④ 純資産
純資産は、前年同期末の2,296億36百万円から452億6百万円(19.7%)増加し、2,748億43百万円となりました。当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことと、その他有価証券評価差額金の増加、為替換算調整勘定の変動により増加となりました。為替換算調整勘定は前年同期末に比べ100億96百万円マイナス幅が縮小しました。利益剰余金は、当期純利益228億98百万円、改正退職給付会計基準の早期適用による影響額70億62百万円、配当金の支払い24億20百万円などにより、前年同期末に比べ278億64百万円(19.8%)増加し、1,683億38百万円となりました。その他有価証券評価差額金は、保有有価証券の時価の上昇により、前年同期末に比べ107億30百万円(30.8%)増加し、455億40百万円となりました。また、土地再評価差額金は、前年同期末に比べ44百万円(0.3%)減少し、171億39百万円となりました。少数株主持分は、前年同期末に比べ3億96百万円(14.4%)増加し、31億61百万円となりました。自己資本比率は前年同期末の58.1%から61.9%へ3.8ポイント上昇しました。なお、自己資本利益率(ROE)は、前年同期の1.9%から9.2%へ7.3ポイント上昇しました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
2018/06/21 13:04