有価証券報告書-第83期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 13:01
【資料】
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【項目】
153項目
(4)指標及び目標
環境・社会課題を解決するための取組みとしてJAMCO Vision 2030、AP2030におけるサステナビリティ・トランスフォーメーション推進プログラムの中で指標や目標を設定し進捗管理を行っています。
①気候変動課題に関する指標及び目標
GHG排出量の推移と削減目標について、日本政府は、米国主催気候サミット(オンライン開催)において、2050年カーボンニュートラルと整合的で野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すこと、更に50%の高みに向け挑戦を続けることを表明しました。
これを受けて当社も2050年カーボンニュートラル、2030年については、Scope1とScope2の合計で、2019年度を基準として50%以上の削減目標を設定いたしました。
なお、GHG排出量データを、当社のウェブサイトのサステナビリティのページ、「気候変動への対応(TCFDに基づく情報開示)」に公開していますのでご参照ください。
②人的資本に関する指標及び目標
戦略において記載した人的資本への取組み等により、既存事業の更なる成長に加えて、航空宇宙産業を通じて社会に貢献できるイノベーティブな企業集団づくりに努めてまいります。又、職場環境については、安全に、心身共に健康で働ける職場づくりはもとより、ダイバーシティ及びワークライフバランスの推進にも継続的に取り組んでまいります。
人的資本に関する諸施策の指標や目標については、現在、設定に向けて取り組んでおり次期以降に改めて開示しますが、当社単体における最近の環境整備等に関する目標及び実績は下表のとおりです。
施策と目標実績
A. 厚生労働省「くるみん」の認定要件の達成目標(2021~2022年度)(注1)(注4)2021年度2022年度
A. 厚生労働省「くるみん」の認定要件の達成目標(2021~2022年度)(注1)(注4)17人 45.9%21人 55.3%
A-2. 育児休業等取得及び育児目的休暇制度利用の男性労働者数合計 15%以上100.0%97.4%
A-3. フルタイム労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の1人当り月間平均45時間未満17.7時間20.0時間
A-4. 月間平均の法定時間外労働60時間以上の労働者数 0人0人0人
B. 一般事業主行動計画の目標値の達成状況(注1)2021年度2022年度
B-1. 年次有給休暇1人当り取得日数 全員年間8日以上全員8日以上達成
(14.8日/人)
全員8日以上達成
(16.6日/人)
B-2. 女性の役職者(主任以上)の割合 8%以上8.9%9.2%
B-3. サテライトオフィスの設置 有未実施1か所設置済
C. その他の取組2021年度2022年度
C-1. 労働災害の撲滅 年間0件(注2)業務上災害6件
通勤災害5件
業務上災害6件
通勤災害9件
C-2. 管理職に占める女性管理職の割合(2030年度までに10%以上)(注3)2.8%3.3%

(注1)上表A及びB項は、当社と直接に雇用契約を締結する従業員(受入出向者を除く)が対象です。但しA-3項はフルタイム勤務者のみ対象です。
(注2)C-1項は(注1)の対象者及び派遣社員が対象です。
(注3)C-2項は各年度末のデータです。
(注4)「くるみん」行動計画の 当社届出が認定基準改正の2022年4月1日より前のためA項の達成目標値は旧認定基準です。
(5) 2023年5月期(2022年度)に「くるみん」の認定要件を満たしたため 2023年度での認定申請を予定しています。