有価証券報告書-第46期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/26 11:03
【資料】
PDFをみる
【項目】
92項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、個人消費が底堅く推移するなか、企業業績や雇用環境の改善が続き景気回復傾向にあります。一方で、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動などにより景気が下振れる懸念材料は依然として残っております。
自動車販売業界におきましては、年度を通しての軽自動車を含めた新車の登録台数は、518万台(前期比2.4%増加)となりました。国産中古車マーケットにつきましては、軽自動車を含めた中古車登録台数は687万台(同1.7%増加)、外国メーカー車の新車登録台数は、30万台(同1.7%増加)となりました。
このような状況下、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,493百万円増加し、59,513百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,190百万円増加し、19,132百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,302百万円増加し、40,381百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高88,068百万円(前期比11.3%増加)、営業利益5,821百万円(同20.5%増加)、経常利益5,927百万円(同18.3%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益4,116百万円(同18.0%増加)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
国産車販売事業輸入車ディーラー事業
売上高営業利益売上高営業利益
平成30年3月期33,9372,50554,1302,958
平成29年3月期32,0022,32447,1442,231
増減率6.0%7.8%14.8%32.5%

②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高(以下「資金」という。)は、12,099百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりとであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、3,343百万円(前期比2,757百万円増加)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前当期純利益5,988百万円(同976百万円増加)、仕入債務の増加819百万円(同770百万円増加)及び減価償却費1,465百万円(同205百万円増加)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、1,453百万円(前期比1,322百万円減少)となりました。
支出減少の主な要因は、有形固定資産の取得による支出1,513百万円(同1,429百万円減少)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、財務収支は492百万円の支出超過(前期は2,879百万円の収入超過)となりました。
支出超過の主な要因は、長期借入金の返済による支出2,434百万円(前期比488百万円増加)、配当金の支払1,024百万円(同95百万円増加)及び長期借入金による収入3,000百万円(同2,798百万円減少)によるものであります。
③仕入及び販売の実績
a.仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円)
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国産車販売事業24,6317.0
輸入車ディーラー事業58,0159.3
合計82,6478.6

(注)1.セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.販売実績
当連結会計年度の販売状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円)
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国産車販売事業33,9376.0
輸入車ディーラー事業54,13014.8
合計88,06811.3

(注)1.セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記述のうち将来に関する部分は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。なお、「重要な会計方針及び見積り」については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
総資産は、59,513百万円(前期比5,493百万円増加)となりました。これは主に、商品及び製品が1,652百万円、現金及び預金が1,398百万円、機械装置及び運搬具が912百万円、売掛金が503百万円増加したことによるものであります。
負債は、19,132百万円(同2,190百万円増加)となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が819百万円、1年内返済予定の長期借入金が496百万円増加したことによるものであります。
純資産は、40,381百万円(同3,302百万円増加)となりました。これは主に、利益剰余金が3,091百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は、前期に比べ8,921百万円増加の88,068百万円(前期比11.3%増加)となりました。このうち、商品売上高は、前期に比べ7,593百万円増加の73,550百万円(同11.5%増加)となりました。修理売上高は、前期に比べ925百万円増加の7,897百万円(同13.3%増加)となりました。また、手数料収入は、前期に比べ401百万円増加の6,620百万円(同6.5%増加)となりました。
売上原価は、売上増などにより、前期に比べ7,230百万円増加の71,183百万円(同11.3%増加)、販売費及び一般管理費は、人件費、販売費増などにより前期に比べ699百万円増加の11,063百万円(同6.7%増加)となりました。経費率は、前期に比べ0.5ポイント改善し12.6%となりました。
営業利益は、前期に比べ991百万円増加の5,821百万円(同20.5%増加)となり、営業利益率は、前期に比べ0.5ポイント改善し6.6%となりました。
営業外損益は、純収益が前期に比べ76百万円減少の106百万円となり、経常利益は、前期に比べ915百万円増加の5,927百万円(同18.3%増加)となりました。
税金等調整前当期純利益は、前期に比べ976百万円増加の5,988百万円(同19.5%増加)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ628百万円増加の4,116百万円(同18.0%増加)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える最も大きな要因は、国内の自動車販売マーケットの市場動向があげられます。国内の自動車販売につきましては、少子化や自動車に対する嗜好の変化から若年層の自動車離れという構造的な問題もあり、今後も、市場の大きな拡大は見込めませんが、当社グループは「信頼と安心を通じ豊かなカーライフの創造」をグループの経営ビジョンとし、メルセデス・ベンツ等の高級車から国産車まで、新車・中古車を問わずお客様の幅広いニーズにお応えし、充実した保証やアフターサービスの完備等、ご購入後も安心できるカーライフの実現を図ることにより、強固な営業基盤の構築に努めてまいりました。
また、国産車販売事業については、関東圏にとらわれず、より広範囲なエリアでの店舗展開を推進する一方、輸入車ディーラー事業については、商圏に制約はありますが、集客力アップのために積極的な店舗投資を通じ業績拡大に努めております。
当社グループはこれまでも、組織のスリム化と業務の効率化により生産性の向上を図り、総需要が減少する経営環境においても十分な利益を確保できる企業体質の構築に努めております。今後も引続き収益力の強化を図りつつ、店舗網の一層の拡充や純粋持株会社の特徴と当社グループの財務面での強みを活かし、M&Aの積極的な展開及び海外進出も視野に、人材の育成等を通じグループの成長を図ってまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは車両商品仕入れであります。また、設備資金需要としては店舗の新規出店資金、集客力アップのためのリニューアル等の店舗投資等があります。
財務政策
当社グループの事業の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達をおこなっており、運転資金及び設備資金につきましては、当社において一元管理しております。
現状、金融機関からの借入金がありますが、現金及び預金残高が借入金を超過しており、今後も、収益力強化による更なる営業キャッシュ・フローの積上げを図り、強固な財務体質の構築に努めてまいります。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、企業規模のみの追及ではなく、売上高利益率の向上と総資産の効率的な活用を意識した事業運営を志向し「総資産利益率(ROA)」を重要指標として位置付けております。当連結会計年度における「総資産利益率(ROA)」は7.3%(前期比0.4ポイント改善)となりました。引き続き改善されるよう努めてまいります。
e.セグメントごとの財務状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(国産車販売業)
平成28年度に東北・北陸地方に3店舗、平成29年9月には北海道函館市に新規出店した効果もあり、売上高は、前連結会計年度比6.0%増の33,937百万円となりました。セグメントの利益は、経費率の伸びを抑えたことにより、前連結会計年度比7.8%増の2,505百万円となりました。
セグメント資産は、主に現金及び預金の増加により、1,383百万円増加の10,872百万円となりました。
(輸入車ディーラー事業)
売上高は、車両の販売台数・販売単価が順調に増加したことにより、前連結会計年度比14.8%増の54,130百万円となりました。セグメントの利益は、増収の効果により前連結会計年度比32.5%増の2,958百万円となりました。
セグメント資産は、商品及び製品、機械装置及び運搬具、売掛金の増加等により、3,899百万円増加の21,384百万円となりました。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。