有価証券報告書-第68期(2023/01/01-2023/12/31)
当社グループは、「Ever Researching for a Brighter World-より明るい世界のために限りなき研究を-」を企業理念に掲げ、光とエネルギーに関連する二大分野において挑戦領域を拡げています。
経済環境面においては、先行して上昇する株価に象徴されるように、我が国経済の回復が期待されますが、それに応じて金融緩和策の変更も予想される中、金利差の縮小等により為替レートの円安トレンドにも変化が見込まれ、輸出産業にとって追い風が吹き続ける可能性は低くなっています。
また、世界の2つの地域における紛争の長期化は、原材料やエネルギー価格の乱高下、海上輸送ルートの変更による物流コストの上昇などをもたらしています。このため、原材料調達の合理化及び、安定的な生産活動と更なる価格競争力をつけることが一層重要になってきています。
こうした状況下、我が国産業全体に少子高齢化による労働力不足が問題となっており、人材獲得が次第に困難になる中、人材への投資やリスキリング等により人的資本に厚みを加えていくことが求められています。
これに加えて、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進と、その重要なツールとしてのAI技術の活用は、生産性や創造的な革新力を高めるために避けて通れない課題となっています。
事業部門別の課題は次のとおりです。
a.正極材料事業
世界の主要国が国策による自動車の電動化を進める中、電池事業に参入するメーカーが急増し競争が激化しています。このような環境の中で存在感を示すためには、一歩先を行く開発力と原価低減に向けた量産技術の確立が不可欠です。さらに、生産規模が拡大することで原材料の価格変動リスクも高まっており、原材料調達の一層の工夫を進めるとともに、顧客からの原材料支給方式の拡大等により、市況の変動から経営リスクを軽減していく施策もこれまで以上に必要となっています。
b.光半導体事業
(a)LED事業
業界のトップメーカーとしての地位を守り続けるためには、様々な社会課題の解決に向けた本質的な顧客価値の実現を目指すことが必要であり、そのための市場開発を積極的に推進し、競争優位性の高い商品を継続的に創出することが不可欠です。そのため、革新的な光源モジュール開発及び商品化を実現し、自動車をはじめとする最終商品への付加価値貢献を図ります。また、水銀レス社会の実現に向け、UV-LEDの開発及び新市場の創出に注力します。(b)LD事業
主力であるプロジェクター用商品の高性能化や車載用途への展開をより一層推進し、また、金属加工や半導体装置、医療・バイオメディカル向けなどの産業用途の新市場も先手を打って開拓し、半導体レーザーにおける世界のトップメーカーとしての地位を確固たるものにしていきます。
c.その他
(a)蛍光体事業
LED/LDの更なる競争優位実現に不可欠なキーマテリアルとして、粉体及び加工部材の性能アップと合理的な増産に努めてまいります。
(b)磁性材料事業
車載市場への本格的な展開を目指して、磁粉の性能アップと合理的生産方法の確立に努めてまいります。
当社グループ社員一同、上記の課題に対する取り組みを着実に推進し、「これからの日亜を作ろう」という社長の掛け声のもと、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。
経済環境面においては、先行して上昇する株価に象徴されるように、我が国経済の回復が期待されますが、それに応じて金融緩和策の変更も予想される中、金利差の縮小等により為替レートの円安トレンドにも変化が見込まれ、輸出産業にとって追い風が吹き続ける可能性は低くなっています。
また、世界の2つの地域における紛争の長期化は、原材料やエネルギー価格の乱高下、海上輸送ルートの変更による物流コストの上昇などをもたらしています。このため、原材料調達の合理化及び、安定的な生産活動と更なる価格競争力をつけることが一層重要になってきています。
こうした状況下、我が国産業全体に少子高齢化による労働力不足が問題となっており、人材獲得が次第に困難になる中、人材への投資やリスキリング等により人的資本に厚みを加えていくことが求められています。
これに加えて、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進と、その重要なツールとしてのAI技術の活用は、生産性や創造的な革新力を高めるために避けて通れない課題となっています。
事業部門別の課題は次のとおりです。
a.正極材料事業
世界の主要国が国策による自動車の電動化を進める中、電池事業に参入するメーカーが急増し競争が激化しています。このような環境の中で存在感を示すためには、一歩先を行く開発力と原価低減に向けた量産技術の確立が不可欠です。さらに、生産規模が拡大することで原材料の価格変動リスクも高まっており、原材料調達の一層の工夫を進めるとともに、顧客からの原材料支給方式の拡大等により、市況の変動から経営リスクを軽減していく施策もこれまで以上に必要となっています。
b.光半導体事業
(a)LED事業
業界のトップメーカーとしての地位を守り続けるためには、様々な社会課題の解決に向けた本質的な顧客価値の実現を目指すことが必要であり、そのための市場開発を積極的に推進し、競争優位性の高い商品を継続的に創出することが不可欠です。そのため、革新的な光源モジュール開発及び商品化を実現し、自動車をはじめとする最終商品への付加価値貢献を図ります。また、水銀レス社会の実現に向け、UV-LEDの開発及び新市場の創出に注力します。(b)LD事業
主力であるプロジェクター用商品の高性能化や車載用途への展開をより一層推進し、また、金属加工や半導体装置、医療・バイオメディカル向けなどの産業用途の新市場も先手を打って開拓し、半導体レーザーにおける世界のトップメーカーとしての地位を確固たるものにしていきます。
c.その他
(a)蛍光体事業
LED/LDの更なる競争優位実現に不可欠なキーマテリアルとして、粉体及び加工部材の性能アップと合理的な増産に努めてまいります。
(b)磁性材料事業
車載市場への本格的な展開を目指して、磁粉の性能アップと合理的生産方法の確立に努めてまいります。
当社グループ社員一同、上記の課題に対する取り組みを着実に推進し、「これからの日亜を作ろう」という社長の掛け声のもと、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。