有価証券報告書-第77期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/28 10:04
【資料】
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【項目】
132項目
当社においては、「平成30年度経営計画」及び「中期5カ年ビジョン(平成26年度~30年度)」の実績等を踏まえ、「令和元年度経営計画」及び新「中期5カ年ビジョン(令和元年度~5年度)」を策定し、以下の課題に取り組むこととしております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(令和元年度経営の基本方針)
①工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
グループ企業の連携を更に密なものとし、鹿島工場ほかの潜在生産能力の適切な維持・強化を推進します。また、三菱ケミカル㈱から合成アルコールの適正数量の購入を確保します。
②工業薬品等の安定供給の確保
継続取引先の需要増に対応し、安定供給のために製造、出荷体制の更なる整備を進めます。
③船橋事業所の製造作業内製化及び設備整備
これまで日本アルコール物流㈱に作業委託していた船橋事業所の構内作業を、自ら実施することとし、この新体制への移行を円滑に行います。また、生産増強を行うための改修工事等を実施します。
④組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役会及び監査役会の更なる活性化、業務執行会議の充実を図り、また、ベテラン社員の積極的活用、グループ新規採用の増員、グループ企業間人事交流の推進、研修の充実等人材力の強化を図ります。さらに、新社宅の着実な建設、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大、帰省助成制度の整備等働きやすい職場環境づくりに努めます。
⑤品質・製造管理体制の強化
分析作業に関し、各試験室共通の「手分析の基礎手引」を作成します。また、新神戸事業所及び広島支店において、工業薬品等に係るISO14001認証取得を目指します。さらに、設備点検マニュアルに基づいた設備点検の本格的な実施に取り組みます。
(備考1)平成30年度経営計画の実績
①工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
需要の変動に即応し、臨機に製造数量や出荷地の変更、船回送計画の見直し等を実行し、安定供給に努めました。その結果、台風21号及び北海道胆振東部地震により影響を受けた顧客に対し、迅速に出荷を行うなどを実現しました。
②工業薬品等の安定供給の確保
継続取引先への出荷量の増大に対応し、広島支店に製造タンクと貯蔵タンクを整備し、出荷体制の強化を行いました。
③組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役2名、監査役1名をそれぞれ増員しました。また、グループの新規採用人数は減少したものの、新人事制度の下、ベテラン社員の活用、専門社員の採用を実施しました。また、新社宅の建設準備、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大等働きやすい環境づくりに努めました。
④品質・製造管理体制の強化
分析作業に関し、各試験室共通の「機器分析の基礎手引」を作成しました。また、広島支店において工業薬品等に係るISO9001の認証を取得しました。さらに、新神戸事業所において、設備点検マニュアルによる設備点検の試行を開始しました。
⑤震災対策の強化
グループ企業の基幹システムの一部を大阪支店へ移設し、首都または関西地域の直下型地震等の緊急時において、当社の基幹システムサーバと相互バックアップ対応ができるようにしました。
⑥新たな中期ビジョンの策定
グループの更なる発展を目指し、工業用アルコールの安定供給基盤の質的強化を柱とする新たな中期5カ年ビジョン(令和元年度~5年度)を策定しました。
(備考2)中期5カ年ビジョン(令和元年度~5年度)の概要
①基本方針
工業用アルコールの市場の変化に更に柔軟に対応できる製造・出荷体制を構築し、工業用アルコールの安定供給の要の地位を確立することを主たる目標とします。とりわけ、鹿島工場においては予備系列(300KL/日)を増強し、供給力二重化を図ります。
②グループ利益目標と利益処分の方向
ⅰ)グループの利益目標
会 社 名利益目標
日本アルコール販売㈱年間30億円の営業利益の確保
日本アルコール産業㈱年間6億円の営業利益又は年間12億円のEBITDAの確保
日本合成アルコール㈱年間1.5億円の営業利益の維持
信和アルコール産業㈱年間2.5億円の営業利益の確保
日本アルコール物流㈱年間1.2億円の営業利益の維持
アルコール海運倉庫㈱年間0.4億円の営業利益の維持

ⅱ)グループの配当方針
安定配当の継続を基本とします。ただし、特殊事情のある会社については期間中、配当を見送ることとします。
会 社 名安定配当の目安
日本アルコール販売㈱1株当たり7円の安定配当を継続
日本アルコール産業㈱1株当たり1,000円の安定配当を継続
日本合成アルコール㈱1株当たり15円の安定配当の開始及び継続
信和アルコール産業㈱本ビジョン期間中は配当見送り
日本アルコール物流㈱
アルコール海運倉庫㈱
引き続き配当見送り

ⅲ)グループ設備投資、大口修繕の見通し
本ビジョン期間中において当社グループは、合計約240億円の設備投資及び大口修繕を実施する見通しとなっています。とりわけ日本アルコール産業㈱の鹿島工場で計画されている大型投資については、グループ企業が協力し、本ビジョン計画期間の利益の相当部分を積み立て、全額自己資金で賄うとともに、その償却負担は極力合理化努力等で吸収し、お客様の負担を回避すべく努力します。

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