有価証券報告書-第167期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
(1)会社の経営の基本方針
【ミッション(使命・存在意義)・ビジョン(目指す姿)】
当社グループは「私たちは、お客様の立場に立って、よきものづくりに支えられた健全で活力ある社会の発展に貢献することを使命とします。この使命を達成するために、全員がたゆまぬ努力と研鑚を積み最高のソリューションを提供することにより、産業界の発展に寄与します」を経営理念とし、さらに「私たちは、それぞれの立場でお客様を最も知る企業となることを目指し、真のエレクトロニクス技術商社としてお客様にトータルメリットを提供できるベストパートナーとしてかけがえのない存在となり、社会の持続的な発展に寄与します」を基本方針としております。
(2)中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標
①カナデン・グループ長期経営構想 -カナデンビジョン-
1)私たちは、日本のよきものづくりのために、お客様の立場に立って、最高のソリューションを提供することにより、産業界の発展に貢献します。
2)私たちは、お客様にトータルメリットを提供できるベストパートナーとなるため、真のエレクトロニクス技術商社となることを追求します。
3)私たちは、高い倫理観を持ち、公明正大で透明性のある企業活動を行うとともに、積極的に環境の保全と調和を図ります。
4)私たちは、「お客様に喜ばれ・社会に役立つ」企業となることを目指し、全てのステークホルダーの支持と信頼を獲得するとともに、経済的貢献と社会的責任を両立させることでサステナブル企業として、企業価値を高めます。
5)私たちは、事業環境の変化にしなやかに対応し、「堅実性」と「成長性」を併せ持った「健全な経営」を目指します。
②中長期的な経営戦略
カナデンビジョンでは、従来の延長線上にとどまらない事業の再編・強化、人材育成・インフラ整備を加速させ、グローバル化を推進し、グループ・シナジーの拡大を図ります。また、必要な経営資源の投下を行い、更なる収益性の向上を図り、企業価値を高めます。
③3ヵ年中期経営計画『CI・A-3(Challenge & Innovation・Action)』
<基本方針>ⅰ グループ理念の実践 「お客様を最も知るベストパートナー」
お客様にトータルメリットを提供できる真のエレクトロニクス技術商社を追求する。
ⅱ 「堅実性」と「成長性」を併せ持った健全経営を目指す
ⅲ コーポレートガバナンスの強化と倫理・遵法の徹底
ⅳ チャレンジ&イノベーション
事業環境の変化に即応した強いビジネスモデルを創造する。
<基本戦略>ⅰ 強いビジネスモデルの創造
・基幹ビジネスの強化とNEWビジネスの拡大
事業環境の変化に対応し、基幹ビジネスを進化させ続けるとともに、成長が期待される環境・エネルギー・省エネおよび先端分野など、社会のニーズに対応する付加価値ビジネスの創出を図り、より強いビジネスモデルを創造します。また、これまで取り組んできたNEWビジネスの創出に向けて行動し、確実な実績をあげていきます。
・システム・ソリューションビジネスの強化
システム技術力とシステム販売体制の強化を図り、お客様目線で高付加価値なシステム・ソリューションビジネスを展開します。
・事業間連携による複合提案力の強化
事業間およびグループ企業、パートナー企業との連携を強化し、新たなビジネスモデルや付加価値の創造、および取扱商品の拡充を図ります。
・海外ビジネスの強化
現在の販売拠点を中心として、海外事業拡大に向けた基盤作りと機能強化を図ります。海外における技術品質の向上と、パートナー企業と連携したシステム・ソリューションビジネスの取り組みを強化します。
ⅱ 経営基盤の強化
・公明正大な経営
コーポレートガバナンスを強化し、より健全で透明性と公明性の高い経営を実践します。
全員が高い倫理観を持ち、健全で誠実な事業活動を実践します。
・品質の向上
堅実性と成長性を併せ持った健全な成長とコーポレートガバナンスの強化により経営品質の向上を図ります。
エレクトロニクス技術商社として、お客様の期待と信頼に応えられるよう提案力・システム力の強化により営業品質の向上を図ります。
お客様が求める商品・ソリューションの最適な提供を行い、お客様の企業価値を高めることにより製品品質の向上を図ります。
・人材の育成
専門性や国際性を有する多様な人材を育成するため、採用・教育・評価等、一連の人事制度改革に取り組みます。
・財務体質の更なる強化
キャッシュ・フローを重視した経営を継続し、より一層の財務体質の充実を図ります。
<経営目標数値>目標数値(2017年度)
売上高 1,450億円
経常利益 47億円
基本戦略に基づき強いビジネスモデルの創造に取組み、複合提案や付加価値ビジネスの強化による収益性向上などの成果が出ております。一方、海外ビジネスの停滞や事業投資が実施出来なかった事により、売上高の目標達成は厳しい状況であります。
平成30年3月期の通期連結業績予想は、最新の状況を鑑み、売上高1,270億円、経常利益47億円としております。
(3)経営環境
当社グループを取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果による設備投資に持ち直しの動きが見られ、環境・省エネ需要の継続や工場の自動化に向けた設備需要が増加しておりますが、依然として国際情勢の変化等、景気の下押しリスクが存在しており、先行きは不透明な状況であります。
このような状況下、当社グループは4つの事業領域[FAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイス]で、環境・エネルギー関連分野への取組み、高付加価値なシステム・ソリューションビジネス展開の強化を図っております。生産現場からは自動化やAI・IoTのニーズが高まり、引き合いも多くなっていくはずであり、センサーなどを組み合わせたシステム販売等の需要が高まると予測しております。
国内では東京五輪に向けて、ビル設備やインフラ事業の需要が活況になると見込んでおります。海外においては、ASEANで生産活動を強化する日系企業が増えつつあるので、同地域の事業を強化していきます。
(4)会社の対処すべき課題
当社グループは、経済情勢や事業環境の変化に対応し、カナデングループ長期経営構想-カナデンビジョン
-の実現に向け、カナデングループ理念の実践を基本方針とする3ヵ年中期経営計画『CI・A-3(Challenge & Innovation・Action)』に鋭意取り組んでおります。
中期経営計画では、“Action”「“実績“に結び付ける“行動“」を最重要テーマとし、国内外のグループ企業及びパートナー企業との連携をより一層強化し、強いビジネスモデルの創造を図ってまいります。さらに、公明正大な経営を実践するため、コーポレート・ガバナンス体制をより一層強化するとともに、社員一人ひとりが倫理・遵法意識を高く持ち、健全で誠実な事業活動を実践し、堅実性と成長性を併せ持った「健全な経営」を確実に推し進めてまいります。
【ミッション(使命・存在意義)・ビジョン(目指す姿)】
当社グループは「私たちは、お客様の立場に立って、よきものづくりに支えられた健全で活力ある社会の発展に貢献することを使命とします。この使命を達成するために、全員がたゆまぬ努力と研鑚を積み最高のソリューションを提供することにより、産業界の発展に寄与します」を経営理念とし、さらに「私たちは、それぞれの立場でお客様を最も知る企業となることを目指し、真のエレクトロニクス技術商社としてお客様にトータルメリットを提供できるベストパートナーとしてかけがえのない存在となり、社会の持続的な発展に寄与します」を基本方針としております。
(2)中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標
①カナデン・グループ長期経営構想 -カナデンビジョン
1)私たちは、日本のよきものづくりのために、お客様の立場に立って、最高のソリューションを提供することにより、産業界の発展に貢献します。
2)私たちは、お客様にトータルメリットを提供できるベストパートナーとなるため、真のエレクトロニクス技術商社となることを追求します。
3)私たちは、高い倫理観を持ち、公明正大で透明性のある企業活動を行うとともに、積極的に環境の保全と調和を図ります。
4)私たちは、「お客様に喜ばれ・社会に役立つ」企業となることを目指し、全てのステークホルダーの支持と信頼を獲得するとともに、経済的貢献と社会的責任を両立させることでサステナブル企業として、企業価値を高めます。
5)私たちは、事業環境の変化にしなやかに対応し、「堅実性」と「成長性」を併せ持った「健全な経営」を目指します。
②中長期的な経営戦略
カナデンビジョン
③3ヵ年中期経営計画『CI・A-3(Challenge & Innovation・Action)』
<基本方針>ⅰ グループ理念の実践 「お客様を最も知るベストパートナー」
お客様にトータルメリットを提供できる真のエレクトロニクス技術商社を追求する。
ⅱ 「堅実性」と「成長性」を併せ持った健全経営を目指す
ⅲ コーポレートガバナンスの強化と倫理・遵法の徹底
ⅳ チャレンジ&イノベーション
事業環境の変化に即応した強いビジネスモデルを創造する。
<基本戦略>ⅰ 強いビジネスモデルの創造
・基幹ビジネスの強化とNEWビジネスの拡大
事業環境の変化に対応し、基幹ビジネスを進化させ続けるとともに、成長が期待される環境・エネルギー・省エネおよび先端分野など、社会のニーズに対応する付加価値ビジネスの創出を図り、より強いビジネスモデルを創造します。また、これまで取り組んできたNEWビジネスの創出に向けて行動し、確実な実績をあげていきます。
・システム・ソリューションビジネスの強化
システム技術力とシステム販売体制の強化を図り、お客様目線で高付加価値なシステム・ソリューションビジネスを展開します。
・事業間連携による複合提案力の強化
事業間およびグループ企業、パートナー企業との連携を強化し、新たなビジネスモデルや付加価値の創造、および取扱商品の拡充を図ります。
・海外ビジネスの強化
現在の販売拠点を中心として、海外事業拡大に向けた基盤作りと機能強化を図ります。海外における技術品質の向上と、パートナー企業と連携したシステム・ソリューションビジネスの取り組みを強化します。
ⅱ 経営基盤の強化
・公明正大な経営
コーポレートガバナンスを強化し、より健全で透明性と公明性の高い経営を実践します。
全員が高い倫理観を持ち、健全で誠実な事業活動を実践します。
・品質の向上
堅実性と成長性を併せ持った健全な成長とコーポレートガバナンスの強化により経営品質の向上を図ります。
エレクトロニクス技術商社として、お客様の期待と信頼に応えられるよう提案力・システム力の強化により営業品質の向上を図ります。
お客様が求める商品・ソリューションの最適な提供を行い、お客様の企業価値を高めることにより製品品質の向上を図ります。
・人材の育成
専門性や国際性を有する多様な人材を育成するため、採用・教育・評価等、一連の人事制度改革に取り組みます。
・財務体質の更なる強化
キャッシュ・フローを重視した経営を継続し、より一層の財務体質の充実を図ります。
<経営目標数値>目標数値(2017年度)
売上高 1,450億円
経常利益 47億円
基本戦略に基づき強いビジネスモデルの創造に取組み、複合提案や付加価値ビジネスの強化による収益性向上などの成果が出ております。一方、海外ビジネスの停滞や事業投資が実施出来なかった事により、売上高の目標達成は厳しい状況であります。
平成30年3月期の通期連結業績予想は、最新の状況を鑑み、売上高1,270億円、経常利益47億円としております。
(3)経営環境
当社グループを取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果による設備投資に持ち直しの動きが見られ、環境・省エネ需要の継続や工場の自動化に向けた設備需要が増加しておりますが、依然として国際情勢の変化等、景気の下押しリスクが存在しており、先行きは不透明な状況であります。
このような状況下、当社グループは4つの事業領域[FAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイス]で、環境・エネルギー関連分野への取組み、高付加価値なシステム・ソリューションビジネス展開の強化を図っております。生産現場からは自動化やAI・IoTのニーズが高まり、引き合いも多くなっていくはずであり、センサーなどを組み合わせたシステム販売等の需要が高まると予測しております。
国内では東京五輪に向けて、ビル設備やインフラ事業の需要が活況になると見込んでおります。海外においては、ASEANで生産活動を強化する日系企業が増えつつあるので、同地域の事業を強化していきます。
(4)会社の対処すべき課題
当社グループは、経済情勢や事業環境の変化に対応し、カナデングループ長期経営構想-カナデンビジョン
中期経営計画では、“Action”「“実績“に結び付ける“行動“」を最重要テーマとし、国内外のグループ企業及びパートナー企業との連携をより一層強化し、強いビジネスモデルの創造を図ってまいります。さらに、公明正大な経営を実践するため、コーポレート・ガバナンス体制をより一層強化するとともに、社員一人ひとりが倫理・遵法意識を高く持ち、健全で誠実な事業活動を実践し、堅実性と成長性を併せ持った「健全な経営」を確実に推し進めてまいります。