有価証券報告書-第53期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金の運用を原則として元本の償還及び利息の支払いについて確実性の高い金融商品によるものとし、安全性・流動性(換金性、市場性)・収益性を考慮して行っております。
また、資金の調達については、株式市場からの資金調達及び、銀行等金融機関からの借入により行っております。
デリバティブ取引は、外貨建取引の為替変動リスク、並びに借入金の金利変動リスクを回避するためにのみ利用し、投機目的による取引は行わない方針としております。
(2) 金融商品の内容及びリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、取引の重要度に応じて、適宜与信管理に関する定め等を設け、取引先ごとに債権の期日管理及び残高管理を行うとともに、重要な取引先の信用状況について逐次把握することとしております。
当社グループが、投資有価証券として保有している株式は、主に業務上の関係を有する上場企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的にこれらの時価や発行体の財務状況等を把握し、リスク軽減に努めております。
デリバティブ取引に関しては、為替予約取引等は為替相場の変動によるリスクを、金利スワップ取引は市場金利の変動によるリスクを有しておりますが、為替予約取引及び金利スワップ取引は、取引の相手方が信用度の高い国内の金融機関であることから、信用リスクはほとんどないと認識しております。デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限及び取引限度額等を定めた社内ルールに従い、資金担当部門が決裁担当者の承認を得て行っております。
営業債務である支払手形及び買掛金については、その支払期日が1年以内となっております。
借入金のうち、短期借入金は主に運転資金に係る資金調達であり、長期借入金は主に長期運転資金及び設備投資資金に係る資金調達であります。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社が月次資金計画を作成するなどの方法により管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、デリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません。
((注)2.参照)
前連結会計年度(2020年6月30日)
(*)デリバティブ取引(為替予約)によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(2021年6月30日)
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価については、株式等は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、(有価証券関係)をご参照ください。
負債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(3)1年内返済予定の長期借入金、
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)リース債務(流動負債)、(6)リース債務(固定負債)
時価については、元利金の合計額を新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5)長期借入金
時価については、元利金の合計額を新規に同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
注記事項(デリバティブ取引関係)をご参照下さい。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
前連結会計年度(2020年6月30日)
当連結会計年度(2021年6月30日)
これらについては、市場価値がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「資産(3)投資有価証券」には含めておりません。
(注)3.金銭債権の決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2020年6月30日)
当連結会計年度(2021年6月30日)
(注)4.金銭債務の決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2020年6月30日)
当連結会計年度(2021年6月30日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金の運用を原則として元本の償還及び利息の支払いについて確実性の高い金融商品によるものとし、安全性・流動性(換金性、市場性)・収益性を考慮して行っております。
また、資金の調達については、株式市場からの資金調達及び、銀行等金融機関からの借入により行っております。
デリバティブ取引は、外貨建取引の為替変動リスク、並びに借入金の金利変動リスクを回避するためにのみ利用し、投機目的による取引は行わない方針としております。
(2) 金融商品の内容及びリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、取引の重要度に応じて、適宜与信管理に関する定め等を設け、取引先ごとに債権の期日管理及び残高管理を行うとともに、重要な取引先の信用状況について逐次把握することとしております。
当社グループが、投資有価証券として保有している株式は、主に業務上の関係を有する上場企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的にこれらの時価や発行体の財務状況等を把握し、リスク軽減に努めております。
デリバティブ取引に関しては、為替予約取引等は為替相場の変動によるリスクを、金利スワップ取引は市場金利の変動によるリスクを有しておりますが、為替予約取引及び金利スワップ取引は、取引の相手方が信用度の高い国内の金融機関であることから、信用リスクはほとんどないと認識しております。デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限及び取引限度額等を定めた社内ルールに従い、資金担当部門が決裁担当者の承認を得て行っております。
営業債務である支払手形及び買掛金については、その支払期日が1年以内となっております。
借入金のうち、短期借入金は主に運転資金に係る資金調達であり、長期借入金は主に長期運転資金及び設備投資資金に係る資金調達であります。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社が月次資金計画を作成するなどの方法により管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、デリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません。
((注)2.参照)
前連結会計年度(2020年6月30日)
連結貸借対照表計上額 (百万円) | 時価 (百万円) | 差額 (百万円) | |
(1)現金及び預金 | 2,052 | 2,052 | - |
(2)受取手形及び売掛金 | 3,051 | 3,051 | - |
(3) 投資有価証券 | 5 | 5 | - |
資産計 | 5,109 | 5,109 | - |
(1)支払手形及び買掛金 | 1,110 | 1,110 | - |
(2) 短期借入金 | 2,600 | 2,600 | - |
(3) 1年内返済予定の長期借入金 | 820 | 820 | - |
(4)リース債務(流動負債) | 29 | 29 | △0 |
(5) 長期借入金 | 9,362 | 9,356 | △6 |
(6) リース債務(固定負債) | 90 | 86 | △3 |
負債計 | 14,013 | 14,003 | △9 |
デリバティブ取引(*) | △0 | △0 | - |
(*)デリバティブ取引(為替予約)によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(2021年6月30日)
連結貸借対照表計上額 (百万円) | 時価 (百万円) | 差額 (百万円) | |
(1)現金及び預金 | 4,264 | 4,264 | - |
(2)受取手形及び売掛金 | 5,477 | 5,477 | - |
(3) 投資有価証券 | 7 | 7 | - |
資産計 | 9,750 | 9,750 | - |
(1)支払手形及び買掛金 | 6,075 | 6,075 | - |
(2) 短期借入金 | 5,700 | 5,700 | - |
(3) 1年内返済予定の長期借入金 | 2,184 | 2,184 | - |
(4)リース債務(流動負債) | 26 | 26 | △0 |
(5) 長期借入金 | 5,518 | 5,457 | △60 |
(6) リース債務(固定負債) | 63 | 61 | △1 |
負債計 | 19,568 | 19,505 | △62 |
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価については、株式等は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、(有価証券関係)をご参照ください。
負債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(3)1年内返済予定の長期借入金、
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)リース債務(流動負債)、(6)リース債務(固定負債)
時価については、元利金の合計額を新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5)長期借入金
時価については、元利金の合計額を新規に同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
注記事項(デリバティブ取引関係)をご参照下さい。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
前連結会計年度(2020年6月30日)
区分 | 連結貸借対照表計上額(百万円) |
非上場株式 | 21 |
当連結会計年度(2021年6月30日)
区分 | 連結貸借対照表計上額(百万円) |
非上場株式 | 12 |
これらについては、市場価値がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「資産(3)投資有価証券」には含めておりません。
(注)3.金銭債権の決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2020年6月30日)
1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
現金及び預金 | 2,052 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 3,051 | - | - | - |
合計 | 5,103 | - | - | - |
当連結会計年度(2021年6月30日)
1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
現金及び預金 | 4,264 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 5,477 | - | - | - |
合計 | 9,742 | - | - | - |
(注)4.金銭債務の決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2020年6月30日)
1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
支払手形及び買掛金 | 1,110 | - | - | - |
短期借入金 | 2,600 | - | - | - |
1年内返済予定の長期借入金 | 820 | - | - | - |
リース債務(流動負債) | 29 | - | - | - |
長期借入金 | - | 9,362 | - | - |
リース債務(固定負債) | - | 87 | 2 | - |
合計 | 4,560 | 9,450 | 2 | - |
当連結会計年度(2021年6月30日)
1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
支払手形及び買掛金 | 6,075 | - | - | - |
短期借入金 | 5,700 | - | - | - |
1年内返済予定の長期借入金 | 2,184 | - | - | - |
リース債務(流動負債) | 26 | - | - | - |
長期借入金 | - | 5,356 | 161 | - |
リース債務(固定負債) | - | 63 | - | - |
合計 | 13,986 | 5,420 | 161 | - |