有価証券報告書-第151期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/29 14:12
【資料】
PDFをみる
【項目】
122項目
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「最上質な商品・サービス・技術を、感謝の心を込めて提供し、“夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』を創ります。」を使命に掲げ、全天候型持続・成長可能企業になるために、主に「新車販売」「中古車販売」「アフターセールス」の3つのビジネスを通じてお客さまの豊かなカーライフをサポートし、お客さまとのゆるぎない信頼関係を永続的に築くことを目指しております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、2024年3月期から2025年3月期までの2期間を対象とする新中期経営計画2024「Gear up for the Future」を策定し、最終年度である2025年3月期の目標として、以下の指標を掲げております。
目標経営指標2025年3月期目標
(新中期経営計画2024最終年度)
総経費率80.0%以下
営業利益率5.0%以上
ROA6.0%以上

(3)経営環境及び中長期的な経営戦略
当社グループは、新中期経営計画にて、将来のビジネス環境が不透明な状況下、構造改革の推進による「既存」ビジネスの更なる強化と「新たな収益源」の積み増しを実現し、収益基盤の多様化を推進します。詳細については以下のとおりとなります。
①新車販売力強化とサービス生産性向上
デジタルマーケティング、コールセンター等の活用により、多様化するお客さまのニーズに対応し、また既納先のお客さまへのフォローを充実させ販売機会の拡大を図ってまいります。
サービス部門においては、標準作業手順の浸透と定着、1台毎時間を定めた作業計画の策定等により生産効率向上を図ってまいります。
また、店頭納車比率・来店率向上に向けた取組の継続により、新車・サービス一体となった来店型店舗運営を定着させ、更なるセールス販売効率、サービスの生産性向上を実現してまいります。
②成長の柱としての中古車事業の大幅な拡大
お客さまの多様なニーズに応えるため仕入、商品化プロセスの見直しによる商品化時間の短縮及び更なる商品量の拡大を図ってまいります。
また、当社グループの中古車販売専業事業であるBS(ブランドスクエア)のブランディングとデジタルマーケティングの推進により、新規顧客の集客率向上を図るとともに、オンライン販売のプロセスと体制を確立し、非対面販売ニーズの高まりに応えることで、成長の柱としての事業の拡大を進めてまいります。
③業務効率改善と低重心経営の継続
将来の店舗網を意識した、全社優先順位に基づく投資計画の実行、低収益・低効率拠点の経営改善や経費のモニタリングによるコスト抑制の徹底を行い、低重心経営を継続します。また、ITシステムの情報セキュリティ対応強化によるレピュテーションリスク等の低減、データドリブン経営を実現し、意思決定の迅速化等、攻めと守りの両輪でのDX推進により経営基盤の強化、業務効率の向上を図ってまいります。
④新たな収益源の積み増し
既存ブランドとのシナジーが期待できる新規ブランドの取り扱いによる顧客層及びグループ収益の拡大、中古車専業店への投資・買収、輸出事業への進出による事業拡大を目指してまいります。
また、EV車両比率の増加、運転支援装置の普及や移動サービスの進展等、当社グループを取り巻く業界構造変化がもたらす成長領域の内、ヤナセの既存事業と親和性が高く、シナジー効果が期待できる分野に注力して、新たなビジネス創出による収益源の確保を追求してまいります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題
今後のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症との共存が進む中、内需拡大による企業の設備投資の増加、賃上げに伴う実質所得の拡大や雇用者数の増大により個人消費の持ち直しが景気回復に寄与することが期待されますが、資源価格の上昇に伴う物価高や欧米各国の金融引き締めによる世界的な景気後退が懸念されるなど、わが国の景気を下押しする様々なリスクを抱えており、依然として先行きが不透明な状況となっております。
このような状況下、当社グループといたしましては、新車販売事業においては、引き続き半導体不足等に伴う入荷遅延が一定程度発生し、販売活動に支障を来たすと予測されるものの、主力のメルセデス・ベンツ車においては本年度に投入された新型SUVモデルの「GLCクラス」の新車効果が持続することが期待されるため、着実に受注を積み上げ、売り上げ拡大に尽力してまいります。また、当社取扱い車種のオーナー限定WEBサイトにおいては、お客さまにニーズに合致した各種イベントを企画するとともに開催エリアを拡大させて、更なるお客さまとの関係性強化に努めてまいります。
中古車販売事業においては、査定システムの改良を行い、オークション相場をより正確に反映した価格競争力のある査定額をお客さまへ提示して商品量の確保に鋭意取り組むとともに、小売りにおいては競合他社の動向を踏まえ、従来以上に機動的な価格設定を実施し販売台数の増大を目指します。また、ヤナセブランドスクエアについては、「ネットギャラリー」で購入された車両を自宅まで配送するサービスを地域限定で新たに開始するなど、お客さまの利便性向上に努めてまいります。そして、保険拡販や付属品販売にも注力し、中古車販売事業の更なる収益拡大に邁進してまいります。
アフターセールス事業においては、作業工程の可視化・共有化を更に深化させるとともに、入出庫時における手続書類の電子化に取り組み、お客さまの負担軽減ならびに業務効率の改善を図ってまいります。また、工場内における整備員の作業動線の見直しを推し進め、更なる生産性の向上にも努めます。板金塗装部門においては、メーカー認定工場資格の取得拡大のほか、社外ネットワーク工場を中古車販売事業のサービス網として活用する取り組みを一段と前進させて、一般整備需要の取り込みも図ってまいります。部品外販部門においては、将来における故障診断機器の需要の高まりに応えるべく、一般整備事業者に対して積極的な営業活動を行い、受注件数の増大に尽力してまいります。
そして、新中期経営計画2024「Gear up for the Future」に基づき、DX戦略の更なる推進によりデータ活用基盤の強化や業務効率の向上を図るほか、経費管理についても全社を挙げて徹底し、併せて将来を見据えた新たな収益源の構築にも取り組んでまいります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。