7240 NOK

7240
2024/07/19
時価
3850億円
PER 予
20.68倍
2010年以降
赤字-200.27倍
(2010-2024年)
PBR
0.62倍
2010年以降
0.34-1.92倍
(2010-2024年)
配当 予
4.5%
ROE 予
3.02%
ROA 予
1.86%
資料
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全事業営業利益又は全事業営業損失(△) - シール事業

【期間】

連結

2013年3月31日
211億1900万
2014年3月31日 +31.3%
277億2900万
2015年3月31日 +20.77%
334億8700万
2016年3月31日 -2.85%
325億3100万
2017年3月31日 +14.14%
371億3200万
2018年3月31日 +9.9%
408億800万
2019年3月31日 -11.27%
362億900万
2020年3月31日 -32.92%
242億9000万
2021年3月31日 -4.56%
231億8300万
2022年3月31日 +53.05%
354億8200万
2023年3月31日 -49.59%
178億8500万
2024年3月31日 +30.36%
233億1400万

有報情報

#1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社グループは、製品の系列及び市場の類似性を考慮してセグメントを決定しており、各セグメントの統括部門において、取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
当社グループは「シール事業」、「電子部品事業」及び「その他事業」の3つを報告セグメントとしております。
シール事業」は、当社が中心となり、主に自動車業界・建設機械業界・一般産業機械業界向けに、シール製品等を生産・販売しております。「電子部品事業」は、日本メクトロン㈱が中心となり、主に電子機器業界向けに電子部品等を生産・販売しております。「その他事業」は、当社、シンジーテック㈱及びNOKクリューバー㈱等が中心となり、ロール製品及び特殊潤滑剤等を生産・販売しております。
2024/06/26 16:55
#2 事業の内容
(3) セグメント情報との関連
区分主要製品主要な会社
シール事業オイルシールOリング防振ゴム樹脂加工品ガスケット化学合成品メカニカルシール当社タイNOK Co.,Ltd.NOKアジア Co.,Pte.Ltd.無錫NOKフロイデンベルグ Co.,Ltd.佐賀NOK㈱ユニマテック㈱NOKエラストマー㈱NOKフガクエンジニアリング㈱関西NOK販売㈱NOKフロイデンベルググループセールスチャイナ Co.,Ltd.イーグル工業㈱フロイデンベルグNOKジェネラルパートナーシップ
電子部品事業フレキシブルサーキットプレシジョンコンポーネント当社日本メクトロン㈱メクテックCorp.台湾メクテックマニュファクチャリングCorp.タイ Ltd.メクテックマニュファクチャリングCorp.珠海 Ltd.メクテックマニュファクチャリングCorp.蘇州メクテックマニュファクチャリングCorp.ベトナム Ltd.メクテックプレシジョンコンポーネントタイ Ltd.メクテックCorp.香港 Ltd.
(注)上表の事業内容区分は、セグメント情報における事業区分と同一であります。
事業系統図
2024/06/26 16:55
#3 企業結合等関係、連結財務諸表(連結)
② 企業結合を行った主な理由
株式会社エストー(以下「エストー」という。)は、精密樹脂製品において、精密金型設計・製造から射出成形品の生産までの一貫した生産体制を有することで、顧客ニーズに合った製品を作り上げる技術に強みを持っております。電気自動車(EV)の領域においては、リチウムイオンバッテリー用の樹脂ガスケット製品が、高品質を要求される車載電池市場で高い評価を受け、大手EVメーカーにて採用されております。当社グループは、EVを含む次世代自動車を重要な成長領域と捉え、シール事業、電子部品事業の両主力事業において、販売の拡大と製品開発への注力を図っております。エストーを当社グループに迎え入れ、当社グループが強みを持つゴムを使用したシール製品、車載バッテリー向けフレキシブルプリント基板(FPC)といった製品群にエストーの樹脂製品が加わることで、より幅広いニーズに対応したEV関連製品群の拡充を目指します。また、シール事業、電子部品事業それぞれにおいて、主要製品と樹脂の組み合わせなどエストーの精密樹脂成形技術を活かした新製品の開発を通じて、さらなる事業基盤の強化を図ります。
③ 企業結合日
2024/06/26 16:55
#4 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント合計
シール事業電子部品事業その他事業
主要な財又はサービス
(注)セグメント間の内部売上高又は振替高を控除した後の金額を表示しております。
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
2024/06/26 16:55
#5 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(人)
シール事業20,511[1,594]
電子部品事業15,579[403]
(注)1.従業員数は就業人員であり、当社グループ(当社及び連結子会社)からグループ外への出向者を除き、グルー
プ外から当社グループへの出向者を含んでおります。
2024/06/26 16:55
#6 株式の保有状況(連結)
・保有の目的
当社は、短期的にはボラティリティが高い電子部品事業、中長期的には電気自動車や燃料電池車の普及に伴う需要減少懸念があるシール事業を展開するにあたって、厳しい事業環境による不測の事態に備え、一定程度の資金を確保しておく必要があると考えております。更には、会社の発展、事業の拡大にあたっては、リスクのある新規投資に必要な資金やリスクの顕在化の際の填補資金を、通常の運転資金とは別に手元資金で確保しておく必要があると考えております。以上の理由により、一定程度の資金は必要であると判断し、資産として保有しております。
・株式保有の理由
2024/06/26 16:55
#7 研究開発活動
当社グループは、当社及び連結子会社の各技術部門を中心に、相互連携を図りながら、担当分野に係る新技術・新製品等の開発活動を進めております。当連結会計年度の研究開発費の総額は、10,839百万円となっており、セグメント別の研究開発活動の状況は次のとおりであります。
(1)シール事業
「環境」、「安全」及び「自動運転」対応を重点として、継続的に技術・製品開発を進めております。
2024/06/26 16:55
#8 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、米国・中国等の景気動向や原材料・エネルギー価格の動向、中東・東欧での地政学リスク等、先行き不透明な状況が続いております。これに加え、国内を中心に人件費・物流費の上昇も見込まれております。このような環境の中、各事業の見通しは以下の通りです。
シール事業では、自動車向けについては、日系自動車メーカーによる自動車生産は全体としては堅調に推移するものの、電気自動車の急速な普及が進む中国や、東南アジア市場においては引き続き日系自動車メーカーの減速が見込まれております。一般産業機械向けについては、世界的な景気低迷により、建設機械を中心とした需要減の傾向が継続しております。事業全体を通じて外部環境の不透明感が強い状況が続くと見込まれるため、電気自動車等の新領域向けの製品や、中国系自動車メーカーへの拡販、適正価格に向けた価格改定活動等、収益性拡大の取り組みを進めてまいります。また、安定した品質・安定した製品供給体制を維持するとともに、自動車の電動化等の中長期的な事業環境の変化に対応するべく、新事業・新商品の開拓にも取り組んでまいります。
電子部品事業では、自動車向けについては、電気自動車の普及が想定より減速しているものの、市場の成長は継続すると見込んでおります。スマートフォン向けは、買い替えサイクルの長期化により需要は横ばいとなる見込みです。ハードディスクドライブ向けについては、市場は縮小傾向にあるものの、データセンター向けの需要は徐々に回復傾向にあります。引き続き、自動車向けをはじめとした比較的需要変動の少ない事業領域を拡大すること等を通じて変動の影響を受けにくい体質作りを進めるとともに、世界各地で拡大していく電動車需要に対しては地産地消の考え方をもとにした最適地生産を推進してまいります。
2024/06/26 16:55
#9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当社の経営成績は以下のとおりであります。
シール事業においては、自動車向けは、生産台数の増加に伴い、国内を中心に販売が増加しました。一般産業機械向けは、中国での不動産不況をはじめとした世界的な景気低迷が長期化し、建設機械向けを中心に販売が減少しました。
その結果、売上高は362,605百万円(前年同期比4.5%の増収)となりました。営業利益は、売上高の増加により、23,314百万円(前年同期比30.4%の増益)となりました。
2024/06/26 16:55
#10 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
上席執行役員 田中 利之 シーリングソリューションCCO 兼 営業本部長
上席執行役員 池崎 雅人 シーリングソリューションCPO 兼 オイルシール事業部長
上席執行役員 牧野 利英 シーリングソリューション 樹脂・ウレタン事業部長
2024/06/26 16:55
#11 設備投資等の概要
当社グループは、当連結会計年度において、海外生産能力の拡充を進めると共に、より効率的な国内生産体制の整備を実施いたしました。また、生産の省力化・合理化投資も継続して実施すると共に、品質向上に資する投資にも注力しております。当連結会計年度においては、このような施策を中心に、総額45,226百万円の設備投資額となりました。
シール事業においては、国内では当社、ユニマテック㈱を中心に、海外では無錫NOKフロイデンベルグ Co., Ltd.を中心に、総額21,984百万円の設備投資を実施いたしました。
電子部品事業においては、国内では日本メクトロン㈱を中心に、海外ではメクテックマニュファクチャリング Corp.珠海 Ltd.、メクテックマニュファクチャリング Corp.蘇州を中心に、総額20,621百万円の設備投資を実施いたしました。
2024/06/26 16:55