四半期報告書-第49期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/13 16:16
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により大きな影響を受けており、緊急事態宣言等の発令やワクチン接種開始にもかかわらず波状的な流行が継続し、幅広い業種において企業活動の制限が長期化しております。また、半導体の需要が大きく拡大する中、米中貿易摩擦に端を発した半導体供給不足の長期化が予想されており、自動車及び電子機器をはじめ多様な産業における生産の一時的な停滞を引き起こしております。それに加え米国・中国の景気急回復による原材料(鋼板、銅等)の価格高騰、ナイロン材料不足による各種電気部品の品薄状態及び東南アジア各国の感染拡大による各種部品の供給遅延が発生しています。
当社における事業環境は、海外においては依然として渡航出張が困難な中、限定的な出張に加え、主にオンライン方式による技術支援及び現地作業支援を実施しております。
国内においては厚生労働省の2020年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金による感染症対策用設備整備が本年3月末日をもって終了しました。そのため4月以降感染症対策機器の導入が大幅に減少したものの、各地方自治体独自の財源及び新たな同種の交付金を背景にした導入は一定程度継続しております。今後もクラスター発生予防等の対策として、室内空気清浄化の必要性は継続すると考えられます。さらに納入済空気清浄装置及び安全キャビネット等のHEPAフィルター交換需要を喚起しつつ、営業を強化しております。バイオロジカル分野では新型コロナウイルス対策機器の拡販以外では、医薬品工場の設備投資が堅調です。食品工場、化粧品工場、研究施設における年内の設備投資はやや停滞しておりますが来期分の引合い及び受注は活発です。
一方電子工業分野では、半導体・電子部品関連は堅調ですが、自動車部品の設備投資関連受注には一部停滞が見られます。
販売代理店を対象に例年開催していた製品説明会を、本年は6月に当社として初めてオンライン方式にて実施し、全国各地の多数の電子及びバイオ各分野の代理店へ配信しました。
製品の研究開発活動では、「バイオクリーンベンチ」のシリーズ化が完了し、「LED式バグキーパ―」、「面会用ブース」等を上市しました。
生産においては、本年1月より操業を開始した越谷工場(埼玉県越谷市)では、4月以降より「エアーシャワー」、「安全キャビネット」の生産に取り組んでおり、競争力のある製品作りを目指しております。
さらにフィルター需要の増加に対応すべく生産能力増強のため、HEPAフィルター及びPTFEフィルターを主とした生産工場の建設用地として、群馬県桐生市の武井西工業団地内に12,883㎡の区画を1億68百万円にて取得しました。今後総2階建て(延べ床面積、約3,000㎡)のフィルター専用工場を建設し、2022年7月の稼働開始を予定しております。
また、2021年3月29日の発行決議による、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行及び従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての新株式の発行に伴い、各々4月28日に1,200株及び6月25日に33,500株、合計で34,700株の発行を完了しました。
新型コロナウイルス感染症の収束時期はいまだ不透明であり、取引先及び従業員の安全を確保しつつ関連機器の受注と生産対応を継続してまいります。
① 経営成績
製品別の販売状況は、「クリーンパーティション」「安全キャビネット」「無菌クリーンテント」「パッケージ式クリーンユニット(陰圧ユニット含む)」「フィルターユニット」「据付・保守サービス」等が増加しました。また、「エアーシャワー」等は減少しました。
収益面におきましては、標準品の販売が増加したため、前年同期比で増収増益となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高84億11百万円(前年同期比68.2%増)、営業利益14億80百万円(同329.0%増)、経常利益16億65百万円(同239.4%増)、四半期純利益11億74百万円(同222.3%増)となりました。
② 財政状態
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は195億82百万円と前事業年度末に比べ7億53百万円(4.0%)の増加となりました。
流動資産は150億77百万円であり、前事業年度末に比べ4億87百万円(3.3%)の増加となりました。主な要因は、現金及び預金が5億56百万円増加したことと、棚卸資産が1億43百万円減少したことによるものです。
固定資産は45億5百万円であり、前事業年度末に比べ2億65百万円(6.3%)の増加となりました。主な要因は、HEPAフィルター及びPTFEフィルターを主とした生産工場の建設用地取得に伴い土地が1億68百万円、越谷工場竣工に伴い有形固定資産が1億10百万円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は65億24百万円であり、前事業年度末に比べ1億40百万円(2.1%)の減少となりました。
流動負債は54億63百万円であり、前事業年度末に比べ2億15百万円(3.8%)の減少となりました。主な要因は、買掛金が2億67百万円減少したことによるものです。
固定負債は10億61百万円であり、前事業年度末に比べ75百万円(7.6%)の増加となりました。主な要因は長期借入金が97百万円増加したことによるものです。
(純資産)
純資産は130億58百万円であり、前事業年度末に比べ8億93百万円(7.3%)の増加となりました。主な要因は四半期純利益を11億74百万円計上したことによるものです。一方で主な支出は、配当金3億40百万円となります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ5億56百万円増加し、64億51百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間の営業活動において得た資金は、10億98百万円(前年同期比4億85百万円の収入増)となりました。これは主に、税引前四半期純利益16億65百万円の計上及び法人税等の支払額3億69百万円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間の投資活動において使用した資金は、3億54百万円(同53百万円の支出増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3億51百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間の財務活動において使用した資金は、2億3百万円(前年同期は9億66百万円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払額3億36百万円及び長期借入れによる収入1億50百万円があったことによるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は59百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
2020年3月より開始したサステナビリティプロジェクト(第三者割当による行使価額修正条項付第9回新株予約権発行による資金調達)を活用し、感染症対策機器として「面会用ブース」等の新製品を上市しました。同プロジェクトの進捗と成果を当社のSDGsへの取組みとして、当社ホームページに開示しております。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」を参照下さい。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
2021年3月29日開催の臨時取締役会決議に基づき、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式報酬としての新株の発行及び従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての新株式の発行による増加、並びにストック・オプションの行使による増加に伴い、当第2四半期累計期間において資本金が25,544千円、資本剰余金が25,969千円それぞれ増加し、当第2四半期会計期間末において資本金が2,082,463千円、資本剰余金が2,124,221千円となっております。

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