有価証券報告書-第56期(2022/04/01-2023/03/31)
シナリオ分析においては、前回2020年に実施の2℃シナリオに加え、1.5℃シナリオ※1を取り込んで更新し、それに伴うリスクと機会の再評価を実施いたしました。グループの全事業※2を対象に特定したリスクと機会が及ぼす財務影響は、2033年度の営業利益に与える影響を基準として3段階で評価いたしました。1.5℃シナリオでは市場リスクや評判リスク、4℃シナリオ※3では自然災害などの物理的リスクの影響が相対的に大きく、機会の観点では、資源の効率、製品及びサービス、レジリエンスにおける影響が相対的に大きいと分析しております。