有価証券報告書-第51期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 15:22
【資料】
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【項目】
162項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「一人ひとりが志をもって努力することで自らを高め、その力を結集して、はるかな未来を拓き、社会とお客様に貢献し、会社の繁栄と個々の生活の向上を目指そう。」を経営理念とし、経営活動を進めております。
この経営理念のもと「両面・多層プリント配線板」の設計・製造・販売を主力事業として国内外に営業・生産拠点を配置し、また関連する事業としてプリント配線板の外観検査機及び各種ソリューションビジネス商品の開発・販売活動を行なうなど、自社の成長・発展だけでなく業界の発展やより広く社会に貢献するための諸施策を積極的に展開してまいりました。
今後も、これらのビジネスモデルの有効活用と進化で、お客様へ独自性のある優れた製品とサービスの提供を行い、企業競争力の強化・収益性の改善を図るとともに、つねに経営の原点を「人」におき、社会から信頼されるバランスのとれた経営活動の実践と持続的な成長を目指し、取り組みを進めてまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社は、安定的経営を重視し、事業活動の維持・発展に必要な収益を確保することを経営の重要課題と考えており、その経営指標として本業での収益性を示す売上高営業利益率を重視し、売上高営業利益率を5%以上確保することを目標としております。
当連結会計年度における売上高営業利益率は、米中貿易摩擦や中国の景気低迷等の影響により営業利益を確保することができず、前連結会計年度は1.3%であったものが△0.4%に下降し、目標達成には至りませんでした。今後、目標とする経営指標の達成に向け、国内外連携を取った販売、生産、管理体制の強化を図り、加えて新基板・新技術の開発等の取り組みにより、更なる収益力の向上に取り組んでまいります。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社は「『品質』で、社会に貢献する」を経営方針に掲げ、更なる品質・技術の向上と事業環境の変化に対応できる徹底した経営改革の取り組みを推進するとともに、独自性のある、優れた製品とサービスの提供を行ってまいります。また、グローバルな事業ネットワークの更なる強化とプリント配線板事業及び検査機・ソリューション事業の二本柱を持つグループの強みを活かした事業活動を展開し、新たな市場の開拓・顧客創造を進めてまいります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
世界の経済情勢は、新型コロナウイルスの感染拡大により各国の経済活動が停滞しており、今後の進捗如何によっては、長期的に世界経済全体に悪影響を及ぼす可能性があります。また、米中貿易摩擦や欧州の政治不安も解消には至っておらず、今後の状況は極めて不透明であります。
プリント配線板業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による実体経済の悪化が、自動車や家電をはじめとする電子部品の需要に深刻な影響を与える可能性があります。また、昨今は国内外での競争が一段と激化し、加えて取引先の求める高い品質への対応など、これら様々な課題への対応如何によっては、企業各社の優勝劣敗が一段と鮮明になることが予想されます。
このような状況のなか、プリント配線板事業におきましては、付加価値の高い製品群の販売比率の拡大、自動車電装品が要求する高度な品質レベルに対応できる生産力及び品質力の向上、競争力のある製造原価の追求、少量多品種品や試作短納期品の生産体制の強化、国内外でのプリント配線板の生産及び供給体制の増強、透明基板のコア技術による当社独自基板の開発等により、事業収益の拡大に努めてまいります。
また、あらゆるものがインターネットに繋がることにより新たなサービスが創出されるIoT関連技術、人間の知的ふるまいの一部をソフトウエアを用いて再現したAI技術、大容量のデータを瞬時に送ることが可能になる5G技術等により、今後は、自動車、家電、住宅、社会インフラ等の様々な分野が繋がり、新たな市場が創出されることが見込まれることから、カーエレクトロニクス分野、ホームアプライアンス分野、電子応用分野を中心に一層の受注拡大を図ってまいります。
検査機・ソリューション事業におきましては、更なる検査性能の向上と用途別ラインナップの充実を図ることで利用範囲の拡大を促進するとともに、お客様のニーズに合わせた国内外販売戦略の強化、プリント配線板メーカーの生産性向上につながるソリューション提案の拡充や新商品の開発を進めてまいります。
今後も当社グループは、常に世界の経済情勢及び市場動向に注意を払いながら、グループ各社が連携をとったグローバルな販売・生産・管理体制の強化と技術開発の取り組みを推進するとともに、経営活動の効率化、財務体質の改善及び構造改革を推進し、経営目標の達成を図るとともに企業価値向上に努めてまいります。
(免責・注意事項)
記載しております当社の現在の経営指標、経営戦略等は将来の実績等に関する見通しであり、リスクや不確定な要因を含んでおります。そのため、実際の業績につきましては、一般的経済状況、製品需給や市場価格の状況、市場での競争の状況、為替の変動等さまざまな要因により、これら見通しと大きく異なる結果となることがあり得ます。
従って、当社として、その確実性を保証するものではありませんので、ご承知おきください。

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