有価証券報告書-第86期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 9:27
【資料】
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【項目】
143項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
ⅰ監査役会の組織、人員
当社は監査役会設置会社であり、監査役会は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有する常勤の監査役 1名と非常勤の社外監査役2名の計3名で構成されております。
ⅱ監査役会の活動状況
監査役会は原則月1回開催し、必要に応じて随時開催しております。当事業年度における個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
斉藤 卿是1111
原沢 隆三郎1111
山下 和彦1111

監査役会における主な検討事項は次のとおりです。
⒜監査役監査基準を指針とした年度の監査方針及び監査計画
⒝重点監査項目の監査状況について
⒞内部統制システムの整備・運用状況について
⒟取締役の職務の執行監査について
⒠会計監査人の監査の相当性について
⒡監査報告書の作成について
⒢会計監査人の評価及び再任・不再任、並びに報酬の同意について
ⅲ常勤監査役の主な活動
常勤監査役の主な活動は次のとおりです。なお、監査結果については四半期毎に監査役会で報告するとともに、監査活動を通じて得られた情報等を社外監査役に説明して共有化を図っております。
⒜取締役会、執行役員会、経営総合会議等の重要会議に出席
⒝代表取締役との会合、取締役及び執行役員等のヒアリング
⒞内部監査担当部門、リスクマネジメント担当部門等の情報収集と連携
⒟会計監査人の期中監査状況、期末監査結果の確認
⒠重要な会議の議事録及び重要書類の閲覧
⒡重要な決裁書類等の閲覧
⒢事業所及び子会社への往査及び主要部門へのヒアリング
⒣グループ経営会議出席
ⅳ非常勤社外監査役の主な活動
⒜取締役会、経営総合会議に出席又は、リモート等を活用して取締役会、監査役会において意見を表明
⒝代表取締役との会合
⒞会計監査人の期中監査状況、期末監査結果の確認
⒟主要部門へのヒアリング及び子会社監査役の監査結果確認
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、社長直轄の独立した監査部門として内部監査室を設置し、監査人2名が年間計画に基づいて、当社及び子会社の監査を行い、監査結果を報告するとともに、業務の適正な管理体制の維持、向上のため助言や提案を行っております。なお、年間の監査計画並びに重要な監査結果につきましては、取締役会及び監査役会に報告されております。また、内部監査部門は、会計監査人と必要に応じて情報、意見の交換を行うなど連携を深め、監査の実効性と効率性の向上を図っております。
③ 会計監査の状況
当社は、会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査についてアーク有限責任監査法人と監査契約を締結し、会計監査を受けております。なお、同監査法人及び当社監査に従事する同監査法人の業務執行社員と当社の間には、特別な利害関係はありません。
a 業務を執行した公認会計士の氏名、所属する監査法人名及び継続監査期間については、以下のとおりです。
公認会計士の氏名等所属する監査法人
指定有限責任社員 業務執行社員吉村 淳一アーク有限責任監査法人
指定有限責任社員 業務執行社員長井 裕太

b 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 7名 会計士試験合格者 7名 その他 3名
c 継続監査期間 2年間
d 監査法人の選定方針と理由
当社は、会計監査人として必要とされる独立性及び専門性を有し、会計監査が適正かつ妥当に行われることを確保する体制を有しているかを考慮し、監査法人を選定しております。
e 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、日本監査役協会が公表する「公認会計士の評価及び選定基準策定に関する実務指針」を参考に日本公認会計士協会による品質レビュー結果等を確認し評価を行っております。その結果、会計監査人の監査が適正に行われていることを確認しております。
f 監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前々連結会計年度及び前々事業年度 監査法人大手門会計事務所
前連結会計年度及び前事業年度 アーク有限責任監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
異動に係る監査公認会計士等の名称
選任する監査公認会計士等の名称
アーク有限責任監査法人
退任する監査公認会計士等の名称
監査法人大手門会計事務所
異動の年月日 2020年6月26日
退任する監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日 1982年8月11日
退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はありません。
異動の決定又は当該異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である監査法人大手門会計事務所は、2020年6月26日開催予定の第84回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。同監査法人には38年間にわたり監査をお願いしておりましたが、2019年12月6日に公認会計士・監査審査会より金融庁長官に対し、同監査法人についての勧告があったことから、他の監査法人の比較検討を行ってきました。
監査役会がアーク有限責任監査法人を会計監査人の候補者とした理由は、会計監査人としての独立性及び専門性の有無並びに当社が展開する事業分野への理解や当社の企業規模に応じた適切なサポート等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査が適正かつ妥当に行われることを確保する体制を備えており、適任と判断したためであります。
上記の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
監査役会の意見
妥当であると判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a 監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
提出会社22-26-
連結子会社----
22-26-

b 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KRESTON International)に対する報酬(aを除く)
該当事項はありません。
c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d 監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容
該当事項はありません。
e 監査報酬の決定方針
会計監査人から提出された監査計画と実績の比較、監査日数及び報酬額の推移を確認し、監査役会の同意を得たうえで決定しております。
f 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
会計監査人から提出された当事業年度の「監査計画」「報酬の見積り」を吟味し、監査の方法と監査内容並びに当社の企業規模を踏まえて、監査日数、報酬額が妥当であると判断し、会社法第399条第1項の同意をしております。