有価証券報告書-第39期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/23 15:14
【資料】
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【項目】
144項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については主に銀行借入による方針です。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。
投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に把握された時価が取締役会に報告されております。
営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。
借入金及びリース債務のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金(原則として5年以内)及びリース債務は主に設備投資に係る資金調達です。
また、営業債務、借入金及びリース債務は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1)現金及び預金3,021,9033,021,903-
(2)受取手形及び売掛金1,786,5931,786,593-
(3)電子記録債権488,881488,881-
(4)投資有価証券888,559888,559-
資産計6,185,9376,185,937-
(5)支払手形及び買掛金530,986530,986-
(6)電子記録債務380,000380,000-
(7)短期借入金515,339515,339-
(8)未払法人税等16,02416,024-
(9)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)1,651,6971,638,973△12,723
(10)リース債務(1年内返済予定のリース債務含む)401,913398,965△2,947
(11)長期未払金79,38079,014△366
負債計3,575,3423,559,304△16,037

(※1)以下の金融商品は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分前連結会計年度(千円)
非上場株式18,954

当連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1)投資有価証券834,295834,295-
資産計834,295834,295-
(2)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)1,602,4221,582,649△19,772
(3)リース債務(1年内返済予定のリース債務含む)325,383322,112△3,271
(4)長期未払金79,38078,380△1,000
負債計2,007,1861,983,142△24,043

(※1)「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「電子記録債権」、「支払手形及び買掛金」、「電子記録債務」、「短期借入金」及び「未払法人税等」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分当連結会計年度(千円)
非上場株式19,751

(注)1.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
1年以内
(千円)
現金及び預金3,021,903
受取手形及び売掛金1,786,593
電子記録債権488,881
合計5,297,378

当連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
現金及び預金3,291,265
受取手形37,285
売掛金1,588,385
電子記録債権753,119
合計5,670,055

2.長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金515,339-----
長期借入金416,228424,848356,182316,344138,095-
リース債務102,46599,695103,76795,861123-
合計1,034,034524,543459,949412,205138,218-

当連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金504,566-----
長期借入金513,360457,194403,246194,08734,535-
リース債務115,056112,43997,13669259-
合計1,132,982569,633500,382194,77934,594-

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル 1 の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル 2 の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル 1 のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル 3 の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
当連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券834,295--834,295
資産計834,295--834,295

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
長期借入金-1,582,649-1,582,649
リース債務-322,112-322,112
長期未払金-78,380-78,380
負債計-1,983,142-1,983,142

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)及びリース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)
これらの時価は、元利金の合計額を同様の新規借入又は同様の新規リースを行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。
長期未払金
長期未払金の時価については、一定の期間で区分した債務ごとに、その将来キャッシュ・フローを支払期日までの期間に対応する国債の利回りなどで割り引いた現在価値により算定しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。