四半期報告書-第67期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 15:15
【資料】
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注記事項-後発事象、要約四半期連結財務諸表(IFRS)

11.後発事象
合弁会社(持分法適用関連会社)の合弁解消と株式取得(子会社化)について
当社は、2016年4月より、VEONEERを合弁パートナーとして、四輪車用のブレーキ・コントロール(メカトロ)システム及びブレーキ・アプライ(バネ上)システム並びにそれらに関する部品の開発、設計、製造及び販売に関する合弁事業(以下「VNBS事業」という。)を営んでまいりましたが、2019年10月30日開催の取締役会において、当社の持分法適用関連会社であるヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社(以下「VNBJ」という。)及びVEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS (ZHONGSHAN) CO., LTD.(以下「VNBZ」という。)について、VEONEERとの合弁を解消し、VEONEERの完全子会社であるVEONEER ABが所有するVNBJ及びVNBZの全株式を、当社及び本田技研工業株式会社(以下「本田技研工業」という。)にて共同で取得して当社の子会社とすることを決議し、株式譲渡契約を締結しました。その後、国内外の競争法に基づく必要な手続及びその他のクロージング条件への対応が完了し、2020年2月3日にVNBJ及びVNBZの株式を取得しました。
(1)企業結合を行った主な理由
近年の排気ガス及び燃費に対する厳しい環境規制や、長距離航続可能な電気自動車、ハイブリッド車に対する需要の高まりを受け、VNBJ及びVNBZが主力製品とする回生ブレーキの市場規模は今後も拡大していくことが見込まれています。かかる状況下、本田技研工業は、VNBJ及びVNBZから回生ブレーキの供給を受けていることもあり、当社及び本田技研工業にて、当社を含む本田技研工業グループ全体としての企業価値向上の観点から慎重に検討を重ねた結果、VNBJ及びVNBZの全株式を、当社及び本田技研工業にて共同で取得することが適当と判断しました。
(2)被取得企業の概要
被取得企業の名称 ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社
事業の内容 自動車部品の開発・製造・販売
被取得企業の名称 VEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS (ZHONGSHAN) CO., LTD.
事業の内容 自動車部品の開発・製造・販売
(3)支配獲得日
VNBJ 2020年2月3日
VNBZ 2020年2月3日
(4)取得した議決権比率
(単位:%)
VNBJVNBZ
支配獲得日直前に保有する議決権比率49.049.0
支配獲得日に追加取得する議決権比率25.025.0
支配獲得後の議決権比率74.074.0

(5)取得日における支払対価およびその内訳
(単位:百万円)
VNBJVNBZ合計
支払対価の公正価値(現金)5,6393,7249,363
既保有持分の公正価値11,0527,29918,351
合計16,69111,02227,713

なお、支配獲得日における取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれんについては、現時点では確定していません。
(6)商号の変更
日信ブレーキシステムズ株式会社
(2020年2月3日付でヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社から商号変更)
NISSIN BRAKE SYSTEMS ZHONGSHAN CO., LTD.
(2020年2月3日付でVEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS(ZHONGSHAN)CO., LTD.から商号変更)