有価証券報告書-第53期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/07/02 14:59
【資料】
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【項目】
113項目
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な景気の回復及び日本政府による景気対策や日銀による金融緩和の継続を背景に企業収益や雇用情勢が好転してきており、全体として緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、原油価格の上昇、個人消費の二極分化などから、景気の先行きは不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループの属する宝飾業界は、依然として厳しい経営環境が継続しております。
子会社株式会社バージンダイヤモンドが展開するダイヤモンド(ジュエリー販売)事業では、エンゲージリング及びマリッジリングをメインとした自社ウェブサイトの「Virgin Diamond」、楽天市場の「バージンダイヤモンド専門店」、Yahooショッピングの「バージンダイヤモンド専門店」及びAmazonにおける「バージンダイヤモンド専門店」でのインターネット店舗の出店・販売を中心に、ブライダルジュエリー及びダイヤモンドジュエリーの販売を行っております。インターネット販売においては、積極的に出店・出品を行い、あらためてダイヤモンド専門店として再出発いたしました。
海外子会社の株式会社サハダイヤモンド(ロシア)は、自社研磨による原石加工販売を行っております。前年度からのダイヤモンドの相場の下落は回復が進ままない状況が続き、受注が回復しないまま、工場の稼働率が低下している状況でありました。そのため期を通しての販売は減少しました。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高459百万円(前年同期比66.2%減)、営業損失は90百万円(前年同期は営業損失157百万円)、経常損失は98百万円(前年同期は経常損失287百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失95百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失392百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ダイヤモンド事業)
日本におけるダイヤモンド事業の売上高は68百万円(前年同期比199.8%増)、セグメント損失は11百万円(前年同期はセグメント損失24百万円)となりました。
(ダイヤモンド研磨事業)
海外子会社株式会社サハダイヤモンド(ロシア)の売上高は306百万円(前年同期比75.7%減)、セグメント損失は17百万円(前年同期はセグメント損失36百万円)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業の売上高は83百万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は5百万円(前年同期はセグメント損失7百万円)となりました。
(トレーディング事業)
トレーディング事業の売上高は-百万円(前年同期はセグメント売上高-百万円)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
項目前連結会計年度
(平成28.4.1~平成29.3.31)
当連結会計年度
(平成29.4.1~平成30.3.31)
増減
営業活動による連結キャッシュ・フロー△313百万円42百万円355百万円
投資活動による連結キャッシュ・フロー△170百万円△15百万円155百万円
財務活動による連結キャッシュ・フロー△45百万円△6百万円39百万円
現金及び現金同等物期末残高186百万円205百万円19百万円

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して521百万円減少して186百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少が313百万円(前年同期は397百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失403百万円を計上し、前受金の減少による減少が162百万円、子会社株式売却損益の減少が24百万円、貸倒引当金減少が35百万円あったものの、関連会社整理損による増加が141百万円、たな卸資産の減少による増加が162百万円、売上債権の減少による増加が24百万円、減価償却費の減少による増加が47百万円、為替差益による増加が14百万円あったこと等によるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は170百万円(前年同期は0百万円の減少)となりました。
これは主に連結範囲の変更に伴う子会社株式の売却による支出が170百万円あったこと等によるものです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は45百万円(前年同期は187百万円の増加)となりました。
これは主に短期借入金の純減額が108百万円あったものの株式発行による収入が61百万円あったこと等によるものです。
生産、受注及び販売の実績
(1)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前期比(%)
ダイヤモンド事業(百万円)37528.6%
ダイヤモンド研磨事業(百万円)30527.1%
不動産賃貸事業(百万円)6483.1%
トレーディング事業(百万円)--
合計(百万円)40733.6%

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前期比(%)
ダイヤモンド事業(百万円)68309.1%
ダイヤモンド研磨事業(百万円)30624.3%
不動産賃貸事業(百万円)83107.8%
トレーディング事業(百万円)--
合計(百万円)45933.8%

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで
あります。
相手先前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
サハダイヤモンド(上海)有限公司63746.97316.1
クリスタル生産合同公開型株式会社61145.020645.0

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営陣による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っています。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる事項)」に記載されているとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
当連結会計年度における売上高は459百万円(前年同期比66.2%減)となりました。これは主に海外子会社の株式会社サハダイヤモンド(ロシア)の受注が減少し売上が低下しているためです。
②売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は42百万円(前期比は244.6%増)となりました。これは日本における賃貸事業及びダイヤモンド事業が改善したことによるものです。
③販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は133百万円(前期比21.4%減)となりました。
④営業損益
以上の結果により、当連結会計年度における営業損失は90百万円(前期は157百万円の営業損失)となりました。
⑤経常損益
当連結会計年度における経常損益は98百万円の損失(前期は287百万円の経常損失)となりました。
⑥特別損益
当連結会計年度において特別損失として固定資産売却損13百万円計上(前期比90.5%減)しております。
⑦親会社株主に帰属する当期純損益
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損益は95百万円の損失(前年期は392百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
⑧財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は1,032百万円となり、前連結会計年度末と比較して220百万円減少いたしました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
現金及び預金が18百万円減少、売掛金が17百万円減少、たな卸資産は受注が減少したことにより52百万円減少、前期90百万円あった仮払消費税がなくなったこと等により173百万円の減少となりました。
(負債の部)
買掛金が1百万円、借入金が7百万円、および主としてダイヤモンド相場の下落により受注が減少したため前受金が53百万円減少したこと等により58百万円の減少となりました。
(純資産の部)
資本金が90百万円減資し、資本剰余金と繰越利益剰余金を相殺させ、為替換算調整勘定が35百万円、非支配株主持分が67百万円、減少したこと等により163百万円減少しております。
⑨キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりですが、現金及び現金同等物の残高は186百万円(前期末比521百万円減)と前期末より減少しております。
今後の事業展開を考慮すると決して充分な手持ち資金ではないことから、営業面ではそれぞれの事業により売上高が見込める開拓・再構築を積極的に推進し、営業活動によるキュッシュ・フローの増大を図り、併せて、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減、経営の効率化を図り、財務体質の改善を図ってまいります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く宝飾品事業の環境は非常に厳しく、その需要も決して楽観することはできません。
事業の再構築をさらに推進してまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループとしましては、これらの状況を踏まえて、ロシア連邦サハ共和国産のダイヤモンドを中心とした販売体制作りに徹してまいります。
また、宝飾品販売の拡大を含めたあらゆる施策に取り組み、併せて求め易さを重視した商品開発も進め、幅広い商品を販売してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
営業活動によるキャッシュ・フローにおきましては、商品在庫高圧縮及び小売販売での商品の回転率を向上させ財務体質の改善を行ってまいります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めて
おりますが、ここ数年の世界の宝飾品事業におけるビジネス環境の変化を鑑みますと、当社グループを取り巻く
環境は厳しさを増すことが予想されます。
当社グループとしては、エンドユーザーを意識したインターネットによるファッションジュエリー販売、店舗におけるブライダルジュエリー販売、加えて、海外子会社である株式会社サハダイヤモンド(ロシア)における原石ロットの確保、原石並びに自社研磨による加工販売等、それぞれに合わせた部門を充実させ業績の向上に努めてまいります。
その他、これらと併用してタイムリーな経営判断により事業の拡大を図ってまいります。

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