当連結会計年度末における総資産は1兆6,645億円となり,前連結会計年度末と比較して310億円増加しました。主な増加項目は,原材料及び貯蔵品で219億円,投資有価証券で186億円,前渡金などの流動資産その他で175億円,主な減少項目は,受取手形及び売掛金で226億円です。
負債は前連結会計年度末とほぼ同額の1兆2,828億円となりました。主な増加項目は,短期借入金で302億円,主な減少項目は,前受金で202億円,支払手形及び買掛金で148億円です。また,有利子負債残高はリース債務を含めて3,550億円となり,前連結会計年度末と比較して328億円増加しました。
純資産は3,816億円となり,前連結会計年度末と比較して314億円増加しました。これには,親会社株主に帰属する当期純利益398億円,剰余金の配当による減少92億円が含まれています。
2019/08/13 15:10営業債権である受取手形及び売掛金は,顧客の信用リスクに晒されています。また,輸出工事等に係る外貨建て営業債権は,為替変動リスクに晒されていますが,原則として外貨建ての営業債務をネットしたポジションについて先物為替予約,通貨オプション等を利用してヘッジしています。有価証券及び投資有価証券は,主に満期保有目的の債券及び取引先企業との業務又は資本提携等に関連する株式であり,市場価格の変動リスクに晒されています。
営業債務である支払手形及び買掛金は,ほとんど1年以内の支払期日のものです。また,その一部には,海外調達品等に係る外貨建てのものがあり,為替変動リスクに晒されていますが,総じて恒常的に同じ外貨建ての売掛金残高の範囲内にあります。借入金,コマーシャル・ペーパー及び社債は,運転資金及び設備投資資金の調達を目的としたものであり,返済日及び償還日は決算日後,最長で10年後です。このうち一部は,変動金利による金利変動リスク及び外貨建てによる為替変動リスクに晒されていますが,デリバティブ取引(金利スワップ取引及び通貨スワップ取引)を利用してヘッジしています。
デリバティブ取引は,外貨建ての営業債権債務に係る為替変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替取引,通貨オプション取引,借入金等に係る支払金利変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引です。なお,ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象,ヘッジ方針,ヘッジの有効性の評価方法等については,前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項 (7)重要なヘッジ会計の方法」に記載しています。
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