有価証券報告書-第23期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 15:07
【資料】
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【項目】
111項目

沿革


年月項目
平成3年7月偏光フィルムの製造会社として日本化薬㈱と㈱有沢製作所の合弁により(資本金4億円)設立。
平成4年2月当社製造の偏光フィルムの販売会社として日本化薬㈱と㈱有沢製作所の合弁により㈱ポラテクノ販売を設立。
平成4年7月新潟県中頸城郡板倉町(現 上越市)に新潟工場を竣工。
平成4年12月偏光フィルム(注1)、楕円偏光フィルム(注2)などの自社製品の出荷開始。
平成6年3月日本化薬㈱より液晶プロジェクタ部材に関する事業移管を受け、液晶プロジェクタ部材の製造を開始。
平成7年9月㈱有沢製作所が所有していた偏光フィルム事業の譲受。
平成7年9月上記事業譲受に伴い、同事業の事業場であった新潟県上越市の中田原工場の一部を賃借し操業を開始。
平成9年6月㈱ポラテクノ販売が関係強化のためポラテクノ(香港)Co.,Ltd.へ出資。
平成11年6月㈱ポラテクノ販売を吸収合併。
平成11年7月オランダに偏光フィルム事業の製品強化のためデジマ テックB.V.を設立。
平成11年7月デジマ テックB.V.はオランダにデジマ オプティカル フィルムズB.V.を設立。
平成11年7月ポラテクノ(香港)Co.,Ltd.へ支配力強化のため追加出資。
平成11年8月温度追従型楕円偏光フィルム「TEP」(注3)の量産開始。
平成14年9月無機偏光板「ProFlux」(注4)使用プロジェクタ部材の量産開始。
平成15年8月プロジェクタ部材事業の得意先の中国進出に対応するため、無錫宝来光学科技有限公司を設立。
平成16年1月「ProFlux」事業獲得のため、米国のモクステック,Inc.に資本参加。
平成18年3月ジャスダック証券取引所(注5、注6、注7)へ上場。
平成20年5月デジマ テックB.V.の特殊位相差フィルム新工場が完成。
平成20年12月新潟工場第二工場(染料系偏光フィルム新工場)が完成。
平成21年12月アジア地域での販売強化のため、ポラテクノ(香港)Co.,Ltd.を完全子会社化。
平成23年10月新潟工場第三工場(新塗工工場)が完成。

(注) 1 偏光フィルムとは、液晶ディスプレイの画像表示に必須の材料です。全方向に振動する自然光を縦方向、或いは横方向どちらか一方に偏光させる性能を有します。この偏光性能により液晶ディスプレイの画像表示が可能になります。
2 楕円偏光フィルムとは、STN方式(Super Twisted Nematicの略で、LCDの表示方式のひとつ)の液晶ディスプレイの光学補償のため、位相差フィルムを貼り合せた偏光フィルムです。
3 温度追従型楕円偏光フィルム「TEP」とは、液晶ディスプレイの温度変化による視認性の低下する性質を補償する機能をもつ偏光フィルムです。偏光フィルムに貼り合せられた特殊位相差フィルムの位相差値が、温度変化に伴う液晶セル内の液晶の位相差値の変化に追従することにより、視認性の低下を補償いたします。なお、「TEP」の原材料である特殊位相差フィルムは、デジマ オプティカル フィルムズB.V.で製造しております。
4 無機偏光板「ProFlux」とは、ガラス基板の上にアルミ膜を形成、ナノメーターレベルのスリットをすることにより偏光性能を発揮いたします。このため、耐熱性は通常の有機系のものに比べ高まりました。
5 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、平成22年4月1日付で大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場となっております。
6 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、平成22年10月12日付で大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場となっております。
7 大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、平成25年7月16日付で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場となっております。