訂正有価証券報告書-第54期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2020/01/06 16:09
【資料】
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【項目】
130項目
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、トランプ政権が大方の予想に反して、中国製品に新たな追加関税を課したことにより米中貿易戦争が再燃し、戦後最長と言われてきた「好景気」の幕切れは目前に迫っているとの見方が出ています。また、原油価格の上昇、個人消費の二極分化などから、景気の先行きは不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループの属する宝飾業界は、依然として厳しい経営環境が継続しております。
子会社株式会社バージンダイヤモンドが展開するダイヤモンド(ジュエリー販売)事業では、エンゲージリング及びマリッジリングをメインとした自社ウェブサイトの「Virgin Diamond」、楽天市場の「バージンダイヤモンド専門店」、Yahooショッピングの「バージンダイヤモンド専門店」及びAmazonにおける「バージンダイヤモンド専門店」でのインターネット店舗の出店・販売を中心に、ブライダルジュエリー及びダイヤモンドジュエリーの販売を行っております。インターネット販売においては、積極的に出店・出品を行い、あらためてダイヤモンド専門店として再出発いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高27百万円(前年同期比94.2%減)、営業損失は122百万円(前年同期は営業損失90百万円)、経常損失は124百万円(前年同期は経常損失89百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失341百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失81百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ダイヤモンド事業)
日本におけるダイヤモンド事業の売上高は21百万円(前年同期比72.8%減)、セグメント損失は9百万円(前年同期はセグメント損失11百万円)となりました。
(ダイヤモンド研磨事業)
会計方針に記載の通り、株式会社サハダイヤモンド(ロシア)と有限責任会社サハユーロダイヤモンドが連結の範囲から除外されたため、両者が展開するダイヤモンド研磨事業の当期の業績はありません。
(不動産賃貸事業)
会計方針に記載のとおり、株式会社サハダイヤモンド(ロシア)と有限責任会社サハダイヤモンドセンターが連結の範囲から除外されたため、不動産賃貸事業の売上高は5百万円(前年同期比92.8%減)、セグメント損失は△0百万円(前年同期はセグメント利益5百万円)となりました。
(トレーディング事業)
トレーディング事業の売上高は-百万円(前年同期はセグメント売上高-百万円)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
項目前連結会計年度
(平成29.4.1~平成30.3.31)
当連結会計年度
(平成30.4.1~平成31.3.31)
増減
営業活動による連結キャッシュ・フロー70百万円△635百万円△705百万円
投資活動による連結キャッシュ・フロー△39百万円812百万円773百万円
財務活動による連結キャッシュ・フロー△7百万円△99百万円△92百万円
現金及び現金同等物期末残高205百万円283百万円78百万円

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して78百万円増加して283百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少が635百万円(前年同期は70百万円の増加)となりました。これは主に連結範囲の変更による減少509百万円を計上し、有形固定資産の売却による減少が207百万円となったためです。また、たな卸資産の減少による増加が9百万円、仕入債務の減少による増加が19百万円、減価償却費の減少による増加が6百万円あったことによるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の増加は812百万円(前年同期は39百万円の減少)となりました。
これは主に連結範囲の変更による増加が425百万円、有形固定資産の売却による収入増加が387百万円となったこと等によるものです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は99百万円(前年同期は7百万円の減少)となりました。
これは主に短期借入金の返済額が99百万円あったためです。
生産、受注及び販売の実績
(1)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
前期比(%)
ダイヤモンド事業(百万円)4△87.5%
不動産賃貸事業(百万円)6△89.8%
トレーディング事業(百万円)--
合計(百万円)11△97.1%

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
前期比(%)
ダイヤモンド事業(百万円)21△72.8%
不動産賃貸事業(百万円)5△92.8%
トレーディング事業(百万円)--%
合計(百万円)27△94.2%

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで
あります。
相手先前連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
サハダイヤモンド(上海)有限公司7316.1--
クリスタル生産合同公開型株式会社20645.0--

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営陣による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っています。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる事項)」に記載されているとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高当連結会計年度における売上高は27百万円(前年同期比94.1%減)となりました。これは主に会計方針に記載の通り、ロシア子会社4社が連結の範囲から除外されたためであります。
②売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は6百万円(前期比は83.8%減)となりました。これは主に会計方針に記載の通り、ロシア子会社4社が連結の範囲から除外されたためであります。
③販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は129百万円(前期比2.9%減)となりました。
④営業損益
以上の結果により、当連結会計年度における営業損失は122百万円(前期は90百万円の営業損失)となりました。
⑤経常損益 当連結会計年度における経常損益は124百万円の損失(前期は89百万円の経常損失)となりました。
⑥特別損益 当連結会計年度において特別利益として固定資産売却益207百万円計上(前期は13百万円の特別損失)し、特別損失として子会社の支配喪失による損失423百万円を計上しております。
⑦親会社株主に帰属する当期純損益 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は341百万円(前年期は81百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
⑧財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は445百万円となり、前連結会計年度末と比較して587百万円減少いたしました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
現金及び預金が78百万円増加、売掛金が16百万円減少、たな卸資産は16百万円減少、未収入金が23百万円減少、土地が86百万円減少、建物・附属設備が484百万円減少等により587百万円の減少となりました。
(負債の部)
買掛金は19百万円増加いたしました。しかし短期借入金を99百万円返済し、未払金も16百万円減少し、その他4百万円減少したこと等により101百万円の減少となりました。
(純資産の部)
利益剰余金が減少したこと等により465百万円減少しております。
⑨キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりですが、現金及び現金同等物の残高は283百万円(前期末比78百万円増)と前期末より増加しております。
今後の事業展開を考慮すると決して充分な手持ち資金ではないことから、営業面ではそれぞれの事業により売上高が見込める開拓・再構築を積極的に推進し、営業活動によるキュッシュ・フローの増大を図り、併せて、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減、経営の効率化を図り、財務体質の改善を図ってまいります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く宝飾品事業の環境は非常に厳しく、その需要も決して楽観することはできません。 事業の再構築をさらに推進してまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループとしましては、これらの状況を踏まえて、株式会社バージンダイヤモンドを中心とした販売体制作りに徹してまいります。
また、宝飾品販売の拡大を含めたあらゆる施策に取り組み、併せて求め易さを重視した商品開発も進め、幅広い商品を販売してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
営業活動によるキャッシュ・フローにおきましては、商品在庫高圧縮及び小売販売での商品の回転率を向上させ財務体質の改善を行ってまいります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めて
おりますが、ここ数年の世界の宝飾品事業におけるビジネス環境の変化を鑑みますと、当社グループを取り巻く
環境は厳しさを増すことが予想されます。
当社グループとしては、エンドユーザーを意識したインターネットによるファッションジュエリー販売、店舗におけるブライダルジュエリー販売等、それぞれに合わせた部門を充実させ業績の向上に努めてまいります。
その他、これらと併用してタイムリーな経営判断により事業の拡大を図ってまいります。
(7)継続企業の前提に関する重要事象等の分析・検討内容及び今後の対応策
当社グループは、「第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループにおいては、当該状況を解消し早期黒字化を図ることが優先課題であり、主に以下に示す施策を積極的に推進しております。
① 国内は、エンゲージリング、マリッジリングの販売を強化し、あらゆる施策に取り組み、収益拡大に努めます。
② 収益の向上に努めるため、管理コストの徹底した見直し改善を実施します。
③ 顧客サービスを重視した社員教育に取り組み、活力ある人材を育成します。
④ 全ての部門の業務遂行状況、法令等の遵守状況を監査役が監視し、強固なコーポレート・ガバナンス体制を敷いてまいります。
⑤ 営業実績管理の徹底を図り、収益目標を必ず達成してまいります。
当社グループといたしましては、主に以上の施策を実施することにより、利益体質への転換と、事業の資金面での安定化に努めてまいります。

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