ||
| 支払利息 | ||
| 償却原価で測定される金融負債 | 1,029 | 946 |
| 為替差損 | - | 425 |
| その他 | 66 | 19 |
| 合計 | 1,095 | 1,390 |
26.その他の資本の構成要素及びその他の包括利益
(1) その他の資本の構成要素
その他の資本の構成要素の各項目の増減は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 在外営業活動体 の換算差額 | 売却可能金融資産 の公正価値の純変動 | 合計 | |
| 前連結会計年度期首残高 | 1,704 | 75 | 1,779 |
| 期中増減 | 3,169 | 64 | 3,233 |
| 利益剰余金への振替 | - | - | - |
| 前連結会計年度末残高 | 4,873 | 139 | 5,012 |
| 期中増減 | △2,576 | △26 | △2,602 |
| 利益剰余金への振替 | - | △3 | △3 |
| 当連結会計年度末残高 | 2,297 | 110 | 2,407 |
(2) その他の包括利益
その他の包括利益の各項目の内訳とそれらに係る税効果は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |||||
| 税効果 調整前 | 税効果 | 税効果 調整後 | 税効果 調整前 | 税効果 | 税効果 調整後 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | ||||||
| 当期発生額 | 3,181 | △12 | 3,169 | △2,589 | 13 | △2,576 |
| 当期利益への組替調整額 | - | - | - | - | - | - |
| 期中増減 | 3,181 | △12 | 3,169 | △2,589 | 13 | △2,576 |
| 売却可能金融資産の公正価値の純変動 | ||||||
| 当期発生額 | 90 | △26 | 64 | △43 | 17 | △26 |
| 当期利益への組替調整額 | - | - | - | △4 | 1 | △3 |
| 期中増減 | 90 | △26 | 64 | △47 | 18 | △29 |
| その他の包括利益合計 | 3,271 | △38 | 3,233 | △2,636 | 31 | △2,605 |
27.1株当たり利益
前連結会計年度及び当連結会計年度の基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 9,918百万円 | 10,516百万円 |
| 希薄化後1株当たり当期利益の算定に使用する当期利益調整額 | -百万円 | 9百万円 |
| 希薄化後1株当たり当期利益の算定に使用する当期利益 | 9,918百万円 | 10,525百万円 |
| 基本的加重平均発行済普通株式数 | 138,610,956株 | 137,572,041株 |
| 転換社債型新株予約権付社債による調整株式数 | -株 | 675,801株 |
| 希薄化後1株当たり当期利益の算定に使用する加重平均発行済普通株式数 | 138,610,956株 | 138,247,842株 |
| 基本的1株当たり当期利益 | 71.55円 | 76.44円 |
| 希薄化後1株当たり当期利益 | 71.55円 | 76.13円 |
28.非資金取引
重要な非資金取引は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | |
| 資産除去債務の認識に伴う有形固定資産の増加 | 78 | 5,855 |
29.関連当事者
当社の取締役に対する報酬額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ382百万円及び365百万円であります。なお、取締役に対する報酬は基本報酬のみとなっております。
30.重要な子会社
当連結会計年度末の当社グループの重要な子会社は、以下のとおりであります。
(連結子会社)
| 名称 | 住所 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
| 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 東京都港区 | デジタルエンタテインメント事業 | 100 |
| 株式会社コナミスポーツクラブ | 東京都品川区 | 健康サービス事業 | 100 |
| KPE株式会社 | 東京都港区 | 遊技機事業 | 100 |
| 高砂電器産業株式会社 | 愛知県一宮市 | 遊技機事業 | 100 |
| 株式会社コナミスポーツライフ | 神奈川県座間市 | 健康サービス事業 | 100 |
| コナミリアルエステート株式会社 | 東京都港区 | 全社 | 100 |
| 株式会社インターネットレボリューション | 東京都港区 | デジタルエンタテインメント事業 | 70 |
| Konami Corporation of America | 米国カリフォルニア州 | 全社 | 100 |
| Konami Digital Entertainment,Inc. | 米国カリフォルニア州 | デジタルエンタテインメント事業 | 100 |
| Konami Gaming,Inc. | 米国ネバダ州 | ゲーミング&システム事業 | 100 |
| Konami Digital Entertainment B.V. | 英国バークシャー州 | デジタルエンタテインメント事業 | 100 |
| Konami Digital Entertainment Limited | 香港 | デジタルエンタテインメント事業 | 100 |
| Konami Australia Pty Ltd | オーストラリアニューサウスウェールズ州 | ゲーミング&システム事業 | 100 |
(持分法適用関連会社)
| 名称 | 住所 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
| リゾートソリューション株式会社 | 東京都新宿区 | 健康サービス事業 | 20 |
31.コミットメント
(資産の取得に係るコミットメント)
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における当社グループの有形固定資産及び無形資産購入に係る確定した発注額は、それぞれ911百万円及び108百万円であります。
32.偶発事象
当社グループは、係争中の訴訟の対象となっております。しかし、顧問弁護士との協議を含む検討の結果、マネジメントはそれらの訴訟による債務は発生したとしても、当社グループの財政状態や経営成績への影響は軽微と考えております。
33.後発事象
該当事項はありません。
34.連結財務諸表の承認
2016年6月24日に、連結財務諸表は代表取締役 上月 拓也によって承認されております。