有価証券報告書-第92期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1)経営の基本方針
当企業集団一丸となって経営目標を達成すべく、以下の4つの視点を重視し活動してまいります。
①継続性の視点
・外部環境に左右されず、継続性を第一にぶれない計画の立案
・独自のサービスやプロダクトの提供を軸に、投資領域の創出と組織拡大にチャレンジ
・ベトナムとの連携によるビジネス領域の拡大
②RCMの視点
・危ない事・物の「見える化」に努め、健康な組織づくりと安心で安全な働きやすい環境の整備
③キャリアビジョンと月次成果の視点
・働きがいのある組織づくり
個人のキャリアビジョンと部門目標とを両立させるキャリアパスの構築
④仕事スタイル変革の視点
・流出防止から未然防止への転換を図り、業務の整流化と標準化によるサイクルタイム革新にチャレンジ
・ベトナム子会社各社との業務プロセスの密結合の実現
次にセグメント別の今後の重点施策についてご説明申しあげます。
<化学品関連事業>①国内における化成品販売については、化成品や受託製造を組み合わせた複合提案ならびに地域横断的な活動を展開することで新規ビジネス・新規顧客の獲得を図るとともに、さらなるエリア開拓に努めてまいります。
②機能性素材の受託製造については、当社ベトナム子会社Aureole Fine Chemical Products Inc.が保有する2つの工場を武器に、自社開発製品の拡販を推進するとともに、新規ビジネスの発掘に努めてまいります。触媒・機能性樹脂・農薬中間体の受託製造については、高い技術力を保有する国内パートナー企業との協業により、新規ビジネスの獲得を推進してまいります。
③医薬品原薬製造は、製剤メーカー各社のニーズを早期に把握するため新たに薬事統制部を設置するとともに、コスト競争力、品質および開発スピードの向上を図り、より付加価値を追求できる高品質な医薬品原薬の新規開発に注力してまいります。また、既存の医薬品原薬については、競争優位性のある品目に特化するとともに、パートナー企業との協業を推進してまいります。さらに、富山八尾工場でのさらなる増産に向けたスケールアップ、新製法の確立および生産効率の追求にも取り組んでまいります。安心安全な環境作りを最優先事項として取り組むとともに、日米EU医薬品規制調和国際会議によって協議・作成された品質に関するガイドラインのうち「原薬の開発と製造」に関する指針の考え方に準拠すべく、上流工程である原材料管理をこれまで以上に厳格に行う体制整備も進めてまいります。
④ベトナムにおける化成品販売については、北部および南部双方において既存顧客のシェア拡大に努めるとともに、日系企業およびその他外資系企業を中心に新規顧客獲得に注力してまいります。さらに、保有設備の生産能力増強を図るとともに、自社製品の拡販にも努めてまいります。
<空調設備工事関連事業>①首都圏は、一級建築士事務所としての幅広いソリューション提案を強みに受注拡大を図るとともに、住宅設備機器関連部門との協業によりオフィスビル等の元請・複合型リニューアル工事にも積極的に取り組んでまいります。
北陸地区においても、一級建築士事務所としてエンドユーザーの顔が見えるユーザーダイレクト提案活動に注力するとともに、地域に密着し当企業集団の総合力を活かした営業活動を展開することで受注獲得に努めてまいります。
②施工現場の負荷低減と中長期的なリードタイムの短縮を目的として、ICTの活用により、施工現場からバックオフィスへの業務の移管ならびに現場業務と事務所業務のスピーディーな連携に貢献する施工管理業務システムの構築を推進してまいります。
③当社ベトナムCAD設計・積算子会社Aureole Construction Software Development Inc.(以下ACSD社と略します)では、3次元データによる建物の統括的な管理を可能にするBuilding Information Modeling(以下BIMと略します)に対応できる技術者の育成に取り組んでおります。ACSD社と当社BIM推進室および技術部門が連携し、従来は施工現場で担っていた設備の納まり等の検討業務を設計の上流工程に前倒しすることにより、施工現場にやさしい設計を実現してまいります。
<樹脂・エレクトロニクス関連事業>①自動車メーカーの新興国展開により、車載製品の現地調達率向上への取り組みが強化されるとともに、性能・品質・コストへの要求も一層高まっており、競争環境はより厳しくなっていくことが想定されます。このようななか生産効率の向上を図るべく、広島・ベトナムのトライアルセンターでの生産準備活動の徹底による「良品しかつくれない製造工程」を構築するとともに、金型製造のさらなる内製化によるコスト削減ならびに量産工程の自動化を進めてまいります。
②本年8月に増築工事を完了するADMS社および富士通㈱より出資持分を取得することを決定したFujitsu Computer Products of Vietnam, Inc.(以下FCV社と略します)では、当社グループが保有する樹脂成形技術と富士通グループが保有する電子製品技術に対する知見を集約し、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニット組立および最終検査までの一貫生産体制をさらに強化してまいります。
また、協業を従来以上に加速させ、需要が今後ますます拡大していくと予想される樹脂成形品に電子製品を組み合わせた複合ユニット製品の本格生産ならびに樹脂成形品の新規大型案件に取り組んでまいります。
<情報システム関連事業>①アウトソーシング事業は、当社子会社コンフィデンシャルサービス㈱を軸に、顧客課題に対応した独自サービスの創出を図ってまいります。さらに、情報セキュリティ格付「AAAis(トリプルA)」を取得しているIDC(インターネットデータセンター)を最大限に活用するとともに、パートナー企業との連携強化を図り受注拡大に努めてまいります。
②「POWER EGG®」は、品質向上に努めるとともに競争力のある製品・サービスを継続的に提供すべく、計画的に機能強化を行ってまいります。さらに、パートナー企業との協業のもと、企業が目指す「働き方改革」を切り口に民間企業や金融機関など様々な業種へのアプローチを推進し、新規顧客の獲得に注力してまいります。
③オフショア開発は、当社ベトナム子会社Aureole Information Technology Inc.において、システムインテグレーション、「POWER EGG®」および当企業集団の社内システムの開発のスピード化とコストダウンに貢献してまいります。さらに、パートナー企業と連携し当企業集団以外の日本企業からのオフショア開発案件に注力する一方で、ベトナム現地日系企業からのシステム開発案件の受注拡大に努め、新たな付加価値を創造しベトナムにおけるブランド力の向上を図ってまいります。
④システムインテグレーションは、品質管理、進捗管理の徹底による採算の改善に努めるとともに、当企業集団のオリジナルソリューションである「アウトソーシング」、「POWER EGG®」および「ベトナムオフショア開発」を武器に、既存顧客への中長期的視点に立った提案ならびにパートナー企業との協業による新規顧客の獲得を図り、ソリューションビジネスの拡大に注力してまいります。
<エネルギー関連事業>①産業用燃料は、引き続き元売り会社との緊密な連携を図って新規顧客開拓および既存顧客への増販策を展開するとともに、環境・省エネ改善を目的とした燃料転換および省エネ設備・環境対応設備の拡販に注力してまいります。
②民生用LPガスは、引き続き集合住宅を中心とした新規顧客開拓に加えて、直需先としての戸建・業務用の顧客獲得に努めるとともに、技術サービス部隊の技術力、営業力の強化を図り、ガス関連機器に留まらず空調・電気設備工事および水廻りリフォーム工事をもワンストップで提供することにより、新たな需要の拡充を図ってまいります。
<住宅設備機器関連事業>①首都圏について、当社子会社㈱インフィルは、一級建築士事務所として永年培ってきたディベロッパー、ゼネコンおよび設計事務所との信頼関係を武器に非住宅の新築・リニューアル案件獲得に努めるとともに、空調設備工事関連部門との協業のもと、空調・給排水衛生設備工事の案件を発掘し、事業間シナジーを高めてまいります。また、昨年11月にリニューアルオープンしたオーダーメイドキッチン・洗面化粧台・システム収納等、当社グループが培ってきたモノづくりへのこだわりを体感できる東京ショールームや住宅展示場を活用した高級マンション・戸建物件への営業活動を推進し、オリジナル製品の拡販に努めてまいります。㈱インテンザは、エンドユーザーの生活に密着した製品開発に注力するとともに、品質改善を行い、『INTENZA』ブランドの認知度向上に努めてまいります。
②北陸地区について、当社子会社三谷産業コンストラクションズ㈱は、空調設備工事および住宅設備機器の複合提案を推進するとともに空調機器メーカー、住宅設備機器メーカーとの協業による案件発掘に努めてまいります。さらに、「暮らし快適サポート隊」を軸にエンドユーザー向け住環境丸ごとサービスの提供やお客様にとって最適な住宅リフォームを提案する地域密着型サービス『ラクだ』ブランドの浸透を図ってまいります。
当企業集団一丸となって経営目標を達成すべく、以下の4つの視点を重視し活動してまいります。
①継続性の視点
・外部環境に左右されず、継続性を第一にぶれない計画の立案
・独自のサービスやプロダクトの提供を軸に、投資領域の創出と組織拡大にチャレンジ
・ベトナムとの連携によるビジネス領域の拡大
②RCMの視点
・危ない事・物の「見える化」に努め、健康な組織づくりと安心で安全な働きやすい環境の整備
③キャリアビジョンと月次成果の視点
・働きがいのある組織づくり
個人のキャリアビジョンと部門目標とを両立させるキャリアパスの構築
④仕事スタイル変革の視点
・流出防止から未然防止への転換を図り、業務の整流化と標準化によるサイクルタイム革新にチャレンジ
・ベトナム子会社各社との業務プロセスの密結合の実現
次にセグメント別の今後の重点施策についてご説明申しあげます。
<化学品関連事業>①国内における化成品販売については、化成品や受託製造を組み合わせた複合提案ならびに地域横断的な活動を展開することで新規ビジネス・新規顧客の獲得を図るとともに、さらなるエリア開拓に努めてまいります。
②機能性素材の受託製造については、当社ベトナム子会社Aureole Fine Chemical Products Inc.が保有する2つの工場を武器に、自社開発製品の拡販を推進するとともに、新規ビジネスの発掘に努めてまいります。触媒・機能性樹脂・農薬中間体の受託製造については、高い技術力を保有する国内パートナー企業との協業により、新規ビジネスの獲得を推進してまいります。
③医薬品原薬製造は、製剤メーカー各社のニーズを早期に把握するため新たに薬事統制部を設置するとともに、コスト競争力、品質および開発スピードの向上を図り、より付加価値を追求できる高品質な医薬品原薬の新規開発に注力してまいります。また、既存の医薬品原薬については、競争優位性のある品目に特化するとともに、パートナー企業との協業を推進してまいります。さらに、富山八尾工場でのさらなる増産に向けたスケールアップ、新製法の確立および生産効率の追求にも取り組んでまいります。安心安全な環境作りを最優先事項として取り組むとともに、日米EU医薬品規制調和国際会議によって協議・作成された品質に関するガイドラインのうち「原薬の開発と製造」に関する指針の考え方に準拠すべく、上流工程である原材料管理をこれまで以上に厳格に行う体制整備も進めてまいります。
④ベトナムにおける化成品販売については、北部および南部双方において既存顧客のシェア拡大に努めるとともに、日系企業およびその他外資系企業を中心に新規顧客獲得に注力してまいります。さらに、保有設備の生産能力増強を図るとともに、自社製品の拡販にも努めてまいります。
<空調設備工事関連事業>①首都圏は、一級建築士事務所としての幅広いソリューション提案を強みに受注拡大を図るとともに、住宅設備機器関連部門との協業によりオフィスビル等の元請・複合型リニューアル工事にも積極的に取り組んでまいります。
北陸地区においても、一級建築士事務所としてエンドユーザーの顔が見えるユーザーダイレクト提案活動に注力するとともに、地域に密着し当企業集団の総合力を活かした営業活動を展開することで受注獲得に努めてまいります。
②施工現場の負荷低減と中長期的なリードタイムの短縮を目的として、ICTの活用により、施工現場からバックオフィスへの業務の移管ならびに現場業務と事務所業務のスピーディーな連携に貢献する施工管理業務システムの構築を推進してまいります。
③当社ベトナムCAD設計・積算子会社Aureole Construction Software Development Inc.(以下ACSD社と略します)では、3次元データによる建物の統括的な管理を可能にするBuilding Information Modeling(以下BIMと略します)に対応できる技術者の育成に取り組んでおります。ACSD社と当社BIM推進室および技術部門が連携し、従来は施工現場で担っていた設備の納まり等の検討業務を設計の上流工程に前倒しすることにより、施工現場にやさしい設計を実現してまいります。
<樹脂・エレクトロニクス関連事業>①自動車メーカーの新興国展開により、車載製品の現地調達率向上への取り組みが強化されるとともに、性能・品質・コストへの要求も一層高まっており、競争環境はより厳しくなっていくことが想定されます。このようななか生産効率の向上を図るべく、広島・ベトナムのトライアルセンターでの生産準備活動の徹底による「良品しかつくれない製造工程」を構築するとともに、金型製造のさらなる内製化によるコスト削減ならびに量産工程の自動化を進めてまいります。
②本年8月に増築工事を完了するADMS社および富士通㈱より出資持分を取得することを決定したFujitsu Computer Products of Vietnam, Inc.(以下FCV社と略します)では、当社グループが保有する樹脂成形技術と富士通グループが保有する電子製品技術に対する知見を集約し、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニット組立および最終検査までの一貫生産体制をさらに強化してまいります。
また、協業を従来以上に加速させ、需要が今後ますます拡大していくと予想される樹脂成形品に電子製品を組み合わせた複合ユニット製品の本格生産ならびに樹脂成形品の新規大型案件に取り組んでまいります。
<情報システム関連事業>①アウトソーシング事業は、当社子会社コンフィデンシャルサービス㈱を軸に、顧客課題に対応した独自サービスの創出を図ってまいります。さらに、情報セキュリティ格付「AAAis(トリプルA)」を取得しているIDC(インターネットデータセンター)を最大限に活用するとともに、パートナー企業との連携強化を図り受注拡大に努めてまいります。
②「POWER EGG®」は、品質向上に努めるとともに競争力のある製品・サービスを継続的に提供すべく、計画的に機能強化を行ってまいります。さらに、パートナー企業との協業のもと、企業が目指す「働き方改革」を切り口に民間企業や金融機関など様々な業種へのアプローチを推進し、新規顧客の獲得に注力してまいります。
③オフショア開発は、当社ベトナム子会社Aureole Information Technology Inc.において、システムインテグレーション、「POWER EGG®」および当企業集団の社内システムの開発のスピード化とコストダウンに貢献してまいります。さらに、パートナー企業と連携し当企業集団以外の日本企業からのオフショア開発案件に注力する一方で、ベトナム現地日系企業からのシステム開発案件の受注拡大に努め、新たな付加価値を創造しベトナムにおけるブランド力の向上を図ってまいります。
④システムインテグレーションは、品質管理、進捗管理の徹底による採算の改善に努めるとともに、当企業集団のオリジナルソリューションである「アウトソーシング」、「POWER EGG®」および「ベトナムオフショア開発」を武器に、既存顧客への中長期的視点に立った提案ならびにパートナー企業との協業による新規顧客の獲得を図り、ソリューションビジネスの拡大に注力してまいります。
<エネルギー関連事業>①産業用燃料は、引き続き元売り会社との緊密な連携を図って新規顧客開拓および既存顧客への増販策を展開するとともに、環境・省エネ改善を目的とした燃料転換および省エネ設備・環境対応設備の拡販に注力してまいります。
②民生用LPガスは、引き続き集合住宅を中心とした新規顧客開拓に加えて、直需先としての戸建・業務用の顧客獲得に努めるとともに、技術サービス部隊の技術力、営業力の強化を図り、ガス関連機器に留まらず空調・電気設備工事および水廻りリフォーム工事をもワンストップで提供することにより、新たな需要の拡充を図ってまいります。
<住宅設備機器関連事業>①首都圏について、当社子会社㈱インフィルは、一級建築士事務所として永年培ってきたディベロッパー、ゼネコンおよび設計事務所との信頼関係を武器に非住宅の新築・リニューアル案件獲得に努めるとともに、空調設備工事関連部門との協業のもと、空調・給排水衛生設備工事の案件を発掘し、事業間シナジーを高めてまいります。また、昨年11月にリニューアルオープンしたオーダーメイドキッチン・洗面化粧台・システム収納等、当社グループが培ってきたモノづくりへのこだわりを体感できる東京ショールームや住宅展示場を活用した高級マンション・戸建物件への営業活動を推進し、オリジナル製品の拡販に努めてまいります。㈱インテンザは、エンドユーザーの生活に密着した製品開発に注力するとともに、品質改善を行い、『INTENZA』ブランドの認知度向上に努めてまいります。
②北陸地区について、当社子会社三谷産業コンストラクションズ㈱は、空調設備工事および住宅設備機器の複合提案を推進するとともに空調機器メーカー、住宅設備機器メーカーとの協業による案件発掘に努めてまいります。さらに、「暮らし快適サポート隊」を軸にエンドユーザー向け住環境丸ごとサービスの提供やお客様にとって最適な住宅リフォームを提案する地域密着型サービス『ラクだ』ブランドの浸透を図ってまいります。