有価証券報告書-第68期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/27 13:21
【資料】
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【項目】
108項目

研究開発活動

当社グループにおける研究開発活動は、光学開発本部、技術開発本部、基礎開発本部及び生産技術本部が光学、生産技術、電子工学といった基幹となる各要素の開発を担当し、製品開発については各事業本部の設計技術部がこれにあたっております。
当連結会計年度における研究開発活動につきましては、主力事業であるデジタル一眼レフカメラ用の交換レンズを中心に、監視カメラ用レンズ等の新製品を開発しました。また、今後の事業拡大を見据え、遠赤外線カメラ用レンズ、車載用レンズ等の開発にも注力しました。このような結果、当連結会計年度における研究開発費は36億99百万円となりました。各セグメント別の研究開発活動の成果は以下のとおりであります。
(写真関連事業)
写真関連事業では、世界初のズーム倍率となる約18.8倍を達成した超高倍率ズームレンズ 16-300mm VC PZD(B016)やフルサイズ対応の高倍率ズームレンズ 28-300mm VC PZD(A010)、さらに当社初のマイクロフォーサーズカメラに最適な高倍率ズーム 14-150mm(C001)等の製品化を行いました。このような結果、当事業に係る研究開発費は24億99百万円となりました。
(レンズ関連事業)
レンズ関連事業では、高付加価値なデジタルカメラ用レンズや遠赤外線カメラ用光学3倍ズームレンズ等の開発を進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は3億57百万円となりました。
(特機関連事業)
特機関連事業では、セキュリティ市場の高画素化を見据えた様々なバリフォーカルレンズやズームレンズ等の監視カメラ用レンズのほか、超高性能FA/マシンビジョン用レンズや車載用レンズ等の開発を進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は8億42百万円となりました。