臨時報告書

【提出】
2015/04/06 17:13
【資料】
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提出理由

当社の財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため,金融商品取引法第24条の5第4項および企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき提出するものです。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
平成27年4月6日
(2)当該事象の内容
当社が日揮株式会社およびジャパン マリンユナイテッド株式会社と共同で設立した当社の連結子会社であるブラジルの投資目的会社JAPAN EAS INVESTMENTOS E PARTICIPAÇÕES LTDA(以下,「JEI」という。)が33.3%出資しているEstaleiro Atlântico Sul S.A.(アトランチコスル造船会社。以下,「EAS」という。)については,ブラジルの経済混乱などによる経営環境悪化により財政状態が悪化しており,回復の見込みが立たない状況にあります。
これらの状況を踏まえ,当社が60.4%保有しているJEIへの出資について,個別決算において減損処理をする必要があると判断し,特別損失を計上することとしました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
平成27年3月期の個別決算において,90億円の特別損失(関係会社出資金評価損62億円,関係会社損失引当金繰入額28億円)を計上する予定です。
また,連結決算では,EASが当社の持分法適用会社であるため,個別決算での特別損失の計上に伴って,53億円(少数株主負担分控除後)の損失を認識することになります。なお,当社が行なっているEASに対する連結保証債務の平成27年3月31日の残高は,期末日レート換算で194億円ありますが,現時点では,保証の履行請求はありません。
以 上