有価証券報告書-第70期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:49
【資料】
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【項目】
114項目

有報資料

当社グループの主力製品は、心臓や血管、肺などの呼吸・循環器系疾患の検査・診断及び治療等に使用される機器であります。
その中で研究開発活動の中心は、創業以来、研究開発を積み重ねてきた心電計を中核とする心電図関連機器をはじめ、各種生体情報モニタ、超音波診断装置、除細動器、さらに酸素濃縮器などがあります。また、これらの機器とともに使用される生体電極、センサ類も重要な製品であります。
当社グループの研究開発活動は、従来より「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」との経営理念に沿って、また、「ユーザーニーズへの適合」を常に念頭において取り組んでまいりました。今後は一層その理念の追求に努めます。さらに、顧客満足度の限りない向上と“医療と健康をつなぐテクノロジー”を旗印に掲げ、研究開発体制の体質改善を図り、新技術の確立とタイムリーな新製品の市場投入に努め、経営基盤のさらなる強化につなげていく所存です。
なお、当連結会計年度の研究開発費は25億81百万円(売上高の2.1%)で、内訳は次のとおりです。
生体検査装置部門 14億79百万円
生体情報モニター部門 5億21百万円
治療装置部門 5億80百万円
開発成果として、生体検査装置部門ではノイズの少ない心電図波形を自動抽出し、記録と解析を行うオートキャプチャ機能や、検査中に心電図波形の前回検査結果との同時モニタリングが可能となるデータ比較機能を搭載した、解析付心電計を発売しました。また、血圧や心電図、SpO2を同時に計測可能なホルタ記録器も発売しました。サイト昇圧機能の搭載により不必要な加圧が減少し、患者様に負担の少ない血圧計測が可能になりました。さらに、訪問診療や往診時のアイテムとして、無線LANを内蔵し、データ転送可能なポケットサイズの携帯型12誘導心電計を発売しました。
生体情報モニター部門では、小型でありながら機能を凝縮したオールインワン型のベッドサイドモニタを発売しました。ベッドサイドモニタとして使用する他に、バッテリ駆動による搬送用モニタとしての使用も可能です。また、ワイドカラー液晶を搭載したことで視認性・操作性に優れたモニタリング画面を実現しました。
治療装置部門では、酸素濃縮装置と併用するパルスオキシメータを発売しました。小型軽量を追求しつつ、大型液晶を搭載しました。また、装着したまま入浴できる高い防水性能を実現したことにより、24時間連続測定も可能になりました。
研究分野においては、生体検査装置部門、生体情報モニター部門、治療装置部門、消耗品等部門のいずれにおいても、担当分野の基礎研究、要素技術開発に取り組んでおり、今後のさらなる新製品開発の基盤作りに努めております。

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