一方、国内経済も、海外景気の緩やかな回復を受けて輸出が回復基調にあった他、住宅投資や個人消費も底堅く推移して、企業の生産活動も緩やかに回復、設備投資も持ち直しつつあるなど比較的安定した推移となりました。
このような環境において、当第2四半期連結累計期間の売上高は、石油製品価格は伸び悩んだものの、前連結会計年度後半から上昇傾向に転じた鋼材や金属資源価格が前第2四半期連結累計期間に比べ高い水準にあったことなどから、前第2四半期連結累計期間比17.0%増の836,979百万円となりました。また、利益面では、営業利益は金属原料事業の増益などにより、前第2四半期連結累計期間比4.8%増の11,461百万円に、経常利益や親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第2四半期連結累計期間には差損であった為替差損益が当第2四半期連結累計期間においては差益に転じたことなどの要因も加わり、それぞれ前第2四半期連結累計期間比23.7%増の12,270百万円、31.4%増の8,154百万円となりました。
セグメント別の業績(売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)は、次のとおりであります。
2017/11/14 10:01