有価証券報告書-第55期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
有報資料
当社グループ(当社及び連結子会社)は、シリコーンや各種プラスチック、導電性素材を主とした「素材配合」、「複合化」、「精密成形加工」などの基盤技術を駆使し、新しいビジネスの創出に注力していくことを喫緊の課題としております。また、市場環境の変化に迅速に対応し、伸びる市場に照準を合わせた新製品開発並びに販売力強化及び新規顧客開拓に努め、新たな成長を目指してまいります。
電子デバイス事業では、自動車用、ノートパソコン用の入力デバイス製品が成長のけん引役となり、付加価値の高い製品構成に切り替えております。今後も、これらの成長製品に重点を置き、海外事業展開を強化していく中で、タッチ入力製品など優位性の高い新製品の販売に注力し、事業の持続的成長に努めてまいります。
精密成形品事業では、OA機器市場において、新興国を中心としたプリンター需要増加に迅速に対応する一方で複合機用部品の需要を取り込んで業績の拡大を図り、また、お客様の動向に応じて海外生産体制を見直すなどコスト競争力の強化を図ってまいります。また、シリコーンゴム成形品も医療用関連製品の海外展開を進めるとともに、高透明シリコーンゴム製品をはじめ当社独自技術を活かした新製品開発・新規市場開拓にも注力してまいります。半導体関連容器及びキャリアテープ関連製品につきましては、評価・分析技術の一層の高度化により製品の品質・性能をさらに高め、半導体プロセスの微細化や電子機器の小型化に伴うお客様の新しいニーズに的確に対応し、拡販を図ってまいります。
住環境・生活資材事業では、物流コスト削減や製品ラインアップの拡充による拡販などにより収支改善に努めてまいります。特に、機能性コンパウンドなど高付加価値製品の自動車分野や電線用途への拡販強化及び生産能力増強に取り組み、安定した収益の確保を目指してまいります。
当社グループは、安全第一に、地球環境保全、コンプライアンスなどの企業の社会的責任を常に考えて行動するとともに、コーポレートガバナンスの充実およびリスク管理に万全を期し、企業体質の強化および企業価値の向上に努めてまいります。