四半期報告書-第60期第3四半期(平成28年8月1日-平成28年10月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、個人消費動向など一部に弱さも見られるものの、全体では緩やかな回復基調が続いています。一方、中国における経済成長の鈍化、英国のEU離脱問題などにより、新興国を含めた世界経済の不確実性が高まるとともに、円高傾向が継続しています。
このような状況の中、当社グループは第5次中期経営計画(平成27年1月期~平成29年1月期)に基づき、スローガンを“Pursuing world class business excellence, think globally, plan agilely, and implement locally.”
と掲げ、その最終年度としてさらなる成長に向けた取組みを行っております。また事業方針として、以下「ビジョン(Vision)2016」を定め、グループ事業の拡大と経営品質の向上を目指しております。
<ビジョン(Vision)2016>ⅰ)ブランド力強化(Global Number Oneの育児用品メーカー)
ⅱ)継続的な事業発展に向けた経営体制の強化
ⅲ)キャッシュフロー重視による経営品質の向上
ⅳ)グローバルな人材育成と人事制度構築、社員の活躍促進
ⅴ)企業価値の一層の向上
当第3四半期連結累計期間におきましては、上記事業方針及び各事業・機能戦略に取り組んでまいりました結果、売上高は、訪日客のインバウンド消費等による国内ベビー・ママ事業の業績拡大により、円高・ドル安の為替の影響を受けたものの、前年同期に対して2.2%増の698億6百万円となりました。
利益面におきましては、効果的な販売費及び一般管理費の使用等によって、営業利益は120億71百万円(前年同期比8.5%増)となり、受取利息の減少、為替差損の増加等で経常利益は121億67百万円(前年同期比6.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は85億66百万円(前年同期比10.0%増)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは次のとおりです。
・米ドル:108.56円(120.98円)
・中国元: 16.47円( 19.33円)
注:( )内は前年同期の為替換算レート
当社グループの報告セグメントは「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」、「海外事業」及び「中国事業」の計5セグメントでの報告となっております。各区分における概況は以下のとおりです。
「国内ベビー・ママ事業」
当事業の売上高は、241億78百万円(前年同期比13.6%増)となりました。セグメント利益は、哺乳器等主力商品の増収効果により、前年同期実績を大きく上回る47億80百万円(前年同期比40.1%増)となりました。
当事業におきましては、7月に段差をラクラク乗り越えられるベビーカー「Runfee ef(ランフィエフ)」の秋冬向けの新色2カラーを追加発売、8月には測りやすく読み取りやすく改良した「耳チビオン®」をリニューアル発売し、売上を拡大しております。
また、ダイレクト・コミュニケーションの一環であるイベントとして、母子に寄り添う子育て中の母乳育児をテーマとした医療従事者向けのセミナーを当第3四半期連結累計期間において25回開催し、合計で約2,200名の方にご参加いただいております。
妊娠・出産・育児シーンの女性を応援する「ピジョンインフォ」におきましても、商品情報の更新、2月にオープンした母乳育児の情報を提供するポータルサイト「ぼにゅ育(ぼにゅいく)」にてママとパパの母乳育児をアシストする動画を配信するなど、お客様と継続的なコミュニケーションを行えるよう、今後も活動を進めてまいります。
「子育て支援事業」
当事業の売上高は55億24百万円(前年同期比9.5%増)となりました。セグメント利益は、増収に伴う売上総利益の増加や販売費及び一般管理費の効果的な使用により、前年実績を上回る1億52百万円(前年同期比34.5%増)となりました。なお、事業所内保育施設につきましては当第3四半期連結累計期間において2ヶ所の新規受託を開始し、サービス内容の質的向上を図りながら、運営を行っております。
「ヘルスケア・介護事業」
当事業の売上高は、おしりふき、からだふき、スキンケア、食事・口腔の重点カテゴリーが牽引し、51億95百万円(前年同期比5.0%増)となりました。またセグメント利益は、増収に加え、事業運営体制の効率化を図り、販売費及び一般管理費を削減したことなどにより、前年実績を大きく上回る4億円(前年同期比242.8%増)となりました。引き続き、介護施設及び小売店へのマーケティング活動の強化、介護サービスの品質向上など施策実行を徹底してまいります。
「海外事業」
当事業におきましては、円高傾向もあり、売上高は166億91百万円(前年同期比10.0%減)となりました。またセグメント利益は39億54百万円(前年同期比6.8%減)となりました。連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.を中心に事業を展開する北米及び欧州におきましては、主力である乳首クリームや母乳パッド、さく乳器等の授乳関連用品が順調に売上を拡大しております。また、新たな取組みとして行っている中国での販売も好調に推移しております。引き続き、トルコでの新工場稼働(平成29年1月予定)に向けた準備を進めるとともに、欧州での販売体制強化など事業拡大に向けた取組みを進めてまいります。
「中国事業」
当事業の売上高は、年初からの円高・中国元安傾向がさらに強まったことに加え、日本で販売している商品の並行輸入の影響等により、215億48百万円(前年同期比6.3%減)となりました。またセグメント利益は62億10百万円(前年同期比5.4%減)となりました。益々拡大するインターネット販売への取組強化を引き続き行うとともに、SNSを活用した直接的な消費者とのコミュニケーションの強化、有力小売店における店頭販促や紙おむつ事業拡大に向けた施策の実施、及び病産院における普及活動等のオフライン活動の強化も引き続き実施し、事業拡大を目指してまいります。
「その他」
当事業の売上高は9億57百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益は1億31百万円(前年同期比19.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は718億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ20億55百万円の減少となりました。流動資産は2億28百万円の増加、固定資産は22億84百万円の減少となりました。
流動資産の増加の主な要因は、商品及び製品が9億80百万円、原材料及び貯蔵品が3億81百万円減少したものの、現金及び預金が3億42百万円、受取手形及び売掛金が13億74百万円増加したことによるものです。
固定資産の減少の主な要因は、建物及び構築物が6億25百万円、有形固定資産のその他に含まれる機械装置及び運搬具が11億92百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は234億78百万円となり、前連結会計年度末と比べ3億28百万円の増加となりました。流動負債は60億43百万円の増加、固定負債は57億14百万円の減少となりました。
流動負債の増加の主な要因は、支払手形及び買掛金が6億71百万円、電子記録債務が3億57百万円、1年内返済予定の長期借入金が40億71百万円増加したことによるものです。
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が50億円、その他に含まれる繰延税金負債が5億60百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は484億8百万円となり、前連結会計年度末と比べ23億84百万円の減少となりました。
純資産の減少の主な要因は、利益剰余金が29億38百万円増加したものの、為替換算調整勘定が52億70百万円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、15億90百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、個人消費動向など一部に弱さも見られるものの、全体では緩やかな回復基調が続いています。一方、中国における経済成長の鈍化、英国のEU離脱問題などにより、新興国を含めた世界経済の不確実性が高まるとともに、円高傾向が継続しています。
このような状況の中、当社グループは第5次中期経営計画(平成27年1月期~平成29年1月期)に基づき、スローガンを“Pursuing world class business excellence, think globally, plan agilely, and implement locally.”
と掲げ、その最終年度としてさらなる成長に向けた取組みを行っております。また事業方針として、以下「ビジョン(Vision)2016」を定め、グループ事業の拡大と経営品質の向上を目指しております。
<ビジョン(Vision)2016>ⅰ)ブランド力強化(Global Number Oneの育児用品メーカー)
ⅱ)継続的な事業発展に向けた経営体制の強化
ⅲ)キャッシュフロー重視による経営品質の向上
ⅳ)グローバルな人材育成と人事制度構築、社員の活躍促進
ⅴ)企業価値の一層の向上
当第3四半期連結累計期間におきましては、上記事業方針及び各事業・機能戦略に取り組んでまいりました結果、売上高は、訪日客のインバウンド消費等による国内ベビー・ママ事業の業績拡大により、円高・ドル安の為替の影響を受けたものの、前年同期に対して2.2%増の698億6百万円となりました。
利益面におきましては、効果的な販売費及び一般管理費の使用等によって、営業利益は120億71百万円(前年同期比8.5%増)となり、受取利息の減少、為替差損の増加等で経常利益は121億67百万円(前年同期比6.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は85億66百万円(前年同期比10.0%増)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは次のとおりです。
・米ドル:108.56円(120.98円)
・中国元: 16.47円( 19.33円)
注:( )内は前年同期の為替換算レート
当社グループの報告セグメントは「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」、「海外事業」及び「中国事業」の計5セグメントでの報告となっております。各区分における概況は以下のとおりです。
「国内ベビー・ママ事業」
当事業の売上高は、241億78百万円(前年同期比13.6%増)となりました。セグメント利益は、哺乳器等主力商品の増収効果により、前年同期実績を大きく上回る47億80百万円(前年同期比40.1%増)となりました。
当事業におきましては、7月に段差をラクラク乗り越えられるベビーカー「Runfee ef(ランフィエフ)」の秋冬向けの新色2カラーを追加発売、8月には測りやすく読み取りやすく改良した「耳チビオン®」をリニューアル発売し、売上を拡大しております。
また、ダイレクト・コミュニケーションの一環であるイベントとして、母子に寄り添う子育て中の母乳育児をテーマとした医療従事者向けのセミナーを当第3四半期連結累計期間において25回開催し、合計で約2,200名の方にご参加いただいております。
妊娠・出産・育児シーンの女性を応援する「ピジョンインフォ」におきましても、商品情報の更新、2月にオープンした母乳育児の情報を提供するポータルサイト「ぼにゅ育(ぼにゅいく)」にてママとパパの母乳育児をアシストする動画を配信するなど、お客様と継続的なコミュニケーションを行えるよう、今後も活動を進めてまいります。
「子育て支援事業」
当事業の売上高は55億24百万円(前年同期比9.5%増)となりました。セグメント利益は、増収に伴う売上総利益の増加や販売費及び一般管理費の効果的な使用により、前年実績を上回る1億52百万円(前年同期比34.5%増)となりました。なお、事業所内保育施設につきましては当第3四半期連結累計期間において2ヶ所の新規受託を開始し、サービス内容の質的向上を図りながら、運営を行っております。
「ヘルスケア・介護事業」
当事業の売上高は、おしりふき、からだふき、スキンケア、食事・口腔の重点カテゴリーが牽引し、51億95百万円(前年同期比5.0%増)となりました。またセグメント利益は、増収に加え、事業運営体制の効率化を図り、販売費及び一般管理費を削減したことなどにより、前年実績を大きく上回る4億円(前年同期比242.8%増)となりました。引き続き、介護施設及び小売店へのマーケティング活動の強化、介護サービスの品質向上など施策実行を徹底してまいります。
「海外事業」
当事業におきましては、円高傾向もあり、売上高は166億91百万円(前年同期比10.0%減)となりました。またセグメント利益は39億54百万円(前年同期比6.8%減)となりました。連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.を中心に事業を展開する北米及び欧州におきましては、主力である乳首クリームや母乳パッド、さく乳器等の授乳関連用品が順調に売上を拡大しております。また、新たな取組みとして行っている中国での販売も好調に推移しております。引き続き、トルコでの新工場稼働(平成29年1月予定)に向けた準備を進めるとともに、欧州での販売体制強化など事業拡大に向けた取組みを進めてまいります。
「中国事業」
当事業の売上高は、年初からの円高・中国元安傾向がさらに強まったことに加え、日本で販売している商品の並行輸入の影響等により、215億48百万円(前年同期比6.3%減)となりました。またセグメント利益は62億10百万円(前年同期比5.4%減)となりました。益々拡大するインターネット販売への取組強化を引き続き行うとともに、SNSを活用した直接的な消費者とのコミュニケーションの強化、有力小売店における店頭販促や紙おむつ事業拡大に向けた施策の実施、及び病産院における普及活動等のオフライン活動の強化も引き続き実施し、事業拡大を目指してまいります。
「その他」
当事業の売上高は9億57百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益は1億31百万円(前年同期比19.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は718億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ20億55百万円の減少となりました。流動資産は2億28百万円の増加、固定資産は22億84百万円の減少となりました。
流動資産の増加の主な要因は、商品及び製品が9億80百万円、原材料及び貯蔵品が3億81百万円減少したものの、現金及び預金が3億42百万円、受取手形及び売掛金が13億74百万円増加したことによるものです。
固定資産の減少の主な要因は、建物及び構築物が6億25百万円、有形固定資産のその他に含まれる機械装置及び運搬具が11億92百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は234億78百万円となり、前連結会計年度末と比べ3億28百万円の増加となりました。流動負債は60億43百万円の増加、固定負債は57億14百万円の減少となりました。
流動負債の増加の主な要因は、支払手形及び買掛金が6億71百万円、電子記録債務が3億57百万円、1年内返済予定の長期借入金が40億71百万円増加したことによるものです。
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が50億円、その他に含まれる繰延税金負債が5億60百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は484億8百万円となり、前連結会計年度末と比べ23億84百万円の減少となりました。
純資産の減少の主な要因は、利益剰余金が29億38百万円増加したものの、為替換算調整勘定が52億70百万円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、15億90百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。