有価証券報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/26 12:04
【資料】
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【項目】
133項目

有報資料

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、核心的価値観である「全員経営の精神(創業の精神)」のもと、新たな「パーパス」「ビジョン」及び「行動指針」を以下のとおり定め、経営を行っております。
<パーパス>ともに、動かそう。
社会を、突き動かそう。
ともに、次のステージへ。
<ビジョン>わたしたちは、創業以来、時代の潮流を捉え、市場を開拓し、
あらゆる課題に社員全員で挑戦してきた。
次のステージに向けて、これからも、企業が抱える課題を解決することにとどまらず、粘り強く誠実に提案し続けることで、社会の役に立ち、時代をともに突き動かしていく。
社員ひとりひとりが、ヒト・モノ・技術・アイデアを越境させ合いつなぐことで、わたしたちらしく成長し、事業を拡張し、社会に貢献していくのだ。
<行動指針>開拓力 わたしたちは、時代の機運を捉えて未来の可能性に挑み、
顧客と自らの成長を実現していきます。
共創力 わたしたちは、縦・横・斜めの境界を超えた協業により、新たな価値を生み出していきます。
突破力 わたしたちは、粘り強く、主体的に行動することで、前例のない結果と成果を成し遂げます。
誠実 わたしたちは、社会や顧客の課題に誠実に向き合い、信頼を得ることで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
闊達 わたしたちは、ひとり一人の価値観を尊重し、対話ができ、 自由闊達に働ける環境づくりに努めます。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、経営戦略の遂行にあたり、グループ資産の効率的活用と株主資本に対する収益性を重視し、それぞれROAとROEを重要な経営指標として掲げ、グループ経営を効率的に推進し、企業価値の最大化を目指してまいります。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、2024年度から2027年度の第7次中期経営計画を策定し、2024年度より開始しております。この中期経営計画の実行を通じて、より効率的な経営体制の構築と持続的な成長を目指してまいります。創業80周年を迎える2027年度(最終年度)には、グループ連結売上高1,000億円、営業利益100億円を目標として設定しています。
(4) 会社の対処すべき課題
第7次中期経営計画の初年度となる当連結会計年度においては、売上高は、既存事業の堅調な拡大と2023年にM&Aで加わったグループ会社の通期での収益貢献により、大幅な増収となりました。一方で営業利益は、計画を上回るものの、為替影響や物価高によるコスト上昇などに伴い前年をやや下回る結果となりました。
このような環境の中、持続的に成長するグループに変革すべく、全社的な取り組みを進めております。
意識改革(ソフト改革)としては、当社グループの革新的価値観である「全員経営の精神」のもと、新たなパーパス・ビジョン・行動指針を制定し、グループ社員が一丸となって「事業開発型商社グループ」(社会・顧客の課題を能動的に発見、その課題を解決する当社グループならではの商材やソリューションを創造性をもって開発し、顧客の事業基盤・インフラの維持・発展に貢献していくグループ)を目指してまいります。 組織構造改革(ハード改革)としては、中期経営計画に基づき「経営プラットフォームの整備」と「セグメント経営の導入」を推進しております。
「経営プラットフォームの整備」については、当社グループ会社のコーポレート部門やその機能を当社に段階的に移行しており、2025年10月までに当社への集中化を行います。「経営プラットフォーム」では、単に効率化を図るのではなく、グループ全体の総合力を生かす経営のオペレーションシステムの構築を目指します。
「セグメント経営の導入」については、立ち上げ準備期間を経て、2025年4月に、セグメント経営を実行する体制として、当社内にセグメントCEO及びセグメント戦略企画部を配置しました。セグメントに所属するグループ会社の既存事業の磨き上げ、セグメントのビジネス領域における新規事業の創出を実現し、セグメントでの成長発展を目指してまいります。
また、セグメント別での事業上の課題は次のとおりです。
「エネルギーインフラ」セグメントは、TBグローバルテクノロジーズ株式会社と東京貿易メカニクス株式会社で構成されております。関連するエネルギー産業において長期的なエネルギートランジションが進む中、当セグメントの事業の強み・シナジー・リソース等を最大限に活用し、持続的な成長を支える効率的な組織構造を築き上げることが重要と考えております。また、当セグメントの使命は、持続可能なエネルギー社会の未来を見据え、新たなアプリケーション開発や自動化・電動化・遠隔監視などの新技術によるソリューションを通じて、顧客の成功を確実にすることです。エネルギーとテクノロジーの融合した革新的なソリューションによって、エネルギー分野の未来をリードしてまいります。
「イメージソリューション」セグメントは、まずは株式会社ティービーアイ1社からのスタートとなりますが、事業領域の拡大とともに内外の知見を広く求め、アライアンスも活用したソリューションを提供し、事業拡大に臨んでまいります。当セグメントは、時代の求めに応じて常に変化し、世界から商材とテクノロジーを求め、社会課題解決を目指します。特に少子高齢化に伴うDX化をビジネスターゲットとして、AIテクノロジーを主軸とし、クラウド化とIoT化を推進いたします。注力事業領域の「監視ビジネス」「音声・新規事業」「最先端技術開発」の3つのエンジンで、セグメントの持続的な成長を実現し、社会課題に挑戦してまいります。
「マテリアルサプライ」セグメントは、東京貿易マテリアル株式会社、東京貿易(中国)有限公司に加え、2023年に当社グループに加わったTB播州電装株式会社、PT. BANSHU ELECTRIC INDONESIAと日本アドバンスロール株式会社で構成されております。当セグメントの目指す姿は“ものづくりを支える差別化された商材・サービスをターゲット市場のサプライチェーンにおいて幅広く供給し、世界を舞台に製造業の発展に貢献する”ことです。またセグメント内外でのシナジー効果を深掘し、国内のみならず海外市場への展開をさらに加速していきます。特にインド、インドネシア、中国を中心としたアジア地域での拡販・取り組みを強化し、セグメント内各社が持つ既存の商材に留まらず、DXや資材調達を通じてシナジー効果を創出し、当セグメントとしての総合力向上を目指してまいります。
「スマートマニュファクチャリング」セグメントは、東京貿易テクノシステム株式会社(以下、TTS)と海外現地法人5社で構成されております。中核会社であるTTSでは、顧客における価値向上を目指し、測定データの利活用にビジネスのウェイトを移すなど、新たなビジネスモデルを構築し、成長戦略を推進しています。新しい技術や考え方を積極的に取り入れ、変化を大きなチャンスと捉えることで、スマート化が進んでいない製造業の顧客にも革新的な展開の余地を見出しています。これらの可能性を現実の成果へとつなげるため、ダイナミックかつグローバルな手段を講じ、TTSが有する優良顧客と優秀な人材を基盤に、当セグメントのビジネスを飛躍的に成長させてまいります。
当社グループは第7次中期経営計画の実行・実現を通じ、さらなる発展を目指し、変化する市場環境に適応しながら、お客様・社会に大きく貢献してまいります。

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